熊本県御船町の財政

町 人口 17,270人 面積 99.03km² 令和6年度(2024年度)決算
ひとことで言うと(AIによる要約)
御船町は、同じ規模の町と比べて、ふるさと納税の受入が極めて多いことが最大の特徴です。受入額36.3億円は中央値の2.0億円の18倍に及び、これが自主財源比率48.7%という高水準につながっています。一方で、住民1人あたりの借金が72.5万円と中央値55.4万円を大きく上回り、この9年間で42.5万円から72.5万円へと大幅に増加しているため、借金の増加ペースが懸念されます。また、1人あたりの総務費が31.4万円で中央値13.3万円の2倍以上、役所の運営にかかる経費が特に高くなっています。子どもへの支出が11.0万円と中央値の6.9万円を上回るなど、福祉施策を優先する傾向が見られます。
1年間に使ったお金(歳出)
158億円
住民1人あたり 91.6万円
借金の残高(地方債)
125億円
1人あたり 72.5万円
貯金の残高(基金)
57.0億円
1人あたり 33.0万円
財政力指数
0.36
1に近いほど自前の財源が多い

財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・熊本県内の順位

財政力指数同規模より注意
0.36
全国 1030位/1718・県内 19位/45(高い順)
同じ規模の中央値 0.38
0.51.0
この指標とは

自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。

経常収支比率
88.3%
全国 509位/1741・県内 11位/45(低い順)
同じ規模の中央値 90.0%
708090100
この指標とは

毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。

住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
72.5万円
全国 1164位/1741・県内 18位/45(低い順)
同じ規模の中央値 55.4万円
この指標とは

年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。

住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
33.0万円
全国 700位/1741・県内 26位/45(高い順)
同じ規模の中央値 29.4万円
この指標とは

財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。

自主財源比率同規模より良い
48.7%
全国 339位/1741・県内 4位/45(高い順)
同じ規模の中央値 35.3%
この指標とは

収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。

財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
33.6%
全国 538位/1718・県内 25位/45(高い順)
同じ規模の中央値 30.4%
この指標とは

自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。

収入(歳入)の内訳 165億円・1人あたり 95.5万円

地方税 10.9%地方譲与税・交付金 4.3%地方交付税 22.2%国の補助金 12.8%県の補助金 7.5%借金(地方債) 4.6%寄附金 22.3%その他 15.4%
項目金額1人あたり割合
地方税
住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など)
18.0億円10.4万円10.9%
地方譲与税・交付金
国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など)
7.0億円4.1万円4.3%
地方交付税
国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由
36.6億円21.2万円22.2%
国の補助金
国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金)
21.1億円12.2万円12.8%
県の補助金
都道府県から特定の事業のためにもらうお金
12.4億円7.2万円7.5%
借金(地方債)
その年に新しく借りたお金
7.6億円4.4万円4.6%
寄附金
ふるさと納税など
36.9億円21.3万円22.3%
その他
使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など
25.5億円14.7万円15.4%
ふるさと納税令和6年度の受入額
36.3億円

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地方税の内訳:個人住民税 5.8億円、法人住民税 1.0億円、固定資産税 9.1億円

何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり

このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
分野金額1人あたり同じ規模の中央値割合
役所の運営(総務費)
庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など
54.3億円31.4万円13.3万円34.3%
福祉(民生費)
高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など
40.8億円23.6万円19.7万円25.8%
借金の返済(公債費)
地方債の元金と利子の返済
16.0億円9.3万円5.7万円10.1%
道路・まちづくり(土木費)
道路・橋、公園、下水道、公営住宅など
13.7億円7.9万円6.4万円8.6%
教育
学校、図書館・公民館、スポーツ施設など
9.2億円5.4万円7.4万円5.8%
農林水産業6.3億円3.6万円3.1万円4.0%
健康・ごみ(衛生費)
健診・予防接種、ごみ処理など
5.6億円3.3万円5.6万円3.6%
災害の復旧5.1億円3.0万円0.1万円3.2%
消防・救急4.5億円2.6万円2.8万円2.9%
商工・観光
企業誘致、商店街、観光など
1.6億円9,289円1.7万円1.0%
議会1.1億円6,246円0.7万円0.7%

福祉(民生費)の内訳

子ども(児童福祉費)
19.0億円
1人あたり 11.0万円(中央値 6.9万円)
高齢者(老人福祉費)
5.0億円
1人あたり 2.9万円(中央値 4.8万円)
障害者など(社会福祉費)
16.8億円
1人あたり 9.7万円(中央値 7.6万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)

お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり

人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 35.7% が義務的経費です。

10年の推移

1人あたりの借金と貯金

借金(地方債残高)貯金(基金残高)
0円25万円50万円75万円100万円2015201620172018201920202021202220232024借金(1人あたり)貯金(1人あたり)

1人あたりの歳出

このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
0円25万円50万円75万円100万円2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

財政力指数

このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
0.340.360.380.402015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

経常収支比率

このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
80%85%90%95%2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

人口(住民基本台帳)

1.7万1.7万1.7万1.8万1.8万2015201620172018201920202021202220232024人口
年度ごとの数字を表で見る
年度人口歳出総額地方債残高基金残高財政力指数経常収支比率実質公債費比率
令和6年度17,270158億円125億円57.0億円0.3688.3%—
令和5年度17,235137億円133億円47.4億円0.3589.0%—
令和4年度17,051133億円145億円44.7億円0.3585.8%—
令和3年度17,048137億円157億円38.7億円0.3584.0%—
令和2年度16,975151億円164億円29.9億円0.3793.0%—
令和元年度16,892143億円164億円21.0億円0.3794.7%—
平成30年度17,013147億円149億円17.1億円0.3894.7%—
平成29年度17,183172億円130億円15.2億円0.3892.0%—
平成28年度17,320144億円103億円11.1億円0.3790.6%—
平成27年度17,71968.7億円75.4億円15.1億円0.3785.6%—

御船町の町長と選挙

次の町長選挙

2027年4月26日 任期満了

2027年4月の統一地方選挙で選挙が行われる見込みです。 任期満了まであと182日。

就任日から計算した目安です。辞職などで早まることがあります。正式な日程は御船町の選挙管理委員会の発表をご確認ください。

就任してからの数字の動き

平成27年度(就任した年度) → 令和6年度

1人あたりの借金 42.5万円 → 72.5万円
1人あたりの貯金 8.5万円 → 33.0万円
経常収支比率 85.6% → 88.3%
財政力指数 0.37 → 0.36

財政の数字は、国の制度や景気、災害なども影響します。首長だけで決まるものではありません。

全国の首長選挙の予定(任期満了日の近い順)→

熊本県の人口が近い町と比べる

熊本県の市町村の一覧を見る →

出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。