秋田県男鹿市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
男鹿市は同じ規模のまちと比べて、毎年決まって出ていくお金の重さが96.7%と高く、自由に使える財源が限られています。また、借金が1人あたり60.3万円と中央値の70.5万円より少ないものの、貯金は19.9万円で中央値の30.0万円を下回り、余裕資金が乏しい状況です。その一方で、福祉や教育といった生活関連の支出は同規模のまちより手厚く、児童福祉費は1人あたり10.8万円(中央値7.3万円)、教育費は11.2万円(中央値7.3万円)となっています。人口は2015年度の29,670人から23,355人へと減少しており、限られた財源の中で市民サービスを維持する工夫が求められています。1年間に使ったお金(歳出)
194億円
住民1人あたり 83.0万円
借金の残高(地方債)
141億円
1人あたり 60.3万円
貯金の残高(基金)
46.4億円
1人あたり 19.9万円
財政力指数
0.34
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・秋田県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.34
全国 1085位/1718・県内 9位/25(高い順)
同じ規模の中央値 0.36
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
96.7%
全国 1478位/1741・県内 21位/25(低い順)
同じ規模の中央値 93.7%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
60.3万円
全国 1004位/1741・県内 10位/25(低い順)
同じ規模の中央値 70.5万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
19.9万円
全国 1029位/1741・県内 17位/25(高い順)
同じ規模の中央値 30.0万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
27.1%
全国 1423位/1741・県内 15位/25(高い順)
同じ規模の中央値 33.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)
23.5%
全国 915位/1718・県内 17位/25(高い順)
同じ規模の中央値 24.0%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 199億円・1人あたり 85.0万円
地方税 15.6%地方譲与税・交付金 5.2%地方交付税 36.5%国の補助金 11.8%県の補助金 5.2%借金(地方債) 14.1%寄附金 1.2%その他 10.4%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 31.0億円 | 13.3万円 | 15.6% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 10.4億円 | 4.5万円 | 5.2% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 72.5億円 | 31.0万円 | 36.5% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 23.5億円 | 10.1万円 | 11.8% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 10.3億円 | 4.4万円 | 5.2% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 28.1億円 | 12.0万円 | 14.1% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 2.3億円 | 9,901円 | 1.2% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 20.6億円 | 8.8万円 | 10.4% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
2.3億円
男鹿市にふるさと納税で寄付して、返礼品を受け取れます。
※ 外部のふるさと納税サイトに移動します(広告を含みます)。
地方税の内訳:個人住民税 7.3億円、法人住民税 1.6億円、固定資産税 18.8億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
30万円
教育
11万円
役所の運営(総務費)
9.4万円
健康・ごみ(衛生費)
7.8万円
道路・まちづくり(土木費)
6.5万円
借金の返済(公債費)
6.4万円
消防・救急
3.9万円
農林水産業
3.4万円
商工・観光
3.0万円
災害の復旧
1.1万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 69.0億円 | 29.6万円 | 23.7万円 | 35.6% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 26.1億円 | 11.2万円 | 7.3万円 | 13.4% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 21.8億円 | 9.4万円 | 15.5万円 | 11.3% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 18.3億円 | 7.8万円 | 7.3万円 | 9.5% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 15.3億円 | 6.5万円 | 6.8万円 | 7.9% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 14.9億円 | 6.4万円 | 8.2万円 | 7.7% |
| 消防・救急 | 9.0億円 | 3.9万円 | 3.3万円 | 4.7% |
| 農林水産業 | 8.0億円 | 3.4万円 | 3.5万円 | 4.1% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 7.1億円 | 3.0万円 | 2.3万円 | 3.7% |
| 災害の復旧 | 2.6億円 | 1.1万円 | 0.3万円 | 1.3% |
| 議会 | 1.5億円 | 6,617円 | 0.6万円 | 0.8% |
| 労働 | 2,102万円 | 900円 | 0.1万円 | 0.1% |
| その他 | 50万円 | 22円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
25.3億円
1人あたり 10.8万円(中央値 7.3万円)
高齢者(老人福祉費)
16.0億円
1人あたり 6.8万円(中央値 5.6万円)
障害者など(社会福祉費)
19.4億円
1人あたり 8.3万円(中央値 8.1万円)
生活保護
8.4億円
1人あたり 3.6万円(中央値 1.8万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 37.5% が義務的経費です。
人件費
10万円
扶助費
14万円
公債費
6.4万円
物件費
9.4万円
補助費等
13万円
建設事業費
16万円
繰出金
7.3万円
積立金
2.1万円
維持補修費
1.2万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 23,355 | 194億円 | 141億円 | 46.4億円 | 0.34 | 96.7% | — |
| 令和5年度 | 24,014 | 176億円 | 127億円 | 49.5億円 | 0.34 | 93.2% | — |
| 令和4年度 | 24,784 | 176億円 | 129億円 | 46.9億円 | 0.34 | 92.9% | — |
| 令和3年度 | 25,531 | 180億円 | 136億円 | 42.2億円 | 0.35 | 87.7% | — |
| 令和2年度 | 26,246 | 191億円 | 138億円 | 31.2億円 | 0.35 | 92.9% | — |
| 令和元年度 | 26,886 | 151億円 | 144億円 | 25.8億円 | 0.35 | 94.5% | — |
| 平成30年度 | 27,626 | 158億円 | 152億円 | 21.6億円 | 0.35 | 95.4% | — |
| 平成29年度 | 28,407 | 170億円 | 157億円 | 20.2億円 | 0.36 | 97.8% | — |
| 平成28年度 | 29,046 | 167億円 | 161億円 | 22.2億円 | 0.36 | 94.2% | — |
| 平成27年度 | 29,670 | 175億円 | 165億円 | 23.8億円 | 0.37 | 93.8% | — |
男鹿市の市長と選挙
次の市長選挙
2029年4月11日 任期満了
選挙は、ふつう任期満了日の前30日以内に行われます。 任期満了まであと898日。
就任日から計算した目安です。辞職などで早まることがあります。正式な日程は男鹿市の選挙管理委員会の発表をご確認ください。
就任してからの数字の動き
平成29年度(就任した年度) → 令和6年度
| 1人あたりの借金 | 55.2万円 → 60.3万円 |
| 1人あたりの貯金 | 7.1万円 → 19.9万円 |
| 経常収支比率 | 97.8% → 96.7% |
| 財政力指数 | 0.36 → 0.34 |
財政の数字は、国の制度や景気、災害なども影響します。首長だけで決まるものではありません。
秋田県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。