大分県九重町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
九重町は同じ規模の町と比べて、借金が大幅に少ないことが最大の特徴です。住民1人あたりの借金は51.5万円で中央値の85.9万円を大きく下回り、貯金の74.4万円が借金を上回る珍しい状況にあります。収入面でも自主財源比率が41.4%と中央値30.5%を大きく上回り、財政力も0.32で中央値0.27より優位です。一方、災害復旧に1人あたり9.6万円と中央値の0.2万円を大きく上回る支出が生じており、教育や子ども関連、農林水産業への投資も充実しています。経常収支比率90.2%で毎年のお金の余裕はやや限定的ですが、過去9年間で借金を15.2万円削減するなど、堅実な財政運営が進められています。1年間に使ったお金(歳出)
89.0億円
住民1人あたり 107.2万円
借金の残高(地方債)
42.7億円
1人あたり 51.5万円
貯金の残高(基金)
61.8億円
1人あたり 74.4万円
財政力指数
0.32
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・大分県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.32
全国 1131位/1718・県内 13位/18(高い順)
同じ規模の中央値 0.27
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
90.2%
全国 704位/1741・県内 3位/18(低い順)
同じ規模の中央値 89.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
51.5万円
全国 828位/1741・県内 6位/18(低い順)
同じ規模の中央値 85.9万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
74.4万円
全国 321位/1741・県内 2位/18(高い順)
同じ規模の中央値 46.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
41.4%
全国 648位/1741・県内 2位/18(高い順)
同じ規模の中央値 30.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
27.6%
全国 746位/1718・県内 7位/18(高い順)
同じ規模の中央値 31.1%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 97.3億円・1人あたり 117.2万円
地方税 13.3%地方譲与税・交付金 4.7%地方交付税 31.6%国の補助金 10.5%県の補助金 10.2%借金(地方債) 1.7%寄附金 2.2%その他 25.9%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 13.0億円 | 15.6万円 | 13.3% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 4.6億円 | 5.5万円 | 4.7% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 30.7億円 | 37.0万円 | 31.6% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 10.2億円 | 12.3万円 | 10.5% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 9.9億円 | 11.9万円 | 10.2% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 1.6億円 | 2.0万円 | 1.7% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 2.1億円 | 2.5万円 | 2.2% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 25.2億円 | 30.4万円 | 25.9% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
1.9億円
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地方税の内訳:個人住民税 2.5億円、法人住民税 6,588万円、固定資産税 8.8億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
23万円
役所の運営(総務費)
22万円
教育
11万円
災害の復旧
9.6万円
農林水産業
8.7万円
道路・まちづくり(土木費)
8.3万円
借金の返済(公債費)
7.8万円
健康・ごみ(衛生費)
7.4万円
商工・観光
4.7万円
消防・救急
3.3万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 19.3億円 | 23.2万円 | 22.4万円 | 21.7% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 18.0億円 | 21.7万円 | 19.0万円 | 20.2% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 9.4億円 | 11.3万円 | 9.8万円 | 10.6% |
| 災害の復旧 | 8.0億円 | 9.6万円 | 0.2万円 | 8.9% |
| 農林水産業 | 7.3億円 | 8.7万円 | 6.2万円 | 8.2% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 6.9億円 | 8.3万円 | 10.1万円 | 7.8% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 6.5億円 | 7.8万円 | 9.4万円 | 7.3% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 6.1億円 | 7.4万円 | 8.8万円 | 6.9% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 3.9億円 | 4.7万円 | 2.7万円 | 4.4% |
| 消防・救急 | 2.7億円 | 3.3万円 | 3.9万円 | 3.1% |
| 議会 | 8,474万円 | 1.0万円 | 1.0万円 | 1.0% |
| 労働 | 462万円 | 556円 | 0.0万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
6.2億円
1人あたり 7.5万円(中央値 6.8万円)
高齢者(老人福祉費)
6.0億円
1人あたり 7.2万円(中央値 6.1万円)
障害者など(社会福祉費)
7.1億円
1人あたり 8.5万円(中央値 9.0万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 30.7% が義務的経費です。
人件費
18万円
扶助費
7.4万円
公債費
7.8万円
物件費
21万円
補助費等
13万円
建設事業費
17万円
繰出金
7.7万円
積立金
5.1万円
維持補修費
3,267円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 8,302 | 89.0億円 | 42.7億円 | 61.8億円 | 0.32 | 90.2% | — |
| 令和5年度 | 8,523 | 92.5億円 | 47.5億円 | 66.6億円 | 0.32 | 86.7% | — |
| 令和4年度 | 8,729 | 86.5億円 | 50.6億円 | 65.5億円 | 0.33 | 84.5% | — |
| 令和3年度 | 8,916 | 87.0億円 | 54.3億円 | 62.2億円 | 0.34 | 82.2% | — |
| 令和2年度 | 9,122 | 86.5億円 | 55.2億円 | 59.4億円 | 0.34 | 86.7% | — |
| 令和元年度 | 9,342 | 70.4億円 | 57.6億円 | 66.5億円 | 0.34 | 93.1% | — |
| 平成30年度 | 9,530 | 72.2億円 | 62.8億円 | 67.8億円 | 0.33 | 92.1% | — |
| 平成29年度 | 9,718 | 72.9億円 | 65.0億円 | 69.7億円 | 0.32 | 88.6% | — |
| 平成28年度 | 9,907 | 75.7億円 | 67.1億円 | 68.7億円 | 0.31 | 87.0% | — |
| 平成27年度 | 10,099 | 80.3億円 | 67.4億円 | 69.5億円 | 0.29 | 85.1% | — |
大分県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。