熊本県嘉島町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
嘉島町は、同じ規模の町と比べて財政力指数が0.60と高く、自主財源比率も46.4%と充実しており、自力で財政を運営する力が強いまちです。一方で、住民1人あたりの借金が79.0万円と中央値の55.4万円を大きく上回り、2015年度の50.5万円から9年間で58%増加しています。子どもへの支出(11.3万円)と教育費(10.6万円)は同規模の町の中で特に手厚く、将来への投資に力を入れています。毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は88.8%と良好で、財政調整基金も充実している点が特徴です。1年間に使ったお金(歳出)
69.5億円
住民1人あたり 67.7万円
借金の残高(地方債)
81.0億円
1人あたり 79.0万円
貯金の残高(基金)
29.9億円
1人あたり 29.1万円
財政力指数
0.60
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・熊本県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.60
全国 530位/1718・県内 5位/45(高い順)
同じ規模の中央値 0.38
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
88.8%
全国 548位/1741・県内 12位/45(低い順)
同じ規模の中央値 90.0%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
79.0万円
全国 1229位/1741・県内 22位/45(低い順)
同じ規模の中央値 55.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)
29.1万円
全国 779位/1741・県内 29位/45(高い順)
同じ規模の中央値 29.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
46.4%
全国 435位/1741・県内 5位/45(高い順)
同じ規模の中央値 35.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
45.5%
全国 310位/1718・県内 15位/45(高い順)
同じ規模の中央値 30.4%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 75.0億円・1人あたり 73.1万円
地方税 24.8%地方譲与税・交付金 6.5%地方交付税 19.3%国の補助金 16.1%県の補助金 6.2%借金(地方債) 5.6%寄附金 6.9%その他 14.7%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 18.6億円 | 18.1万円 | 24.8% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 4.8億円 | 4.7万円 | 6.5% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 14.5億円 | 14.1万円 | 19.3% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 12.0億円 | 11.7万円 | 16.1% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 4.6億円 | 4.5万円 | 6.2% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 4.2億円 | 4.1万円 | 5.6% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 5.2億円 | 5.0万円 | 6.9% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 11.0億円 | 10.8万円 | 14.7% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
5.1億円
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地方税の内訳:個人住民税 4.5億円、法人住民税 1.6億円、固定資産税 10.6億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
21万円
役所の運営(総務費)
13万円
教育
11万円
借金の返済(公債費)
7.0万円
道路・まちづくり(土木費)
6.6万円
健康・ごみ(衛生費)
4.4万円
消防・救急
2.2万円
農林水産業
1.7万円
議会
6,258円
商工・観光
1,288円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 21.8億円 | 21.2万円 | 19.7万円 | 31.4% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 13.6億円 | 13.2万円 | 13.3万円 | 19.5% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 10.8億円 | 10.6万円 | 7.4万円 | 15.6% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 7.1億円 | 7.0万円 | 5.7万円 | 10.3% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 6.8億円 | 6.6万円 | 6.4万円 | 9.8% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 4.5億円 | 4.4万円 | 5.6万円 | 6.5% |
| 消防・救急 | 2.2億円 | 2.2万円 | 2.8万円 | 3.2% |
| 農林水産業 | 1.8億円 | 1.7万円 | 3.1万円 | 2.6% |
| 議会 | 6,417万円 | 6,258円 | 0.7万円 | 0.9% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 1,321万円 | 1,288円 | 1.7万円 | 0.2% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
11.6億円
1人あたり 11.3万円(中央値 6.9万円)
高齢者(老人福祉費)
3.5億円
1人あたり 3.4万円(中央値 4.8万円)
障害者など(社会福祉費)
6.7億円
1人あたり 6.5万円(中央値 7.6万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 45.1% が義務的経費です。
人件費
8.0万円
扶助費
16万円
公債費
7.0万円
物件費
9.3万円
補助費等
8.1万円
建設事業費
9.2万円
繰出金
3.6万円
積立金
5.3万円
維持補修費
1.1万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 10,254 | 69.5億円 | 81.0億円 | 29.9億円 | 0.60 | 88.8% | — |
| 令和5年度 | 10,159 | 66.7億円 | 83.5億円 | 31.2億円 | 0.61 | 86.3% | — |
| 令和4年度 | 10,072 | 73.7億円 | 86.3億円 | 25.4億円 | 0.63 | 84.7% | — |
| 令和3年度 | 9,891 | 76.8億円 | 83.3億円 | 23.8億円 | 0.67 | 84.7% | — |
| 令和2年度 | 9,766 | 72.5億円 | 80.0億円 | 21.9億円 | 0.70 | 98.2% | — |
| 令和元年度 | 9,537 | 80.8億円 | 79.3億円 | 20.8億円 | 0.69 | 96.5% | — |
| 平成30年度 | 9,426 | 52.2億円 | 70.9億円 | 20.7億円 | 0.68 | 91.2% | — |
| 平成29年度 | 9,225 | 73.1億円 | 70.1億円 | 21.0億円 | 0.67 | 88.4% | — |
| 平成28年度 | 9,126 | 72.8億円 | 60.9億円 | 19.4億円 | 0.68 | 87.7% | — |
| 平成27年度 | 9,227 | 44.5億円 | 46.6億円 | 18.9億円 | 0.68 | 83.4% | — |
熊本県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。