大分県中津市の財政

市 人口 81,524人 面積 491.44km² 令和6年度(2024年度)決算
ひとことで言うと(AIによる要約)
中津市の財政の特徴について、住民1人あたりの支出が59.9万円で、同じ規模の市の中央値50.3万円より大きく上回っています。これは福祉や子ども関連の支出が多いことが主な要因で、民生費は中央値の19.5万円に対して22.9万円、児童福祉費は7.8万円に対して9.8万円となっています。一方、自分たちで生み出す収入の割合は34.4%と中央値43.4%を下回り、都市部より自主財源に乏しい状況です。毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は98.9%で中央値94.0%より高く、家計で例えると手取りのほぼ全部が固定費で占められている状態が続いています。借金残高は2015年度の52.5万円から46.7万円へと減少傾向にありますが、同時に人口が85,264人から81,524人へ減少する中での改善となっています。
1年間に使ったお金(歳出)
488億円
住民1人あたり 59.9万円
借金の残高(地方債)
381億円
1人あたり 46.7万円
貯金の残高(基金)
91.1億円
1人あたり 11.2万円
財政力指数
0.52
1に近いほど自前の財源が多い

財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・大分県内の順位

財政力指数同規模より注意
0.52
全国 685位/1718・県内 4位/18(高い順)
同じ規模の中央値 0.64
0.51.0
この指標とは

自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。

経常収支比率同規模より注意
98.9%
全国 1649位/1741・県内 18位/18(低い順)
同じ規模の中央値 94.0%
708090100
この指標とは

毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。

住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
46.7万円
全国 736位/1741・県内 4位/18(低い順)
同じ規模の中央値 38.3万円
この指標とは

年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。

住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
11.2万円
全国 1379位/1741・県内 16位/18(高い順)
同じ規模の中央値 12.7万円
この指標とは

財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。

自主財源比率同規模より注意
34.4%
全国 1012位/1741・県内 5位/18(高い順)
同じ規模の中央値 43.4%
この指標とは

収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。

財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
16.8%
全国 1266位/1718・県内 15位/18(高い順)
同じ規模の中央値 18.8%
この指標とは

自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。

収入(歳入)の内訳 504億円・1人あたり 61.8万円

地方税 23.2%地方譲与税・交付金 7.0%地方交付税 21.6%国の補助金 18.9%県の補助金 8.6%借金(地方債) 9.7%寄附金 0.5%その他 10.7%
地方税 23.2%地方譲与税・交付金 7.0%地方交付税 21.6%国の補助金 18.9%県の補助金 8.6%借金(地方債) 9.7%寄附金 0.5%その他 10.7%
項目金額1人あたり割合
地方税
住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など)
117億円14.3万円23.2%
地方譲与税・交付金
国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など)
35.1億円4.3万円7.0%
地方交付税
国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由
109億円13.3万円21.6%
国の補助金
国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金)
95.2億円11.7万円18.9%
県の補助金
都道府県から特定の事業のためにもらうお金
43.1億円5.3万円8.6%
借金(地方債)
その年に新しく借りたお金
48.7億円6.0万円9.7%
寄附金
ふるさと納税など
2.7億円3,329円0.5%
その他
使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など
53.8億円6.6万円10.7%
ふるさと納税令和6年度の受入額
2.7億円

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地方税の内訳:個人住民税 35.7億円、法人住民税 9.7億円、固定資産税 53.9億円

何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり

このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
分野金額1人あたり同じ規模の中央値割合
福祉(民生費)
高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など
187億円22.9万円19.5万円38.3%
役所の運営(総務費)
庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など
61.5億円7.5万円6.9万円12.6%
教育
学校、図書館・公民館、スポーツ施設など
49.4億円6.1万円5.7万円10.1%
道路・まちづくり(土木費)
道路・橋、公園、下水道、公営住宅など
43.2億円5.3万円4.4万円8.8%
借金の返済(公債費)
地方債の元金と利子の返済
42.8億円5.3万円3.9万円8.8%
健康・ごみ(衛生費)
健診・予防接種、ごみ処理など
37.8億円4.6万円4.0万円7.8%
消防・救急20.6億円2.5万円1.8万円4.2%
農林水産業17.7億円2.2万円0.9万円3.6%
災害の復旧16.6億円2.0万円0.0万円3.4%
商工・観光
企業誘致、商店街、観光など
8.5億円1.0万円0.9万円1.7%
議会2.6億円3,224円0.3万円0.5%
労働3,720万円456円0.0万円0.1%

福祉(民生費)の内訳

子ども(児童福祉費)
79.8億円
1人あたり 9.8万円(中央値 7.8万円)
高齢者(老人福祉費)
34.2億円
1人あたり 4.2万円(中央値 3.5万円)
障害者など(社会福祉費)
52.0億円
1人あたり 6.4万円(中央値 6.4万円)
生活保護
21.0億円
1人あたり 2.6万円(中央値 1.7万円)

お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり

人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 51.3% が義務的経費です。

10年の推移

1人あたりの借金と貯金

借金(地方債残高)貯金(基金残高)
0円20万円40万円60万円2015201620172018201920202021202220232024借金(1人あたり)貯金(1人あたり)

1人あたりの歳出

このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
0円20万円40万円60万円80万円2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

財政力指数

このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
0.500.550.600.650.702015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

経常収支比率

このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
85%90%95%100%2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

人口(住民基本台帳)

8.1万8.2万8.3万8.4万8.5万8.6万2015201620172018201920202021202220232024人口
年度ごとの数字を表で見る
年度人口歳出総額地方債残高基金残高財政力指数経常収支比率実質公債費比率
令和6年度81,524488億円381億円91.1億円0.5298.9%—
令和5年度82,221463億円373億円102億円0.5193.8%—
令和4年度83,101452億円387億円102億円0.5194.5%—
令和3年度83,110454億円397億円92.9億円0.5189.7%—
令和2年度83,808515億円403億円87.4億円0.5196.7%—
令和元年度83,993412億円408億円93.8億円0.5198.7%—
平成30年度84,344407億円417億円104億円0.5096.6%—
平成29年度84,608414億円425億円106億円0.5096.9%—
平成28年度84,864405億円438億円120億円0.5094.4%—
平成27年度85,264413億円448億円118億円0.5094.5%—

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出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。