熊本県和水町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
和水町は同規模の町の中で最大の特徴として、ふるさと納税の受入額が19.1億円と極めて多く、中央値の1.3億円を大きく上回っています。このため貯金にあたる基金残高が1人あたり107.6万円と中央値の46.5万円の2倍以上となり、借金から貯金を差し引くと1人あたり22.3万円のマイナスになるなど、財政面で有利な状況が続いています。一方、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は95.8%と中央値の89.1%を上回っており、毎年の収支が硬直的な傾向を見せています。歳出では役所の運営に1人あたり37.7万円と中央値の19.0万円の2倍近くかけており、また人口が2015年度の10,713人から2024年度の9,007人へ減少する一方で、1人あたりの借金は72.3万円から85.3万円へ増加しています。1年間に使ったお金(歳出)
102億円
住民1人あたり 113.0万円
借金の残高(地方債)
76.8億円
1人あたり 85.3万円
貯金の残高(基金)
96.9億円
1人あたり 107.6万円
財政力指数
0.26
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・熊本県内の順位
財政力指数
0.26
全国 1297位/1718・県内 29位/45(高い順)
同じ規模の中央値 0.27
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より注意
95.8%
全国 1398位/1741・県内 35位/45(低い順)
同じ規模の中央値 89.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)
85.3万円
全国 1278位/1741・県内 27位/45(低い順)
同じ規模の中央値 85.9万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
107.6万円
全国 200位/1741・県内 5位/45(高い順)
同じ規模の中央値 46.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
39.8%
全国 738位/1741・県内 10位/45(高い順)
同じ規模の中央値 30.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
58.7%
全国 180位/1718・県内 8位/45(高い順)
同じ規模の中央値 31.1%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 104億円・1人あたり 115.9万円
地方税 9.0%地方譲与税・交付金 4.0%地方交付税 33.1%国の補助金 8.4%県の補助金 4.3%借金(地方債) 10.4%寄附金 18.4%その他 12.3%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 9.4億円 | 10.4万円 | 9.0% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 4.2億円 | 4.6万円 | 4.0% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 34.6億円 | 38.4万円 | 33.1% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 8.8億円 | 9.8万円 | 8.4% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 4.5億円 | 4.9万円 | 4.3% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 10.9億円 | 12.1万円 | 10.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 19.2億円 | 21.4万円 | 18.4% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 12.9億円 | 14.3万円 | 12.3% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
19.1億円
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地方税の内訳:個人住民税 2.6億円、法人住民税 5,350万円、固定資産税 5.1億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
38万円
福祉(民生費)
23万円
教育
12万円
道路・まちづくり(土木費)
11万円
借金の返済(公債費)
11万円
健康・ごみ(衛生費)
8.7万円
消防・救急
3.5万円
農林水産業
2.7万円
商工・観光
2.6万円
災害の復旧
1.1万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 34.0億円 | 37.7万円 | 19.0万円 | 33.4% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 20.3億円 | 22.5万円 | 22.4万円 | 19.9% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 10.6億円 | 11.8万円 | 9.8万円 | 10.4% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 10.0億円 | 11.1万円 | 10.1万円 | 9.8% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 9.5億円 | 10.6万円 | 9.4万円 | 9.3% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 7.8億円 | 8.7万円 | 8.8万円 | 7.7% |
| 消防・救急 | 3.1億円 | 3.5万円 | 3.9万円 | 3.1% |
| 農林水産業 | 2.5億円 | 2.7万円 | 6.2万円 | 2.4% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 2.3億円 | 2.6万円 | 2.7万円 | 2.3% |
| 災害の復旧 | 9,730万円 | 1.1万円 | 0.2万円 | 1.0% |
| 議会 | 7,646万円 | 8,489円 | 1.0万円 | 0.8% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
7.1億円
1人あたり 7.9万円(中央値 6.8万円)
高齢者(老人福祉費)
5.7億円
1人あたり 6.4万円(中央値 6.1万円)
障害者など(社会福祉費)
7.4億円
1人あたり 8.2万円(中央値 9.0万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 29.3% が義務的経費です。
人件費
13万円
扶助費
9.5万円
公債費
11万円
物件費
18万円
補助費等
22万円
建設事業費
15万円
繰出金
7.1万円
積立金
15万円
維持補修費
1.7万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 9,007 | 102億円 | 76.8億円 | 96.9億円 | 0.26 | 95.8% | — |
| 令和5年度 | 9,104 | 86.1億円 | 75.1億円 | 90.0億円 | 0.25 | 94.5% | — |
| 令和4年度 | 9,303 | 84.9億円 | 75.2億円 | 86.5億円 | 0.25 | 92.6% | — |
| 令和3年度 | 9,541 | 87.1億円 | 78.8億円 | 75.5億円 | 0.25 | 89.5% | — |
| 令和2年度 | 9,692 | 101億円 | 83.2億円 | 73.5億円 | 0.25 | 94.6% | — |
| 令和元年度 | 9,848 | 75.9億円 | 78.6億円 | 71.8億円 | 0.25 | 94.8% | — |
| 平成30年度 | 10,074 | 69.3億円 | 73.5億円 | 72.6億円 | 0.24 | 91.1% | — |
| 平成29年度 | 10,327 | 70.4億円 | 72.6億円 | 73.9億円 | 0.23 | 87.9% | — |
| 平成28年度 | 10,568 | 65.5億円 | 73.7億円 | 74.4億円 | 0.23 | 85.4% | — |
| 平成27年度 | 10,713 | 65.2億円 | 77.5億円 | 73.5億円 | 0.23 | 83.8% | — |
和水町の町長と選挙
次の町長選挙
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熊本県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。