宮崎県美郷町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
美郷町は、毎年決まって出ていくお金が少なく(経常収支比率81.2%、同規模町村中央値86.2%)、貯金が借金を上回る(貯金171.5万円、借金137.5万円)など、財政面で同規模自治体の中でも堅実な運営が目立ちます。特に財政調整基金の規模が中央値36.0%に対し62.1%と大きく、町の貯蓄体質が強いです。一方で、ふるさと納税が3.5億円と中央値6,896万円の5倍超と非常に多く、災害復旧費が1人あたり51.6万円と中央値0.0万円から大きく膨らんでいます。また、住民1人あたりの歳出が229.1万円と中央値161.9万円を上回る中で、この10年間に人口は5,960人から4,522人へ減少しており、人口減少下での歳出規模が相対的に大きくなっている状況です。1年間に使ったお金(歳出)
104億円
住民1人あたり 229.1万円
借金の残高(地方債)
62.2億円
1人あたり 137.5万円
貯金の残高(基金)
77.5億円
1人あたり 171.5万円
財政力指数
0.19
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・宮崎県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.19
全国 1494位/1718・県内 22位/26(高い順)
同じ規模の中央値 0.18
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
81.2%
全国 141位/1741・県内 1位/26(低い順)
同じ規模の中央値 86.2%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
137.5万円
全国 1522位/1741・県内 22位/26(低い順)
同じ規模の中央値 145.5万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
171.5万円
全国 95位/1741・県内 3位/26(高い順)
同じ規模の中央値 95.3万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率
24.5%
全国 1523位/1741・県内 22位/26(高い順)
同じ規模の中央値 25.6%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
62.1%
全国 156位/1718・県内 3位/26(高い順)
同じ規模の中央値 36.0%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 111億円・1人あたり 245.6万円
地方税 7.7%地方譲与税・交付金 4.2%地方交付税 39.3%国の補助金 9.1%県の補助金 16.0%借金(地方債) 6.8%寄附金 3.4%その他 13.4%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 8.6億円 | 18.9万円 | 7.7% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 4.7億円 | 10.4万円 | 4.2% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 43.7億円 | 96.6万円 | 39.3% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 10.1億円 | 22.3万円 | 9.1% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 17.8億円 | 39.4万円 | 16.0% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 7.5億円 | 16.7万円 | 6.8% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 3.8億円 | 8.5万円 | 3.4% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 14.8億円 | 32.8万円 | 13.4% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
3.5億円
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地方税の内訳:個人住民税 1.2億円、法人住民税 1,386万円、固定資産税 6.7億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千人未満の町の中央値(157団体):グラフの細い線・破線
災害の復旧
52万円
役所の運営(総務費)
49万円
福祉(民生費)
31万円
借金の返済(公債費)
21万円
農林水産業
21万円
健康・ごみ(衛生費)
17万円
教育
12万円
道路・まちづくり(土木費)
9.6万円
消防・救急
9.3万円
商工・観光
6.6万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 災害の復旧 | 23.3億円 | 51.6万円 | 0.0万円 | 22.5% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 22.3億円 | 49.3万円 | 34.2万円 | 21.5% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 14.0億円 | 31.0万円 | 27.1万円 | 13.6% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 9.3億円 | 20.6万円 | 17.0万円 | 9.0% |
| 農林水産業 | 9.3億円 | 20.5万円 | 13.6万円 | 9.0% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 7.9億円 | 17.4万円 | 14.6万円 | 7.6% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 5.3億円 | 11.7万円 | 13.4万円 | 5.1% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 4.3億円 | 9.6万円 | 17.7万円 | 4.2% |
| 消防・救急 | 4.2億円 | 9.3万円 | 6.6万円 | 4.1% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 3.0億円 | 6.6万円 | 5.3万円 | 2.9% |
| 議会 | 6,600万円 | 1.5万円 | 1.8万円 | 0.6% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
3.0億円
1人あたり 6.7万円(中央値 6.7万円)
高齢者(老人福祉費)
5.7億円
1人あたり 12.7万円(中央値 8.4万円)
障害者など(社会福祉費)
5.3億円
1人あたり 11.7万円(中央値 10.8万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 28.0% が義務的経費です。
人件費
28万円
扶助費
16万円
公債費
21万円
物件費
29万円
補助費等
30万円
建設事業費
26万円
繰出金
10万円
積立金
14万円
維持補修費
3.2万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千人未満の町の中央値(157団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千人未満の町の中央値(157団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千人未満の町の中央値(157団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 4,522 | 104億円 | 62.2億円 | 77.5億円 | 0.19 | 81.2% | — |
| 令和5年度 | 4,677 | 97.2億円 | 63.8億円 | 76.8億円 | 0.19 | 82.8% | — |
| 令和4年度 | 4,839 | 89.0億円 | 68.9億円 | 73.3億円 | 0.18 | 85.7% | — |
| 令和3年度 | 4,994 | 88.5億円 | 75.0億円 | 74.7億円 | 0.18 | 82.3% | — |
| 令和2年度 | 5,123 | 93.6億円 | 80.1億円 | 69.5億円 | 0.17 | 89.6% | — |
| 令和元年度 | 5,312 | 78.4億円 | 83.4億円 | 72.1億円 | 0.16 | 93.3% | — |
| 平成30年度 | 5,458 | 73.3億円 | 86.4億円 | 70.7億円 | 0.15 | 94.0% | — |
| 平成29年度 | 5,646 | 83.5億円 | 90.7億円 | 70.7億円 | 0.14 | 90.6% | — |
| 平成28年度 | 5,790 | 80.5億円 | 93.2億円 | 74.1億円 | 0.14 | 88.3% | — |
| 平成27年度 | 5,960 | 84.7億円 | 96.7億円 | 75.8億円 | 0.14 | 83.8% | — |
宮崎県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。