鹿児島県錦江町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
錦江町の財政は、同じ規模の町と比べて独特な特徴を持っています。最も目立つのは、住民1人あたりの借金が125.1万円と中央値の85.9万円を大きく上回っており、過去9年で89.8万円から35.3万円増えている点です。一方、貯金である基金残高は109.7万円と中央値の46.5万円の2倍以上あり、借金から貯金を差し引いた実質的な負債も15.3万円と中央値の34.1万円より少なくなっています。歳出が1人あたり139.3万円と中央値の104.5万円を大きく上回っているのに対し、自主財源比率は20.1%と中央値の30.5%に届いていません。借金が増える一方で人口が8,227人から6,165人へ減少していることから、今後の財政運営に注視が必要です。1年間に使ったお金(歳出)
85.9億円
住民1人あたり 139.3万円
借金の残高(地方債)
77.1億円
1人あたり 125.1万円
貯金の残高(基金)
67.7億円
1人あたり 109.7万円
財政力指数
0.19
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・鹿児島県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.19
全国 1494位/1718・県内 29位/43(高い順)
同じ規模の中央値 0.27
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
89.0%
全国 568位/1741・県内 15位/43(低い順)
同じ規模の中央値 89.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
125.1万円
全国 1481位/1741・県内 33位/43(低い順)
同じ規模の中央値 85.9万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
109.7万円
全国 196位/1741・県内 5位/43(高い順)
同じ規模の中央値 46.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
20.1%
全国 1650位/1741・県内 36位/43(高い順)
同じ規模の中央値 30.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
24.3%
全国 878位/1718・県内 27位/43(高い順)
同じ規模の中央値 31.1%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 88.1億円・1人あたり 142.8万円
地方税 7.0%地方譲与税・交付金 3.5%地方交付税 42.2%国の補助金 8.0%県の補助金 6.3%借金(地方債) 19.8%寄附金 2.5%その他 10.6%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 6.1億円 | 10.0万円 | 7.0% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 3.1億円 | 5.0万円 | 3.5% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 37.2億円 | 60.3万円 | 42.2% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 7.0億円 | 11.4万円 | 8.0% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 5.6億円 | 9.0万円 | 6.3% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 17.5億円 | 28.3万円 | 19.8% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 2.2億円 | 3.6万円 | 2.5% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 9.4億円 | 15.2万円 | 10.6% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
2.2億円
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地方税の内訳:個人住民税 1.6億円、法人住民税 2,399万円、固定資産税 3.4億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
45万円
福祉(民生費)
31万円
借金の返済(公債費)
15万円
農林水産業
11万円
教育
9.6万円
道路・まちづくり(土木費)
8.1万円
健康・ごみ(衛生費)
6.3万円
商工・観光
5.1万円
災害の復旧
3.9万円
消防・救急
3.2万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 27.9億円 | 45.3万円 | 19.0万円 | 32.5% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 18.8億円 | 30.6万円 | 22.4万円 | 21.9% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 9.1億円 | 14.8万円 | 9.4万円 | 10.6% |
| 農林水産業 | 6.9億円 | 11.2万円 | 6.2万円 | 8.1% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 5.9億円 | 9.6万円 | 9.8万円 | 6.9% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 5.0億円 | 8.1万円 | 10.1万円 | 5.8% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 3.9億円 | 6.3万円 | 8.8万円 | 4.5% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 3.1億円 | 5.1万円 | 2.7万円 | 3.6% |
| 災害の復旧 | 2.4億円 | 3.9万円 | 0.2万円 | 2.8% |
| 消防・救急 | 2.0億円 | 3.2万円 | 3.9万円 | 2.3% |
| 議会 | 7,823万円 | 1.3万円 | 1.0万円 | 0.9% |
| その他 | 10万円 | 16円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
5.1億円
1人あたり 8.2万円(中央値 6.8万円)
高齢者(老人福祉費)
6.9億円
1人あたり 11.2万円(中央値 6.1万円)
障害者など(社会福祉費)
6.9億円
1人あたり 11.1万円(中央値 9.0万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 34.6% が義務的経費です。
人件費
17万円
扶助費
17万円
公債費
15万円
物件費
18万円
補助費等
14万円
建設事業費
33万円
繰出金
10.0万円
積立金
9.5万円
維持補修費
2.5万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 6,165 | 85.9億円 | 77.1億円 | 67.7億円 | 0.19 | 89.0% | — |
| 令和5年度 | 6,399 | 76.3億円 | 68.5億円 | 66.4億円 | 0.19 | 87.6% | — |
| 令和4年度 | 6,640 | 72.1億円 | 70.1億円 | 64.9億円 | 0.19 | 84.8% | — |
| 令和3年度 | 6,939 | 71.9億円 | 74.3億円 | 59.7億円 | 0.19 | 82.1% | — |
| 令和2年度 | 7,171 | 75.2億円 | 76.2億円 | 53.8億円 | 0.19 | 87.6% | — |
| 令和元年度 | 7,387 | 76.0億円 | 77.3億円 | 52.6億円 | 0.19 | 91.5% | — |
| 平成30年度 | 7,566 | 69.1億円 | 72.0億円 | 53.4億円 | 0.19 | 90.9% | — |
| 平成29年度 | 7,802 | 65.6億円 | 67.3億円 | 52.6億円 | 0.18 | 89.8% | — |
| 平成28年度 | 8,022 | 66.5億円 | 69.3億円 | 52.5億円 | 0.17 | 87.8% | — |
| 平成27年度 | 8,227 | 64.8億円 | 73.9億円 | 51.4億円 | 0.17 | 85.2% | — |
鹿児島県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。