宮崎県延岡市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
延岡市は、同じ規模のまちと比べて、住民1人あたりの支出が62.2万円と中央値47.2万円を大きく上回っています。自主財源が37.1%と中央値46.5%より少ない中で、借金の残高が47.4万円と中央値31.4万円を上回るなど、収入に対して支出が多い構造が特徴です。毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は97.2%で、同じ規模のまちでは余裕がない状態といえます。一方、ふるさと納税の受入が13.2億円と中央値4.7億円を大きく上回っており、自主財源確保の重要な手段となっています。1年間に使ったお金(歳出)
709億円
住民1人あたり 62.2万円
借金の残高(地方債)
540億円
1人あたり 47.4万円
貯金の残高(基金)
138億円
1人あたり 12.1万円
財政力指数
0.53
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・宮崎県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.53
全国 665位/1718・県内 5位/26(高い順)
同じ規模の中央値 0.74
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
97.2%
全国 1523位/1741・県内 23位/26(低い順)
同じ規模の中央値 93.8%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
47.4万円
全国 751位/1741・県内 11位/26(低い順)
同じ規模の中央値 31.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
12.1万円
全国 1332位/1741・県内 25位/26(高い順)
同じ規模の中央値 10.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
37.1%
全国 884位/1741・県内 13位/26(高い順)
同じ規模の中央値 46.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)
15.4%
全国 1344位/1718・県内 22位/26(高い順)
同じ規模の中央値 15.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 740億円・1人あたり 65.0万円
地方税 21.1%地方譲与税・交付金 6.5%地方交付税 20.3%国の補助金 20.7%県の補助金 7.3%借金(地方債) 8.0%寄附金 1.9%その他 14.1%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 156億円 | 13.7万円 | 21.1% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 48.1億円 | 4.2万円 | 6.5% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 151億円 | 13.2万円 | 20.3% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 153億円 | 13.4万円 | 20.7% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 54.4億円 | 4.8万円 | 7.3% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 59.5億円 | 5.2万円 | 8.0% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 14.0億円 | 1.2万円 | 1.9% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 104億円 | 9.2万円 | 14.1% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
13.2億円
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地方税の内訳:個人住民税 47.0億円、法人住民税 9.1億円、固定資産税 86.3億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
24万円
教育
7.5万円
役所の運営(総務費)
6.1万円
借金の返済(公債費)
5.5万円
道路・まちづくり(土木費)
5.1万円
健康・ごみ(衛生費)
4.5万円
商工・観光
3.9万円
消防・救急
2.2万円
農林水産業
2.2万円
災害の復旧
6,845円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 276億円 | 24.2万円 | 19.6万円 | 38.9% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 85.4億円 | 7.5万円 | 5.7万円 | 12.0% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 69.2億円 | 6.1万円 | 5.8万円 | 9.7% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 62.7億円 | 5.5万円 | 3.3万円 | 8.8% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 58.5億円 | 5.1万円 | 4.3万円 | 8.2% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 51.3億円 | 4.5万円 | 3.8万円 | 7.2% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 44.2億円 | 3.9万円 | 0.8万円 | 6.2% |
| 消防・救急 | 25.6億円 | 2.2万円 | 1.5万円 | 3.6% |
| 農林水産業 | 25.0億円 | 2.2万円 | 0.6万円 | 3.5% |
| 災害の復旧 | 7.8億円 | 6,845円 | 0.0万円 | 1.1% |
| 議会 | 3.5億円 | 3,109円 | 0.3万円 | 0.5% |
| 労働 | 1,050万円 | 92円 | 0.1万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
91.1億円
1人あたり 8.0万円(中央値 7.7万円)
高齢者(老人福祉費)
48.0億円
1人あたり 4.2万円(中央値 3.3万円)
障害者など(社会福祉費)
93.3億円
1人あたり 8.2万円(中央値 6.3万円)
生活保護
43.6億円
1人あたり 3.8万円(中央値 2.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 52.2% が義務的経費です。
人件費
9.2万円
扶助費
18万円
公債費
5.5万円
物件費
8.6万円
補助費等
3.8万円
建設事業費
7.9万円
繰出金
5.0万円
積立金
1.9万円
維持補修費
6,420円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 113,936 | 709億円 | 540億円 | 138億円 | 0.53 | 97.2% | — |
| 令和5年度 | 115,847 | 699億円 | 540億円 | 158億円 | 0.52 | 96.9% | — |
| 令和4年度 | 117,563 | 695億円 | 547億円 | 171億円 | 0.50 | 91.6% | — |
| 令和3年度 | 119,352 | 720億円 | 562億円 | 186億円 | 0.50 | 89.2% | — |
| 令和2年度 | 120,924 | 750億円 | 554億円 | 192億円 | 0.49 | 92.8% | — |
| 令和元年度 | 122,166 | 597億円 | 562億円 | 195億円 | 0.49 | 94.3% | — |
| 平成30年度 | 123,483 | 574億円 | 572億円 | 202億円 | 0.48 | 92.2% | — |
| 平成29年度 | 125,244 | 611億円 | 594億円 | 199億円 | 0.48 | 93.4% | — |
| 平成28年度 | 126,612 | 618億円 | 610億円 | 203億円 | 0.47 | 92.1% | — |
| 平成27年度 | 127,924 | 578億円 | 636億円 | 179億円 | 0.46 | 90.1% | — |
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出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。