佐賀県鹿島市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
鹿島市は、同じ規模のまちと比べて財政力指数が0.47と高く、自力で収入を確保する力が優れています。一方、貯金にあたる基金が1人あたり15.3万円と少なく、同規模まちの半分以下になっており、緊急時の対応余裕が限られています。借金は1人あたり48.9万円で同規模まちより少なく、10年間で30.7万円から48.9万円に増えていますが、市の人口が30,523人から27,242人へ減少する中での増加です。子ども関連の支出は充実していますが、全体として1人あたりの歳出が62.4万円と同規模まちの4分の3程度に抑えられており、限られた資源で事業を進めている状況が見られます。1年間に使ったお金(歳出)
170億円
住民1人あたり 62.4万円
借金の残高(地方債)
133億円
1人あたり 48.9万円
貯金の残高(基金)
41.8億円
1人あたり 15.3万円
財政力指数
0.47
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・佐賀県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.47
全国 786位/1718・県内 9位/20(高い順)
同じ規模の中央値 0.36
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
94.1%
全国 1214位/1741・県内 14位/20(低い順)
同じ規模の中央値 93.7%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
48.9万円
全国 780位/1741・県内 11位/20(低い順)
同じ規模の中央値 70.5万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
15.3万円
全国 1190位/1741・県内 19位/20(高い順)
同じ規模の中央値 30.0万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
37.3%
全国 871位/1741・県内 13位/20(高い順)
同じ規模の中央値 33.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
15.1%
全国 1353位/1718・県内 18位/20(高い順)
同じ規模の中央値 24.0%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 173億円・1人あたり 63.5万円
地方税 18.0%地方譲与税・交付金 6.5%地方交付税 25.5%国の補助金 17.7%県の補助金 9.6%借金(地方債) 3.4%寄附金 9.0%その他 10.3%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 31.1億円 | 11.4万円 | 18.0% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 11.2億円 | 4.1万円 | 6.5% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 44.2億円 | 16.2万円 | 25.5% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 30.7億円 | 11.3万円 | 17.7% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 16.6億円 | 6.1万円 | 9.6% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 6.0億円 | 2.2万円 | 3.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 15.6億円 | 5.7万円 | 9.0% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 17.8億円 | 6.5万円 | 10.3% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
15.1億円
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地方税の内訳:個人住民税 10.3億円、法人住民税 1.7億円、固定資産税 15.2億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
24万円
役所の運営(総務費)
12万円
道路・まちづくり(土木費)
5.6万円
教育
5.5万円
健康・ごみ(衛生費)
3.9万円
借金の返済(公債費)
3.8万円
農林水産業
3.4万円
消防・救急
1.8万円
商工・観光
1.5万円
議会
5,572円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 64.7億円 | 23.8万円 | 23.7万円 | 38.1% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 33.1億円 | 12.2万円 | 15.5万円 | 19.5% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 15.3億円 | 5.6万円 | 6.8万円 | 9.0% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 14.9億円 | 5.5万円 | 7.3万円 | 8.8% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 10.6億円 | 3.9万円 | 7.3万円 | 6.2% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 10.4億円 | 3.8万円 | 8.2万円 | 6.1% |
| 農林水産業 | 9.3億円 | 3.4万円 | 3.5万円 | 5.5% |
| 消防・救急 | 4.9億円 | 1.8万円 | 3.3万円 | 2.9% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 4.0億円 | 1.5万円 | 2.3万円 | 2.4% |
| 議会 | 1.5億円 | 5,572円 | 0.6万円 | 0.9% |
| 労働 | 6,304万円 | 2,314円 | 0.1万円 | 0.4% |
| 災害の復旧 | 4,409万円 | 1,618円 | 0.3万円 | 0.3% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
26.9億円
1人あたり 9.9万円(中央値 7.3万円)
高齢者(老人福祉費)
13.5億円
1人あたり 5.0万円(中央値 5.6万円)
障害者など(社会福祉費)
20.7億円
1人あたり 7.6万円(中央値 8.1万円)
生活保護
3.5億円
1人あたり 1.3万円(中央値 1.8万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 45.5% が義務的経費です。
人件費
8.5万円
扶助費
16万円
公債費
3.8万円
物件費
8.5万円
補助費等
10万円
建設事業費
5.2万円
繰出金
5.0万円
積立金
4.2万円
維持補修費
1,385円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 27,242 | 170億円 | 133億円 | 41.8億円 | 0.47 | 94.1% | — |
| 令和5年度 | 27,596 | 173億円 | 137億円 | 35.9億円 | 0.47 | 93.4% | — |
| 令和4年度 | 27,914 | 164億円 | 130億円 | 33.0億円 | 0.48 | 91.7% | — |
| 令和3年度 | 28,258 | 175億円 | 123億円 | 34.3億円 | 0.48 | 87.3% | — |
| 令和2年度 | 28,606 | 183億円 | 114億円 | 29.2億円 | 0.48 | 94.6% | — |
| 令和元年度 | 28,964 | 148億円 | 112億円 | 29.1億円 | 0.48 | 95.9% | — |
| 平成30年度 | 29,351 | 145億円 | 109億円 | 29.3億円 | 0.47 | 94.4% | — |
| 平成29年度 | 29,827 | 140億円 | 108億円 | 28.5億円 | 0.46 | 93.5% | — |
| 平成28年度 | 30,205 | 152億円 | 105億円 | 29.4億円 | 0.45 | 91.9% | — |
| 平成27年度 | 30,523 | 138億円 | 93.6億円 | 29.5億円 | 0.44 | 88.1% | — |
佐賀県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。