鹿児島県志布志市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
志布志市は、同じ規模のまちと比べて、ふるさと納税の受入が極めて多いのが特徴です。51.9億円と、中央値の5.6億円の約9倍に達しており、この大きな歳入により、経常収支比率は82.1%と中央値の93.7%より良好に保たれています。また住民1人あたりの貯金は54.1万円で中央値の30.0万円を大きく上回り、借金から貯金を差し引いた額も13.2万円と中央値の36.7万円より少なくなっています。一方、商工・観光や農林水産業への支出が中央値の4~5倍と厚く、役所の運営費も際立って大きくなっています。1年間に使ったお金(歳出)
311億円
住民1人あたり 108.6万円
借金の残高(地方債)
193億円
1人あたり 67.3万円
貯金の残高(基金)
155億円
1人あたり 54.1万円
財政力指数
0.39
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・鹿児島県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.39
全国 956位/1718・県内 8位/43(高い順)
同じ規模の中央値 0.36
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
82.1%
全国 169位/1741・県内 2位/43(低い順)
同じ規模の中央値 93.7%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)
67.3万円
全国 1094位/1741・県内 16位/43(低い順)
同じ規模の中央値 70.5万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
54.1万円
全国 428位/1741・県内 15位/43(高い順)
同じ規模の中央値 30.0万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
48.3%
全国 352位/1741・県内 2位/43(高い順)
同じ規模の中央値 33.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)
25.1%
全国 838位/1718・県内 26位/43(高い順)
同じ規模の中央値 24.0%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 322億円・1人あたり 112.1万円
地方税 11.7%地方譲与税・交付金 4.1%地方交付税 22.3%国の補助金 11.3%県の補助金 8.9%借金(地方債) 5.1%寄附金 16.4%その他 20.3%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 37.6億円 | 13.1万円 | 11.7% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 13.0億円 | 4.5万円 | 4.1% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 71.8億円 | 25.0万円 | 22.3% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 36.2億円 | 12.6万円 | 11.3% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 28.8億円 | 10.0万円 | 8.9% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 16.3億円 | 5.7万円 | 5.1% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 52.7億円 | 18.4万円 | 16.4% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 65.3億円 | 22.7万円 | 20.3% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
51.9億円
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地方税の内訳:個人住民税 9.7億円、法人住民税 2.6億円、固定資産税 20.7億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
31万円
福祉(民生費)
28万円
商工・観光
12万円
農林水産業
9.0万円
借金の返済(公債費)
8.5万円
教育
8.0万円
道路・まちづくり(土木費)
5.3万円
健康・ごみ(衛生費)
4.6万円
消防・救急
2.1万円
議会
5,870円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 88.1億円 | 30.7万円 | 15.5万円 | 28.3% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 79.9億円 | 27.9万円 | 23.7万円 | 25.7% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 33.4億円 | 11.6万円 | 2.3万円 | 10.7% |
| 農林水産業 | 25.8億円 | 9.0万円 | 3.5万円 | 8.3% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 24.4億円 | 8.5万円 | 8.2万円 | 7.8% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 23.0億円 | 8.0万円 | 7.3万円 | 7.4% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 15.1億円 | 5.3万円 | 6.8万円 | 4.8% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 13.3億円 | 4.6万円 | 7.3万円 | 4.3% |
| 消防・救急 | 6.1億円 | 2.1万円 | 3.3万円 | 1.9% |
| 議会 | 1.7億円 | 5,870円 | 0.6万円 | 0.5% |
| 災害の復旧 | 6,906万円 | 2,407円 | 0.3万円 | 0.2% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
33.8億円
1人あたり 11.8万円(中央値 7.3万円)
高齢者(老人福祉費)
16.4億円
1人あたり 5.7万円(中央値 5.6万円)
障害者など(社会福祉費)
24.8億円
1人あたり 8.6万円(中央値 8.1万円)
生活保護
4.9億円
1人あたり 1.7万円(中央値 1.8万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 34.7% が義務的経費です。
人件費
10万円
扶助費
19万円
公債費
8.5万円
物件費
20万円
補助費等
8.4万円
建設事業費
13万円
繰出金
5.8万円
積立金
23万円
維持補修費
2,168円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 28,693 | 311億円 | 193億円 | 155億円 | 0.39 | 82.1% | — |
| 令和5年度 | 29,193 | 341億円 | 200億円 | 141億円 | 0.38 | 85.9% | — |
| 令和4年度 | 29,808 | 323億円 | 208億円 | 118億円 | 0.39 | 87.3% | — |
| 令和3年度 | 30,179 | 334億円 | 217億円 | 98.3億円 | 0.38 | 80.3% | — |
| 令和2年度 | 30,646 | 337億円 | 222億円 | 71.0億円 | 0.39 | 86.5% | — |
| 令和元年度 | 31,080 | 274億円 | 224億円 | 67.3億円 | 0.38 | 92.2% | — |
| 平成30年度 | 31,507 | 268億円 | 231億円 | 63.9億円 | 0.38 | 88.6% | — |
| 平成29年度 | 32,021 | 266億円 | 236億円 | 62.4億円 | 0.37 | 88.8% | — |
| 平成28年度 | 32,415 | 243億円 | 239億円 | 57.5億円 | 0.36 | 88.8% | — |
| 平成27年度 | 32,727 | 214億円 | 243億円 | 53.1億円 | 0.35 | 88.9% | — |
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出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。