大分県の財政

都道府県 人口 1,102,102人(県内市区町村の住民基本台帳人口の合計) 令和6年度(2024年度)決算 県内18市町村の一覧へ ↓
1年間に使ったお金(歳出)
6,598億円
県民1人あたり 59.9万円
借金の残高(地方債)
1兆517億円
1人あたり 95.4万円
貯金の残高(基金)
839億円
1人あたり 7.6万円
財政力指数
0.39
47都道府県で比べた値
ひとことで言うと(AIによる要約)
大分県の令和6年度決算は、自分たちで稼ぐ力を示す財政力指数が0.39と都道府県の中央値0.47より低く、自主財源比率も42.4%と中央値48.8%に比べて低いのが最大の特徴です。一方、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は92.3%と中央値93.8%より良好で、借金返済に充てる実質公債費比率も10.5%と中央値11.0%より低く、この点では健全な状況といえます。ただし、住民1人あたりの借金は95.4万円と中央値82.1万円を上回り、貯金にあたる基金も薄い状況です。人口が2015年度の118万4千人から102万1千人に減少する中で、住民1人あたりの歳出が59.9万円と中央値54.4万円を上回っており、今後の財政運営が課題となります。
1年間に使ったお金(歳出)
6,598億円
住民1人あたり 59.9万円
借金の残高(地方債)
1兆517億円
1人あたり 95.4万円
貯金の残高(基金)
839億円
1人あたり 7.6万円
財政力指数
0.39
1に近いほど自前の財源が多い

財政の健全さ 全国の都道府県での順位

財政力指数同規模より注意
0.39
全国 33位/47(高い順)
同じ規模の中央値 0.47
0.51.0
この指標とは

自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。

経常収支比率
92.3%
全国 16位/47(低い順)
同じ規模の中央値 93.8%
708090100
この指標とは

毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。

実質公債費比率
10.5%
全国 18位/47(低い順)
同じ規模の中央値 11.0%
018 許可制25 早期健全化
この指標とは

収入に対する借金返済の重さ(3年平均)。18%以上で借金に国や県の許可が必要、25%以上で早期健全化団体。

将来負担比率
161.9%
全国 26位/47(低い順)
同じ規模の中央値 159.7%
この指標とは

これから負担する借金などが、1年の標準的な収入の何倍か(%)。市町村は350%以上で早期健全化団体。貯金などで借金を上回っていると「-」(0扱い)。

住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
95.4万円
全国 30位/47(低い順)
同じ規模の中央値 82.1万円
この指標とは

年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。

住民1人あたりの貯金(基金残高)
7.6万円
全国 23位/47(高い順)
同じ規模の中央値 7.3万円
この指標とは

財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。

自主財源比率同規模より注意
42.4%
全国 36位/47(高い順)
同じ規模の中央値 48.8%
この指標とは

収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。

財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
4.0%
全国 37位/47(高い順)
同じ規模の中央値 6.4%
この指標とは

自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。

収入(歳入)の内訳 6,955億円・1人あたり 63.1万円

地方税 23.4%地方譲与税・交付金 4.4%地方交付税 27.5%国の補助金 15.9%借金(地方債) 9.7%寄附金 0.1%その他 19.0%
地方税 23.4%地方譲与税・交付金 4.4%地方交付税 27.5%国の補助金 15.9%借金(地方債) 9.7%寄附金 0.1%その他 19.0%
項目金額1人あたり割合
地方税
住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など)
1,627億円14.8万円23.4%
地方譲与税・交付金
国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など)
309億円2.8万円4.4%
地方交付税
国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由
1,915億円17.4万円27.5%
国の補助金
国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金)
1,107億円10.0万円15.9%
借金(地方債)
その年に新しく借りたお金
672億円6.1万円9.7%
寄附金
ふるさと納税など
4.6億円413円0.1%
その他
使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など
1,321億円12.0万円19.0%

何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり

このまち都道府県の中央値(47団体):グラフの細い線・破線
分野金額1人あたり同じ規模の中央値割合
教育
学校、図書館・公民館、スポーツ施設など
1,224億円11.1万円10.4万円18.6%
福祉(民生費)
高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など
992億円9.0万円8.1万円15.0%
道路・まちづくり(土木費)
道路・橋、公園、下水道、公営住宅など
988億円9.0万円6.6万円15.0%
借金の返済(公債費)
地方債の元金と利子の返済
798億円7.2万円6.5万円12.1%
商工・観光
企業誘致、商店街、観光など
669億円6.1万円5.4万円10.1%
農林水産業555億円5.0万円3.1万円8.4%
役所の運営(総務費)
庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など
343億円3.1万円3.3万円5.2%
警察
都道府県だけ
275億円2.5万円2.6万円4.2%
健康・ごみ(衛生費)
健診・予防接種、ごみ処理など
188億円1.7万円2.0万円2.9%
災害の復旧179億円1.6万円0.3万円2.7%
労働21.7億円1,972円0.1万円0.3%
議会12.4億円1,127円0.1万円0.2%
消防・救急0円0円0.0万円0.0%

