秋田県三種町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
三種町は同規模の町と比べて自主財源の割合が低く、国からの支援に頼る傾向が強いことが特徴です。財政力指数が0.25と中央値の0.38を大きく下回り、住民1人あたりの地方税も10.3万円と少なくなっています。一方で、貯金にあたる基金残高は42.6万円と中央値29.4万円を上回り、家計管理としては堅実な側面があります。支出では教育費と福祉費に力を入れており、住民1人あたりの教育費は14.2万円と中央値7.4万円の約2倍、福祉費も22.3万円と中央値19.7万円を上回っています。ただし過去10年間で人口が17,797人から14,170人に減少する一方で、1人あたりの借金は58.8万円から67.5万円に増加しており、今後の財政運営が課題となります。1年間に使ったお金(歳出)
125億円
住民1人あたり 88.3万円
借金の残高(地方債)
95.7億円
1人あたり 67.5万円
貯金の残高(基金)
60.4億円
1人あたり 42.6万円
財政力指数
0.25
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・秋田県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.25
全国 1328位/1718・県内 16位/25(高い順)
同じ規模の中央値 0.38
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
89.9%
全国 656位/1741・県内 7位/25(低い順)
同じ規模の中央値 90.0%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
67.5万円
全国 1097位/1741・県内 13位/25(低い順)
同じ規模の中央値 55.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
42.6万円
全国 555位/1741・県内 10位/25(高い順)
同じ規模の中央値 29.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
24.8%
全国 1512位/1741・県内 18位/25(高い順)
同じ規模の中央値 35.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
62.7%
全国 153位/1718・県内 4位/25(高い順)
同じ規模の中央値 30.4%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 130億円・1人あたり 91.5万円
地方税 11.3%地方譲与税・交付金 4.9%地方交付税 40.1%国の補助金 7.6%県の補助金 6.5%借金(地方債) 16.0%寄附金 1.2%その他 12.4%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 14.6億円 | 10.3万円 | 11.3% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 6.4億円 | 4.5万円 | 4.9% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 51.9億円 | 36.6万円 | 40.1% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 9.9億円 | 7.0万円 | 7.6% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 8.5億円 | 6.0万円 | 6.5% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 20.8億円 | 14.7万円 | 16.0% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 1.5億円 | 1.1万円 | 1.2% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 16.0億円 | 11.3万円 | 12.4% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
1.4億円
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地方税の内訳:個人住民税 4.4億円、法人住民税 4,536万円、固定資産税 7.7億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
22万円
教育
14万円
役所の運営(総務費)
13万円
健康・ごみ(衛生費)
9.0万円
借金の返済(公債費)
7.6万円
道路・まちづくり(土木費)
7.1万円
商工・観光
4.8万円
消防・救急
4.5万円
農林水産業
3.8万円
災害の復旧
1.7万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 31.6億円 | 22.3万円 | 19.7万円 | 25.2% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 20.1億円 | 14.2万円 | 7.4万円 | 16.1% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 17.8億円 | 12.5万円 | 13.3万円 | 14.2% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 12.7億円 | 9.0万円 | 5.6万円 | 10.2% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 10.8億円 | 7.6万円 | 5.7万円 | 8.6% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 10.1億円 | 7.1万円 | 6.4万円 | 8.0% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 6.7億円 | 4.8万円 | 1.7万円 | 5.4% |
| 消防・救急 | 6.4億円 | 4.5万円 | 2.8万円 | 5.1% |
| 農林水産業 | 5.4億円 | 3.8万円 | 3.1万円 | 4.3% |
| 災害の復旧 | 2.4億円 | 1.7万円 | 0.1万円 | 1.9% |
| 議会 | 1.1億円 | 7,707円 | 0.7万円 | 0.9% |
| 労働 | 1,112万円 | 785円 | 0.0万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
8.8億円
1人あたり 6.2万円(中央値 6.9万円)
高齢者(老人福祉費)
11.0億円
1人あたり 7.8万円(中央値 4.8万円)
障害者など(社会福祉費)
11.7億円
1人あたり 8.3万円(中央値 7.6万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 33.2% が義務的経費です。
人件費
13万円
扶助費
8.3万円
公債費
7.6万円
物件費
11万円
補助費等
21万円
建設事業費
12万円
繰出金
7.0万円
積立金
2.8万円
維持補修費
1.3万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 14,170 | 125億円 | 95.7億円 | 60.4億円 | 0.25 | 89.9% | — |
| 令和5年度 | 14,609 | 110億円 | 85.4億円 | 63.2億円 | 0.25 | 89.0% | — |
| 令和4年度 | 15,020 | 105億円 | 87.3億円 | 64.3億円 | 0.25 | 88.5% | — |
| 令和3年度 | 15,353 | 108億円 | 92.7億円 | 65.8億円 | 0.25 | 85.4% | — |
| 令和2年度 | 15,814 | 119億円 | 98.4億円 | 62.4億円 | 0.26 | 90.2% | — |
| 令和元年度 | 16,211 | 105億円 | 102億円 | 60.6億円 | 0.25 | 92.5% | — |
| 平成30年度 | 16,693 | 97.7億円 | 99.7億円 | 59.1億円 | 0.25 | 87.8% | — |
| 平成29年度 | 17,084 | 102億円 | 103億円 | 56.9億円 | 0.25 | 86.8% | — |
| 平成28年度 | 17,423 | 112億円 | 105億円 | 53.5億円 | 0.25 | 85.0% | — |
| 平成27年度 | 17,797 | 112億円 | 105億円 | 51.6億円 | 0.25 | 82.3% | — |
秋田県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。