沖縄県南城市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
南城市は同規模の市と比べて、毎年決まって出ていくお金の重さが低く、借金を減らしながら人口を増やしている点が特徴です。住民1人あたりの借金は40.4万円で中央値の53.4万円より大きく少なく、2015年度から9.5万円減らしています。一方、福祉や子ども、教育への支出は中央値を上回っており、特に子どもへの支出は1人あたり12.9万円で中央値の7.5万円のおよそ1.7倍です。職員の数は中央値より少ない状況ですが、財政調整基金は中央値を上回る24.0%を保っており、財政運営に余裕が見られます。1年間に使ったお金(歳出)
321億円
住民1人あたり 68.3万円
借金の残高(地方債)
190億円
1人あたり 40.4万円
貯金の残高(基金)
94.1億円
1人あたり 20.0万円
財政力指数
0.38
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・沖縄県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.38
全国 978位/1718・県内 23位/41(高い順)
同じ規模の中央値 0.46
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
87.2%
全国 418位/1741・県内 14位/41(低い順)
同じ規模の中央値 93.6%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
40.4万円
全国 605位/1741・県内 17位/41(低い順)
同じ規模の中央値 53.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
20.0万円
全国 1026位/1741・県内 23位/41(高い順)
同じ規模の中央値 21.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
34.5%
全国 1003位/1741・県内 16位/41(高い順)
同じ規模の中央値 36.6%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
24.0%
全国 889位/1718・県内 26位/41(高い順)
同じ規模の中央値 22.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 340億円・1人あたり 72.5万円
地方税 12.5%地方譲与税・交付金 4.6%地方交付税 24.0%国の補助金 21.8%県の補助金 10.2%借金(地方債) 4.9%寄附金 1.1%その他 20.9%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 42.7億円 | 9.1万円 | 12.5% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 15.8億円 | 3.4万円 | 4.6% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 81.6億円 | 17.4万円 | 24.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 74.2億円 | 15.8万円 | 21.8% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 34.7億円 | 7.4万円 | 10.2% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 16.6億円 | 3.5万円 | 4.9% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 3.7億円 | 7,812円 | 1.1% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 71.1億円 | 15.2万円 | 20.9% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
3.6億円
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地方税の内訳:個人住民税 15.4億円、法人住民税 1.6億円、固定資産税 21.6億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
29万円
役所の運営(総務費)
13万円
教育
8.9万円
道路・まちづくり(土木費)
5.7万円
借金の返済(公債費)
4.3万円
健康・ごみ(衛生費)
2.7万円
農林水産業
2.4万円
消防・救急
1.4万円
議会
4,518円
商工・観光
4,141円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 136億円 | 29.0万円 | 20.5万円 | 42.4% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 61.8億円 | 13.2万円 | 9.5万円 | 19.3% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 41.7億円 | 8.9万円 | 6.5万円 | 13.0% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 26.5億円 | 5.7万円 | 5.6万円 | 8.3% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 20.1億円 | 4.3万円 | 5.6万円 | 6.3% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 12.5億円 | 2.7万円 | 5.4万円 | 3.9% |
| 農林水産業 | 11.2億円 | 2.4万円 | 2.4万円 | 3.5% |
| 消防・救急 | 6.5億円 | 1.4万円 | 2.5万円 | 2.0% |
| 議会 | 2.1億円 | 4,518円 | 0.5万円 | 0.7% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 1.9億円 | 4,141円 | 1.6万円 | 0.6% |
| 労働 | 1,730万円 | 369円 | 0.0万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
60.6億円
1人あたり 12.9万円(中央値 7.5万円)
高齢者(老人福祉費)
16.3億円
1人あたり 3.5万円(中央値 4.4万円)
障害者など(社会福祉費)
47.4億円
1人あたり 10.1万円(中央値 7.0万円)
生活保護
11.6億円
1人あたり 2.5万円(中央値 1.5万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 45.4% が義務的経費です。
人件費
6.5万円
扶助費
20万円
公債費
4.3万円
物件費
8.4万円
補助費等
7.0万円
建設事業費
10万円
繰出金
5.7万円
積立金
6.0万円
維持補修費
1,230円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 46,929 | 321億円 | 190億円 | 94.1億円 | 0.38 | 87.2% | — |
| 令和5年度 | 46,458 | 289億円 | 192億円 | 92.2億円 | 0.37 | 87.9% | — |
| 令和4年度 | 45,928 | 272億円 | 197億円 | 97.5億円 | 0.37 | 85.2% | — |
| 令和3年度 | 45,577 | 273億円 | 204億円 | 99.6億円 | 0.37 | 80.3% | — |
| 令和2年度 | 44,924 | 295億円 | 209億円 | 90.0億円 | 0.37 | 85.1% | — |
| 令和元年度 | 44,245 | 243億円 | 215億円 | 92.5億円 | 0.36 | 87.9% | — |
| 平成30年度 | 43,945 | 253億円 | 219億円 | 100.0億円 | 0.36 | 86.5% | — |
| 平成29年度 | 43,669 | 245億円 | 205億円 | 107億円 | 0.35 | 84.7% | — |
| 平成28年度 | 43,247 | 244億円 | 203億円 | 121億円 | 0.35 | 83.2% | — |
| 平成27年度 | 42,836 | 218億円 | 192億円 | 115億円 | 0.35 | 83.8% | — |
沖縄県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。