鹿児島県南さつま市の財政

市 人口 31,094人 面積 283.59km² 令和6年度(2024年度)決算
ひとことで言うと(AIによる要約)
南さつま市の最大の特徴は、ふるさと納税の受入額が55.0億円と、同規模の市の中央値5.1億円の10倍以上に達していることです。この寄附金を基に、住民1人あたりの貯金である基金残高が90.8万円と中央値21.5万円を大きく上回っており、財政面での余裕が目立ちます。一方、自主財源比率は38.1%で中央値36.6%をやや上回るものの、財政力指数は0.29と中央値0.46の63%程度に留まり、地域経済の活性化が課題です。また、2015年度から2024年度にかけて人口が36,022人から31,094人へ減少する中で、住民1人あたりの借金は79.9万円から100.1万円に増加しており、人口減少への対応が今後の重要な課題となっています。
1年間に使ったお金(歳出)
322億円
住民1人あたり 103.7万円
借金の残高(地方債)
311億円
1人あたり 100.1万円
貯金の残高(基金)
282億円
1人あたり 90.8万円
財政力指数
0.29
1に近いほど自前の財源が多い

財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・鹿児島県内の順位

財政力指数同規模より注意
0.29
全国 1208位/1718・県内 19位/43(高い順)
同じ規模の中央値 0.46
0.51.0
この指標とは

自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。

経常収支比率同規模より良い
88.9%
全国 558位/1741・県内 14位/43(低い順)
同じ規模の中央値 93.6%
708090100
この指標とは

毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。

住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
100.1万円
全国 1362位/1741・県内 26位/43(低い順)
同じ規模の中央値 53.4万円
この指標とは

年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。

住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
90.8万円
全国 256位/1741・県内 7位/43(高い順)
同じ規模の中央値 21.5万円
この指標とは

財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。

自主財源比率
38.1%
全国 822位/1741・県内 8位/43(高い順)
同じ規模の中央値 36.6%
この指標とは

収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。

財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
16.7%
全国 1277位/1718・県内 40位/43(高い順)
同じ規模の中央値 22.8%
この指標とは

自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。

収入(歳入)の内訳 338億円・1人あたり 108.6万円

地方税 9.2%地方譲与税・交付金 3.9%地方交付税 30.4%国の補助金 11.6%県の補助金 5.3%借金(地方債) 10.8%寄附金 16.3%その他 12.5%
地方税 9.2%地方譲与税・交付金 3.9%地方交付税 30.4%国の補助金 11.6%県の補助金 5.3%借金(地方債) 10.8%寄附金 16.3%その他 12.5%
項目金額1人あたり割合
地方税
住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など)
31.1億円10.0万円9.2%
地方譲与税・交付金
国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など)
13.1億円4.2万円3.9%
地方交付税
国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由
103億円33.1万円30.4%
国の補助金
国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金)
39.1億円12.6万円11.6%
県の補助金
都道府県から特定の事業のためにもらうお金
17.9億円5.7万円5.3%
借金(地方債)
その年に新しく借りたお金
36.4億円11.7万円10.8%
寄附金
ふるさと納税など
55.2億円17.7万円16.3%
その他
使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など
42.3億円13.6万円12.5%
ふるさと納税令和6年度の受入額
55.0億円

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地方税の内訳:個人住民税 9.5億円、法人住民税 1.7億円、固定資産税 16.5億円

何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり

このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
分野金額1人あたり同じ規模の中央値割合
役所の運営(総務費)
庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など
103億円33.2万円9.5万円32.0%
福祉(民生費)
高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など
88.9億円28.6万円20.5万円27.6%
借金の返済(公債費)
地方債の元金と利子の返済
28.6億円9.2万円5.6万円8.9%
健康・ごみ(衛生費)
健診・予防接種、ごみ処理など
23.9億円7.7万円5.4万円7.4%
教育
学校、図書館・公民館、スポーツ施設など
23.2億円7.5万円6.5万円7.2%
道路・まちづくり(土木費)
道路・橋、公園、下水道、公営住宅など
20.0億円6.4万円5.6万円6.2%
消防・救急12.3億円4.0万円2.5万円3.8%
農林水産業11.9億円3.8万円2.4万円3.7%
商工・観光
企業誘致、商店街、観光など
5.3億円1.7万円1.6万円1.6%
災害の復旧3.7億円1.2万円0.2万円1.2%
議会1.4億円4,479円0.5万円0.4%
労働1,490万円479円0.0万円0.0%

福祉(民生費)の内訳

子ども(児童福祉費)
25.3億円
1人あたり 8.2万円(中央値 7.5万円)
高齢者(老人福祉費)
24.2億円
1人あたり 7.8万円(中央値 4.4万円)
障害者など(社会福祉費)
33.6億円
1人あたり 10.8万円(中央値 7.0万円)
生活保護
5.7億円
1人あたり 1.8万円(中央値 1.5万円)

お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり

人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 39.5% が義務的経費です。

10年の推移

1人あたりの借金と貯金

借金(地方債残高)貯金(基金残高)
0円50万円100万円150万円2015201620172018201920202021202220232024借金(1人あたり)貯金(1人あたり)

1人あたりの歳出

このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
0円50万円100万円150万円2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

財政力指数

このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
0.250.300.350.400.450.502015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

経常収支比率

このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
86%88%90%92%94%2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

人口(住民基本台帳)

3.0万3.2万3.4万3.6万3.8万2015201620172018201920202021202220232024人口
年度ごとの数字を表で見る
年度人口歳出総額地方債残高基金残高財政力指数経常収支比率実質公債費比率
令和6年度31,094322億円311億円282億円0.2988.9%—
令和5年度31,720344億円302億円266億円0.2991.1%—
令和4年度32,279319億円287億円248億円0.2991.3%—
令和3年度32,909307億円292億円225億円0.2989.0%—
令和2年度33,365336億円299億円204億円0.2992.7%—
令和元年度33,873285億円298億円188億円0.2892.9%—
平成30年度34,387266億円305億円176億円0.2891.5%—
平成29年度34,947258億円297億円169億円0.2890.4%—
平成28年度35,473254億円291億円161億円0.2889.8%—
平成27年度36,022248億円288億円145億円0.2887.8%—

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出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。