熊本県小国町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
小国町は、同規模の町と比べて借金が大きく膨らんでいるのが特徴です。住民1人あたりの借金は96.2万円で、中央値の85.9万円を上回っています。過去9年間で借金は68.4万円から96.2万円に増える一方、人口は7,540人から6,295人に減少しました。貯金は42.6万円と中央値の46.5万円より少なく、借金から貯金を差し引いた額は53.6万円で、中央値の34.1万円を大きく上回っています。一方、ふるさと納税は2.7億円と中央値の1.3億円の2倍以上あり、財政調整基金(貯金にあたる基金)も標準財政規模比で43.3%と中央値の31.1%より充実しています。1年間に使ったお金(歳出)
68.6億円
住民1人あたり 109.0万円
借金の残高(地方債)
60.6億円
1人あたり 96.2万円
貯金の残高(基金)
26.8億円
1人あたり 42.6万円
財政力指数
0.25
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・熊本県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.25
全国 1328位/1718・県内 31位/45(高い順)
同じ規模の中央値 0.27
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
85.8%
全国 335位/1741・県内 8位/45(低い順)
同じ規模の中央値 89.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
96.2万円
全国 1335位/1741・県内 35位/45(低い順)
同じ規模の中央値 85.9万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
42.6万円
全国 557位/1741・県内 19位/45(高い順)
同じ規模の中央値 46.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率
31.3%
全国 1166位/1741・県内 23位/45(高い順)
同じ規模の中央値 30.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
43.3%
全国 347位/1718・県内 16位/45(高い順)
同じ規模の中央値 31.1%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 79.9億円・1人あたり 126.9万円
地方税 9.2%地方譲与税・交付金 4.5%地方交付税 36.5%国の補助金 15.2%県の補助金 6.0%借金(地方債) 6.4%寄附金 3.8%その他 18.4%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 7.3億円 | 11.6万円 | 9.2% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 3.6億円 | 5.7万円 | 4.5% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 29.2億円 | 46.4万円 | 36.5% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 12.1億円 | 19.3万円 | 15.2% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 4.8億円 | 7.6万円 | 6.0% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 5.1億円 | 8.2万円 | 6.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 3.0億円 | 4.8万円 | 3.8% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 14.7億円 | 23.3万円 | 18.4% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
2.7億円
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地方税の内訳:個人住民税 2.1億円、法人住民税 3,964万円、固定資産税 3.8億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
26万円
福祉(民生費)
23万円
道路・まちづくり(土木費)
11万円
借金の返済(公債費)
10万円
農林水産業
8.4万円
教育
7.9万円
健康・ごみ(衛生費)
7.9万円
災害の復旧
6.4万円
商工・観光
4.0万円
消防・救急
3.2万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 16.2億円 | 25.7万円 | 19.0万円 | 23.6% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 14.4億円 | 22.9万円 | 22.4万円 | 21.0% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 7.1億円 | 11.2万円 | 10.1万円 | 10.3% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 6.5億円 | 10.4万円 | 9.4万円 | 9.5% |
| 農林水産業 | 5.3億円 | 8.4万円 | 6.2万円 | 7.7% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 5.0億円 | 7.9万円 | 9.8万円 | 7.3% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 5.0億円 | 7.9万円 | 8.8万円 | 7.2% |
| 災害の復旧 | 4.0億円 | 6.4万円 | 0.2万円 | 5.8% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 2.5億円 | 4.0万円 | 2.7万円 | 3.7% |
| 消防・救急 | 2.0億円 | 3.2万円 | 3.9万円 | 3.0% |
| 議会 | 6,855万円 | 1.1万円 | 1.0万円 | 1.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
4.6億円
1人あたり 7.4万円(中央値 6.8万円)
高齢者(老人福祉費)
4.1億円
1人あたり 6.6万円(中央値 6.1万円)
障害者など(社会福祉費)
5.6億円
1人あたり 8.9万円(中央値 9.0万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 32.9% が義務的経費です。
人件費
17万円
扶助費
8.4万円
公債費
10万円
物件費
13万円
補助費等
22万円
建設事業費
13万円
繰出金
6.6万円
積立金
11万円
維持補修費
1.4万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 6,295 | 68.6億円 | 60.6億円 | 26.8億円 | 0.25 | 85.8% | — |
| 令和5年度 | 6,465 | 76.4億円 | 61.8億円 | 21.6億円 | 0.24 | 85.6% | — |
| 令和4年度 | 6,634 | 71.8億円 | 61.6億円 | 15.3億円 | 0.24 | 81.2% | — |
| 令和3年度 | 6,730 | 79.8億円 | 62.0億円 | 14.5億円 | 0.24 | 80.5% | — |
| 令和2年度 | 6,910 | 66.1億円 | 62.0億円 | 11.8億円 | 0.25 | 87.6% | — |
| 令和元年度 | 7,036 | 60.5億円 | 62.3億円 | 10.2億円 | 0.24 | 90.0% | — |
| 平成30年度 | 7,136 | 57.6億円 | 59.0億円 | 9.5億円 | 0.24 | 88.4% | — |
| 平成29年度 | 7,279 | 57.6億円 | 55.0億円 | 10.3億円 | 0.22 | 87.1% | — |
| 平成28年度 | 7,420 | 57.5億円 | 52.1億円 | 9.0億円 | 0.22 | 88.5% | — |
| 平成27年度 | 7,540 | 58.0億円 | 51.6億円 | 9.7億円 | 0.21 | 87.0% | — |
熊本県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。