熊本県球磨村の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
球磨村の令和6年度決算は、支出規模が住民1人あたり255.2万円と、同規模の村の平均147.0万円を大きく上回っています。これは役所の運営費が1人あたり107.9万円(平均31.9万円)と突出して多いほか、災害復旧に42.0万円(平均0.2万円)を投じていることが主な要因です。借金は1人あたり228.1万円で、この9年間で88.9万円から2.6倍に膨らんでいます。一方、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は81.9%と、平均の86.1%より改善しており、貯金も1人あたり208.4万円確保されています。1年間に使ったお金(歳出)
67.6億円
住民1人あたり 255.2万円
借金の残高(地方債)
60.4億円
1人あたり 228.1万円
貯金の残高(基金)
55.2億円
1人あたり 208.4万円
財政力指数
0.15
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・熊本県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.15
全国 1596位/1718・県内 44位/45(高い順)
同じ規模の中央値 0.21
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
81.9%
全国 164位/1741・県内 2位/45(低い順)
同じ規模の中央値 86.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
228.1万円
全国 1670位/1741・県内 44位/45(低い順)
同じ規模の中央値 105.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
208.4万円
全国 67位/1741・県内 3位/45(高い順)
同じ規模の中央値 99.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
31.0%
全国 1190位/1741・県内 24位/45(高い順)
同じ規模の中央値 29.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
51.3%
全国 250位/1718・県内 10位/45(高い順)
同じ規模の中央値 47.5%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 73.4億円・1人あたり 277.1万円
地方税 3.4%地方譲与税・交付金 2.6%地方交付税 32.2%国の補助金 19.1%県の補助金 9.5%借金(地方債) 5.6%寄附金 0.6%その他 27.0%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 2.5億円 | 9.3万円 | 3.4% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 1.9億円 | 7.2万円 | 2.6% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 23.6億円 | 89.2万円 | 32.2% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 14.0億円 | 52.9万円 | 19.1% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 7.0億円 | 26.3万円 | 9.5% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 4.1億円 | 15.6万円 | 5.6% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 4,596万円 | 1.7万円 | 0.6% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 19.8億円 | 74.9万円 | 27.0% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
3,763万円
球磨村にふるさと納税で寄付して、返礼品を受け取れます。
※ 外部のふるさと納税サイトに移動します(広告を含みます)。
地方税の内訳:個人住民税 6,808万円、法人住民税 792万円、固定資産税 1.4億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口2千〜5千人の村の中央値(66団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
108万円
災害の復旧
42万円
福祉(民生費)
33万円
農林水産業
19万円
借金の返済(公債費)
16万円
教育
12万円
道路・まちづくり(土木費)
9.6万円
健康・ごみ(衛生費)
7.9万円
消防・救急
5.6万円
議会
2.1万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 28.6億円 | 107.9万円 | 31.9万円 | 42.3% |
| 災害の復旧 | 11.1億円 | 42.0万円 | 0.2万円 | 16.4% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 8.8億円 | 33.1万円 | 24.0万円 | 13.0% |
| 農林水産業 | 5.0億円 | 18.7万円 | 10.5万円 | 7.3% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 4.2億円 | 15.8万円 | 12.5万円 | 6.2% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 3.1億円 | 11.8万円 | 12.9万円 | 4.6% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 2.5億円 | 9.6万円 | 13.6万円 | 3.8% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 2.1億円 | 7.9万円 | 8.6万円 | 3.1% |
| 消防・救急 | 1.5億円 | 5.6万円 | 5.3万円 | 2.2% |
| 議会 | 5,459万円 | 2.1万円 | 1.8万円 | 0.8% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 1,828万円 | 6,902円 | 4.6万円 | 0.3% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
2.0億円
1人あたり 7.4万円(中央値 7.0万円)
高齢者(老人福祉費)
2.8億円
1人あたり 10.7万円(中央値 6.4万円)
障害者など(社会福祉費)
3.9億円
1人あたり 14.8万円(中央値 9.8万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 23.6% が義務的経費です。
人件費
29万円
扶助費
15万円
公債費
16万円
物件費
28万円
補助費等
17万円
建設事業費
67万円
繰出金
13万円
積立金
28万円
維持補修費
9,140円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口2千〜5千人の村の中央値(66団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口2千〜5千人の村の中央値(66団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口2千〜5千人の村の中央値(66団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 2,648 | 67.6億円 | 60.4億円 | 55.2億円 | 0.15 | 81.9% | — |
| 令和5年度 | 2,786 | 91.9億円 | 60.2億円 | 51.7億円 | 0.14 | 80.8% | — |
| 令和4年度 | 2,958 | 68.7億円 | 55.3億円 | 43.9億円 | 0.15 | 77.4% | — |
| 令和3年度 | 3,219 | 99.0億円 | 57.9億円 | 31.3億円 | 0.15 | 73.8% | — |
| 令和2年度 | 3,368 | 77.8億円 | 42.8億円 | 26.2億円 | 0.15 | 82.7% | — |
| 令和元年度 | 3,585 | 42.8億円 | 35.9億円 | 15.6億円 | 0.14 | 83.2% | — |
| 平成30年度 | 3,699 | 36.6億円 | 33.8億円 | 16.4億円 | 0.14 | 82.7% | — |
| 平成29年度 | 3,839 | 39.4億円 | 34.8億円 | 16.5億円 | 0.13 | 80.6% | — |
| 平成28年度 | 3,898 | 41.8億円 | 34.2億円 | 16.5億円 | 0.13 | 79.3% | — |
| 平成27年度 | 3,981 | 39.8億円 | 35.4億円 | 16.9億円 | 0.12 | 75.7% | — |
球磨村の村長と選挙
次の村長選挙
任期満了日はまだ分かっていません。
熊本県の人口が近い村と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。