栃木県小山市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
小山市の財政の大きな特徴は、ふるさと納税の受入額が58.1億円と、同規模の市の中央値4.7億円の約12倍に達していることです。この寄付を活用し、自主財源比率は57.6%と中央値の46.5%を上回っており、地元の税収だけでなく外部からの資金が財政を支えています。一方で、借金は1人あたり34.5万円で中央値の31.4万円を上回り、2015年度の30.7万円から増加傾向が続いています。貯金にあたる基金は1人あたり5.3万円と中央値の10.4万円を大きく下回っており、借金から貯金を差し引いた額は29.2万円と中央値の21.3万円より重い状況です。福祉や教育への支出は中央値より少なく、役所の運営費は相対的に多くなっています。1年間に使ったお金(歳出)
750億円
住民1人あたり 44.9万円
借金の残高(地方債)
575億円
1人あたり 34.5万円
貯金の残高(基金)
88.3億円
1人あたり 5.3万円
財政力指数
0.94
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・栃木県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.94
全国 99位/1718・県内 3位/25(高い順)
同じ規模の中央値 0.74
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
91.8%
全国 904位/1741・県内 15位/25(低い順)
同じ規模の中央値 93.8%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
34.5万円
全国 454位/1741・県内 15位/25(低い順)
同じ規模の中央値 31.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
5.3万円
全国 1672位/1741・県内 24位/25(高い順)
同じ規模の中央値 10.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
57.6%
全国 114位/1741・県内 4位/25(高い順)
同じ規模の中央値 46.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
12.7%
全国 1478位/1718・県内 22位/25(高い順)
同じ規模の中央値 15.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 771億円・1人あたり 46.2万円
地方税 38.6%地方譲与税・交付金 9.3%地方交付税 3.4%国の補助金 17.3%県の補助金 7.5%借金(地方債) 4.8%寄附金 7.6%その他 11.5%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 297億円 | 17.8万円 | 38.6% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 71.9億円 | 4.3万円 | 9.3% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 26.2億円 | 1.6万円 | 3.4% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 134億円 | 8.0万円 | 17.3% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 57.7億円 | 3.5万円 | 7.5% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 37.0億円 | 2.2万円 | 4.8% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 58.2億円 | 3.5万円 | 7.6% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 88.8億円 | 5.3万円 | 11.5% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
58.1億円
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地方税の内訳:個人住民税 96.9億円、法人住民税 32.3億円、固定資産税 130億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
16万円
役所の運営(総務費)
7.6万円
教育
4.9万円
道路・まちづくり(土木費)
4.2万円
健康・ごみ(衛生費)
4.1万円
借金の返済(公債費)
2.9万円
商工・観光
2.0万円
消防・救急
1.5万円
農林水産業
1.2万円
議会
2,404円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 271億円 | 16.2万円 | 19.6万円 | 36.1% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 127億円 | 7.6万円 | 5.8万円 | 16.9% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 81.9億円 | 4.9万円 | 5.7万円 | 10.9% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 70.9億円 | 4.2万円 | 4.3万円 | 9.5% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 68.8億円 | 4.1万円 | 3.8万円 | 9.2% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 48.9億円 | 2.9万円 | 3.3万円 | 6.5% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 32.6億円 | 2.0万円 | 0.8万円 | 4.4% |
| 消防・救急 | 24.6億円 | 1.5万円 | 1.5万円 | 3.3% |
| 農林水産業 | 19.6億円 | 1.2万円 | 0.6万円 | 2.6% |
| 議会 | 4.0億円 | 2,404円 | 0.3万円 | 0.5% |
| 労働 | 6,529万円 | 391円 | 0.1万円 | 0.1% |
| 災害の復旧 | 50万円 | 3円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
126億円
1人あたり 7.5万円(中央値 7.7万円)
高齢者(老人福祉費)
41.8億円
1人あたり 2.5万円(中央値 3.3万円)
障害者など(社会福祉費)
76.7億円
1人あたり 4.6万円(中央値 6.3万円)
生活保護
26.1億円
1人あたり 1.6万円(中央値 2.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 47.6% が義務的経費です。
人件費
6.3万円
扶助費
12万円
公債費
2.9万円
物件費
7.4万円
補助費等
5.1万円
建設事業費
4.3万円
繰出金
2.9万円
積立金
2.1万円
維持補修費
1,613円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 166,874 | 750億円 | 575億円 | 88.3億円 | 0.94 | 91.8% | — |
| 令和5年度 | 166,975 | 719億円 | 584億円 | 70.3億円 | 0.94 | 89.3% | — |
| 令和4年度 | 167,277 | 697億円 | 581億円 | 58.8億円 | 0.95 | 89.0% | — |
| 令和3年度 | 167,652 | 709億円 | 595億円 | 45.1億円 | 0.97 | 84.7% | — |
| 令和2年度 | 167,888 | 868億円 | 578億円 | 33.7億円 | 0.98 | 90.4% | — |
| 令和元年度 | 167,505 | 581億円 | 494億円 | 42.0億円 | 0.98 | 88.7% | — |
| 平成30年度 | 167,480 | 567億円 | 499億円 | 42.9億円 | 0.98 | 86.1% | — |
| 平成29年度 | 167,410 | 581億円 | 506億円 | 43.1億円 | 0.97 | 87.9% | — |
| 平成28年度 | 166,533 | 577億円 | 505億円 | 42.4億円 | 0.97 | 88.5% | — |
| 平成27年度 | 166,593 | 607億円 | 512億円 | 43.2億円 | 0.95 | 82.9% | — |
栃木県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。