鹿児島県和泊町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
和泊町の財政は、同じ規模の町と比べて自主財源が乏しく、地方交付税への依存度が高い特徴があります。財政力指数が0.18と中央値の0.27を大きく下回る一方で、住民1人あたりの借金は123.6万円で中央値の85.9万円を上回っており、借金返済の負担が重くなっています。子ども関連や福祉、教育、農林水産業など各分野の支出が同規模の町の平均より多く、住民1人あたりの歳出が118.9万円と中央値の104.5万円を大きく上回っている点が目立ちます。借金は2015年度の154.1万円から減少傾向にありますが、人口が減り続ける中での財政運営の工夫が課題となっています。1年間に使ったお金(歳出)
71.0億円
住民1人あたり 118.9万円
借金の残高(地方債)
73.9億円
1人あたり 123.6万円
貯金の残高(基金)
37.3億円
1人あたり 62.4万円
財政力指数
0.18
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・鹿児島県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.18
全国 1523位/1718・県内 31位/43(高い順)
同じ規模の中央値 0.27
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
90.8%
全国 782位/1741・県内 25位/43(低い順)
同じ規模の中央値 89.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
123.6万円
全国 1475位/1741・県内 32位/43(低い順)
同じ規模の中央値 85.9万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
62.4万円
全国 385位/1741・県内 13位/43(高い順)
同じ規模の中央値 46.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
17.7%
全国 1704位/1741・県内 40位/43(高い順)
同じ規模の中央値 30.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
26.0%
全国 799位/1718・県内 25位/43(高い順)
同じ規模の中央値 31.1%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 72.8億円・1人あたり 121.9万円
地方税 7.9%地方譲与税・交付金 3.9%地方交付税 47.3%国の補助金 12.1%県の補助金 10.5%借金(地方債) 8.5%寄附金 1.3%その他 8.5%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 5.7億円 | 9.6万円 | 7.9% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 2.9億円 | 4.8万円 | 3.9% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 34.5億円 | 57.7万円 | 47.3% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 8.8億円 | 14.7万円 | 12.1% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 7.6億円 | 12.8万円 | 10.5% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 6.2億円 | 10.4万円 | 8.5% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 9,584万円 | 1.6万円 | 1.3% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 6.2億円 | 10.3万円 | 8.5% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
5,889万円
和泊町にふるさと納税で寄付して、返礼品を受け取れます。
※ 外部のふるさと納税サイトに移動します(広告を含みます)。
地方税の内訳:個人住民税 1.9億円、法人住民税 2,609万円、固定資産税 2.6億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
28万円
役所の運営(総務費)
21万円
借金の返済(公債費)
16万円
道路・まちづくり(土木費)
14万円
教育
13万円
農林水産業
12万円
健康・ごみ(衛生費)
6.9万円
商工・観光
2.8万円
消防・救急
2.4万円
議会
1.3万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 16.8億円 | 28.1万円 | 22.4万円 | 23.6% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 12.4億円 | 20.8万円 | 19.0万円 | 17.5% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 9.5億円 | 15.9万円 | 9.4万円 | 13.4% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 8.3億円 | 13.9万円 | 10.1万円 | 11.7% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 7.9億円 | 13.2万円 | 9.8万円 | 11.1% |
| 農林水産業 | 7.0億円 | 11.8万円 | 6.2万円 | 9.9% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 4.1億円 | 6.9万円 | 8.8万円 | 5.8% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 1.7億円 | 2.8万円 | 2.7万円 | 2.4% |
| 消防・救急 | 1.4億円 | 2.4万円 | 3.9万円 | 2.0% |
| 議会 | 7,696万円 | 1.3万円 | 1.0万円 | 1.1% |
| その他 | 4,942万円 | 8,271円 | 0.0万円 | 0.7% |
| 災害の復旧 | 3,992万円 | 6,680円 | 0.2万円 | 0.6% |
| 労働 | 1,704万円 | 2,852円 | 0.0万円 | 0.2% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
7.5億円
1人あたり 12.6万円(中央値 6.8万円)
高齢者(老人福祉費)
3.9億円
1人あたり 6.5万円(中央値 6.1万円)
障害者など(社会福祉費)
5.4億円
1人あたり 9.0万円(中央値 9.0万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 43.4% が義務的経費です。
人件費
23万円
扶助費
13万円
公債費
16万円
物件費
14万円
補助費等
21万円
建設事業費
20万円
繰出金
6.2万円
積立金
2.8万円
維持補修費
1.4万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 5,975 | 71.0億円 | 73.9億円 | 37.3億円 | 0.18 | 90.8% | — |
| 令和5年度 | 6,150 | 65.2億円 | 76.9億円 | 36.7億円 | 0.18 | 89.8% | — |
| 令和4年度 | 6,296 | 70.5億円 | 85.6億円 | 36.5億円 | 0.18 | 87.1% | — |
| 令和3年度 | 6,325 | 74.6億円 | 90.4億円 | 30.2億円 | 0.18 | 85.2% | — |
| 令和2年度 | 6,427 | 78.0億円 | 95.8億円 | 26.8億円 | 0.18 | 89.8% | — |
| 令和元年度 | 6,537 | 63.6億円 | 99.7億円 | 23.9億円 | 0.18 | 91.6% | — |
| 平成30年度 | 6,631 | 73.6億円 | 104億円 | 24.0億円 | 0.18 | 91.1% | — |
| 平成29年度 | 6,731 | 64.8億円 | 97.9億円 | 24.4億円 | 0.18 | 93.3% | — |
| 平成28年度 | 6,843 | 63.2億円 | 102億円 | 22.4億円 | 0.18 | 92.2% | — |
| 平成27年度 | 6,983 | 65.1億円 | 108億円 | 20.9億円 | 0.17 | 93.4% | — |
鹿児島県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。