福祉(民生費)の内訳

子ども(児童福祉費)
259億円
1人あたり 2.3万円(中央値 1.9万円)
高齢者(老人福祉費)
427億円
1人あたり 3.9万円(中央値 3.4万円)
障害者など(社会福祉費)
289億円
1人あたり 2.6万円(中央値 2.3万円)
生活保護
14.2億円
1人あたり 1,289円(中央値 0.2万円)

お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり

人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 37.4% が義務的経費です。

10年の推移

1人あたりの借金と貯金

借金(地方債残高)貯金(基金残高)
0円25万円50万円75万円100万円2015201620172018201920202021202220232024借金(1人あたり)貯金(1人あたり)

1人あたりの歳出

このまち都道府県の中央値(47団体):グラフの細い線・破線
0円20万円40万円60万円80万円2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

財政力指数

このまち都道府県の中央値(47団体):グラフの細い線・破線
0.350.400.450.502015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

経常収支比率

このまち都道府県の中央値(47団体):グラフの細い線・破線
85%88%90%92%95%98%2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

人口(住民基本台帳)

110.0万112.5万115.0万117.5万120.0万2015201620172018201920202021202220232024人口
年度ごとの数字を表で見る
年度人口歳出総額地方債残高基金残高財政力指数経常収支比率実質公債費比率
令和6年度1,102,1026,598億円1兆517億円839億円0.3992.3%10.5%
令和5年度1,112,8276,767億円1兆597億円840億円0.3792.1%9.8%
令和4年度1,123,5256,994億円1兆668億円812億円0.3792.1%9.1%
令和3年度1,131,1407,314億円1兆735億円817億円0.3887.1%8.6%
令和2年度1,141,7846,844億円1兆556億円651億円0.4094.5%8.6%
令和元年度1,151,2295,708億円1兆348億円613億円0.3995.2%8.8%
平成30年度1,160,2185,739億円1兆269億円699億円0.3994.8%9.4%
平成29年度1,169,1585,614億円1兆300億円808億円0.3893.9%10.0%
平成28年度1,176,8915,550億円1兆347億円871億円0.3794.3%11.3%
平成27年度1,183,9615,486億円1兆405億円886億円0.3693.6%12.7%

大分県の市町村の財政一覧 令和6年度・列の見出しで並べ替え

金額は住民1人あたり。大分県内の財政力指数ランキング・1人あたり借金ランキングも見られます。

市町村人口財政力指数経常収支比率実質公債費比率1人あたり借金1人あたり貯金1人あたり歳出
大分市 市 472,898 0.86 97.0% — 34.9万円 4.6万円 46.7万円
別府市 市 112,115 0.56 97.4% — 34.8万円 10.6万円 56.0万円
中津市 市 81,524 0.52 98.9% — 46.7万円 11.2万円 59.9万円
日田市 市 60,207 0.43 94.8% — 53.9万円 28.1万円 66.9万円
佐伯市 市 64,450 0.35 94.9% — 61.3万円 29.5万円 71.2万円
臼杵市 市 34,895 0.37 92.9% — 70.9万円 26.3万円 66.2万円
津久見市 市 14,980 0.39 93.9% — 72.8万円 28.7万円 83.2万円
竹田市 市 18,917 0.26 96.9% — 84.8万円 39.4万円 104.9万円
豊後高田市 市 21,748 0.32 90.0% — 76.4万円 52.9万円 86.2万円
杵築市 市 26,153 0.34 89.3% — 66.7万円 30.3万円 76.3万円
宇佐市 市 51,972 0.42 98.7% — 59.0万円 19.3万円 71.7万円
豊後大野市 市 31,998 0.29 91.5% — 75.8万円 47.8万円 94.0万円
由布市 市 33,521 0.42 96.2% — 61.9万円 17.2万円 70.7万円
国東市 市 25,074 0.31 95.7% — 83.4万円 63.6万円 102.0万円
姫島村 村 1,711 0.10 91.0% — 173.9万円 267.2万円 167.4万円
日出町 町 27,829 0.58 95.1% — 32.7万円 15.9万円 47.2万円
九重町 町 8,302 0.32 90.2% — 51.5万円 74.4万円 107.2万円
玖珠町 町 13,808 0.37 95.2% — 50.2万円 37.1万円 78.4万円

出典:総務省「都道府県決算状況調」「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。