鹿児島県徳之島町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
徳之島町は、同規模の町の中で借金が多く貯金が少ないことが最大の特徴です。住民1人あたりの借金は97.7万円で中央値の85.9万円を上回る一方、貯金は31.3万円で中央値の46.5万円に届きません。その差は66.3万円となり、中央値の34.1万円の約2倍です。教育費(1人あたり20.7万円)や児童福祉費(同9.3万円)は中央値を大きく上回り、ふるさと納税の受入額も4.6億円と中央値の3.5倍の規模となっています。建設事業に23.3%の予算を充てるなど、まちづくりへの投資が積極的である一方で、過去9年間に借金が72.1万円から97.7万円に増加し、同じ期間に人口は11,465人から9,844人に減少している点が課題として見られます。1年間に使ったお金(歳出)
103億円
住民1人あたり 104.8万円
借金の残高(地方債)
96.1億円
1人あたり 97.7万円
貯金の残高(基金)
30.8億円
1人あたり 31.3万円
財政力指数
0.23
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・鹿児島県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.23
全国 1394位/1718・県内 26位/43(高い順)
同じ規模の中央値 0.27
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
85.4%
全国 314位/1741・県内 4位/43(低い順)
同じ規模の中央値 89.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
97.7万円
全国 1348位/1741・県内 25位/43(低い順)
同じ規模の中央値 85.9万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
31.3万円
全国 733位/1741・県内 35位/43(高い順)
同じ規模の中央値 46.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
25.2%
全国 1494位/1741・県内 29位/43(高い順)
同じ規模の中央値 30.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
29.4%
全国 676位/1718・県内 19位/43(高い順)
同じ規模の中央値 31.1%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 106億円・1人あたり 108.1万円
地方税 9.3%地方譲与税・交付金 3.9%地方交付税 37.0%国の補助金 17.3%県の補助金 8.3%借金(地方債) 8.3%寄附金 4.5%その他 11.4%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 9.9億円 | 10.1万円 | 9.3% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 4.2億円 | 4.2万円 | 3.9% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 39.4億円 | 40.0万円 | 37.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 18.4億円 | 18.7万円 | 17.3% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 8.8億円 | 8.9万円 | 8.3% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 8.8億円 | 9.0万円 | 8.3% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 4.7億円 | 4.8万円 | 4.5% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 12.1億円 | 12.3万円 | 11.4% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
4.6億円
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地方税の内訳:個人住民税 3.2億円、法人住民税 4,902万円、固定資産税 4.4億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
24万円
教育
21万円
役所の運営(総務費)
14万円
農林水産業
11万円
道路・まちづくり(土木費)
11万円
借金の返済(公債費)
8.4万円
健康・ごみ(衛生費)
7.6万円
消防・救急
3.5万円
商工・観光
2.9万円
災害の復旧
1.1万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 24.0億円 | 24.4万円 | 22.4万円 | 23.3% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 20.3億円 | 20.7万円 | 9.8万円 | 19.7% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 13.9億円 | 14.1万円 | 19.0万円 | 13.5% |
| 農林水産業 | 10.4億円 | 10.6万円 | 6.2万円 | 10.1% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 10.4億円 | 10.5万円 | 10.1万円 | 10.1% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 8.2億円 | 8.4万円 | 9.4万円 | 8.0% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 7.5億円 | 7.6万円 | 8.8万円 | 7.3% |
| 消防・救急 | 3.5億円 | 3.5万円 | 3.9万円 | 3.4% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 2.8億円 | 2.9万円 | 2.7万円 | 2.7% |
| 災害の復旧 | 1.1億円 | 1.1万円 | 0.2万円 | 1.0% |
| 議会 | 9,515万円 | 9,665円 | 1.0万円 | 0.9% |
| 労働 | 965万円 | 980円 | 0.0万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
9.1億円
1人あたり 9.3万円(中央値 6.8万円)
高齢者(老人福祉費)
4.1億円
1人あたり 4.2万円(中央値 6.1万円)
障害者など(社会福祉費)
10.8億円
1人あたり 10.9万円(中央値 9.0万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 38.7% が義務的経費です。
人件費
16万円
扶助費
16万円
公債費
8.4万円
物件費
12万円
補助費等
16万円
建設事業費
24万円
繰出金
6.1万円
積立金
3.6万円
維持補修費
4,367円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 9,844 | 103億円 | 96.1億円 | 30.8億円 | 0.23 | 85.4% | — |
| 令和5年度 | 10,067 | 98.2億円 | 95.1億円 | 31.0億円 | 0.23 | 85.6% | — |
| 令和4年度 | 10,290 | 94.7億円 | 92.5億円 | 28.7億円 | 0.23 | 82.6% | — |
| 令和3年度 | 10,417 | 106億円 | 92.3億円 | 30.0億円 | 0.23 | 81.8% | — |
| 令和2年度 | 10,569 | 104億円 | 83.0億円 | 30.8億円 | 0.24 | 87.3% | — |
| 令和元年度 | 10,717 | 81.0億円 | 78.8億円 | 28.0億円 | 0.24 | 89.4% | — |
| 平成30年度 | 10,849 | 79.8億円 | 79.9億円 | 23.6億円 | 0.24 | 86.3% | — |
| 平成29年度 | 11,045 | 78.2億円 | 79.5億円 | 22.1億円 | 0.24 | 89.6% | — |
| 平成28年度 | 11,283 | 71.4億円 | 80.4億円 | 19.0億円 | 0.23 | 88.4% | — |
| 平成27年度 | 11,465 | 72.2億円 | 82.7億円 | 14.4億円 | 0.23 | 87.7% | — |
鹿児島県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。