鹿児島県東串良町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
東串良町は、ふるさと納税の受入額が9.2億円と同規模の町の中央値1.3億円の約7倍にのぼることが最大の特徴です。この外部収入を活用して、住民1人あたりの貯金である基金残高は87.1万円と中央値の46.5万円の約1.9倍に達し、借金から貯金を差し引いた額も10.4万円と中央値の34.1万円より大幅に少なくなっています。子どもへの支出が1人あたり11.8万円で中央値の6.8万円の1.7倍、教育費が17.5万円で中央値の9.8万円の1.8倍、商工・観光費が17.5万円で中央値の2.7万円の6.5倍と、重点的な支援が目立ちます。一方で人口は2015年度の6,902人から2024年度の6,361人へと減少し、1人あたりの借金は72.7万円から97.5万円に増加しています。1年間に使ったお金(歳出)
71.0億円
住民1人あたり 111.7万円
借金の残高(地方債)
62.0億円
1人あたり 97.5万円
貯金の残高(基金)
55.4億円
1人あたり 87.1万円
財政力指数
0.28
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・鹿児島県内の順位
財政力指数
0.28
全国 1234位/1718・県内 22位/43(高い順)
同じ規模の中央値 0.27
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
86.5%
全国 371位/1741・県内 7位/43(低い順)
同じ規模の中央値 89.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
97.5万円
全国 1345位/1741・県内 24位/43(低い順)
同じ規模の中央値 85.9万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
87.1万円
全国 269位/1741・県内 8位/43(高い順)
同じ規模の中央値 46.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
33.7%
全国 1040位/1741・県内 13位/43(高い順)
同じ規模の中央値 30.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
53.5%
全国 227位/1718・県内 4位/43(高い順)
同じ規模の中央値 31.1%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 73.2億円・1人あたり 115.1万円
地方税 11.7%地方譲与税・交付金 3.3%地方交付税 31.7%国の補助金 10.1%県の補助金 7.3%借金(地方債) 13.8%寄附金 12.9%その他 9.1%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 8.6億円 | 13.4万円 | 11.7% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 2.4億円 | 3.8万円 | 3.3% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 23.2億円 | 36.5万円 | 31.7% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 7.4億円 | 11.7万円 | 10.1% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 5.3億円 | 8.4万円 | 7.3% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 10.1億円 | 15.9万円 | 13.8% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 9.4億円 | 14.8万円 | 12.9% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 6.7億円 | 10.5万円 | 9.1% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
9.2億円
東串良町にふるさと納税で寄付して、返礼品を受け取れます。
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地方税の内訳:個人住民税 2.0億円、法人住民税 3,442万円、固定資産税 5.4億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
27万円
商工・観光
18万円
教育
17万円
役所の運営(総務費)
16万円
借金の返済(公債費)
10万円
農林水産業
7.2万円
道路・まちづくり(土木費)
7.0万円
健康・ごみ(衛生費)
4.1万円
消防・救急
3.9万円
議会
1.0万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 17.4億円 | 27.4万円 | 22.4万円 | 24.5% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 11.1億円 | 17.5万円 | 2.7万円 | 15.7% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 11.1億円 | 17.5万円 | 9.8万円 | 15.6% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 10.2億円 | 16.0万円 | 19.0万円 | 14.3% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 6.4億円 | 10.1万円 | 9.4万円 | 9.1% |
| 農林水産業 | 4.6億円 | 7.2万円 | 6.2万円 | 6.4% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 4.4億円 | 7.0万円 | 10.1万円 | 6.3% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 2.6億円 | 4.1万円 | 8.8万円 | 3.7% |
| 消防・救急 | 2.5億円 | 3.9万円 | 3.9万円 | 3.5% |
| 議会 | 6,511万円 | 1.0万円 | 1.0万円 | 0.9% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
7.5億円
1人あたり 11.8万円(中央値 6.8万円)
高齢者(老人福祉費)
3.9億円
1人あたり 6.1万円(中央値 6.1万円)
障害者など(社会福祉費)
6.0億円
1人あたり 9.5万円(中央値 9.0万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 36.5% が義務的経費です。
人件費
15万円
扶助費
16万円
公債費
10万円
物件費
13万円
補助費等
20万円
建設事業費
20万円
繰出金
4.9万円
積立金
12万円
維持補修費
8,688円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 6,361 | 71.0億円 | 62.0億円 | 55.4億円 | 0.28 | 86.5% | — |
| 令和5年度 | 6,453 | 71.7億円 | 58.2億円 | 51.0億円 | 0.29 | 89.2% | — |
| 令和4年度 | 6,510 | 73.8億円 | 57.2億円 | 47.1億円 | 0.30 | 89.2% | — |
| 令和3年度 | 6,540 | 66.3億円 | 58.2億円 | 37.3億円 | 0.32 | 88.3% | — |
| 令和2年度 | 6,538 | 69.8億円 | 57.6億円 | 29.9億円 | 0.35 | 89.2% | — |
| 令和元年度 | 6,576 | 53.8億円 | 57.2億円 | 24.6億円 | 0.36 | 89.7% | — |
| 平成30年度 | 6,679 | 54.2億円 | 55.5億円 | 24.1億円 | 0.37 | 89.8% | — |
| 平成29年度 | 6,717 | 49.9億円 | 54.4億円 | 23.5億円 | 0.37 | 89.6% | — |
| 平成28年度 | 6,804 | 48.5億円 | 52.1億円 | 21.5億円 | 0.38 | 87.4% | — |
| 平成27年度 | 6,902 | 41.8億円 | 50.2億円 | 18.2億円 | 0.39 | 86.2% | — |
鹿児島県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。