熊本県水俣市の財政

市 人口 21,639人 面積 163.29km² 令和6年度(2024年度)決算
ひとことで言うと(AIによる要約)
水俣市の財政は、福祉と子ども向けの支出に力を入れる一方で、借金が増加傾向にあることが特徴です。住民1人あたりの借金は過去9年間で55.1万円から75.6万円に増え、同規模のまちと比べても36.7万円多い状況です。同時に、貯金にあたる基金は中央値30.0万円に対して22.6万円と少なく、財政に余裕がない点が課題となっています。一方、福祉支出は中央値23.7万円を上回る26.9万円、子どもへの支出も中央値7.3万円を上回る9.3万円と、優先順位を明確にした支出配分をしています。人口が9年間で約4,200人減少する中での経営が続いており、今後の持続可能性に注視が必要です。
1年間に使ったお金(歳出)
165億円
住民1人あたり 76.1万円
借金の残高(地方債)
164億円
1人あたり 75.6万円
貯金の残高(基金)
48.9億円
1人あたり 22.6万円
財政力指数
0.38
1に近いほど自前の財源が多い

財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・熊本県内の順位

財政力指数同規模より良い
0.38
全国 978位/1718・県内 18位/45(高い順)
同じ規模の中央値 0.36
0.51.0
この指標とは

自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。

経常収支比率
94.7%
全国 1283位/1741・県内 31位/45(低い順)
同じ規模の中央値 93.7%
708090100
この指標とは

毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。

住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
75.6万円
全国 1195位/1741・県内 21位/45(低い順)
同じ規模の中央値 70.5万円
この指標とは

年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。

住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
22.6万円
全国 959位/1741・県内 34位/45(高い順)
同じ規模の中央値 30.0万円
この指標とは

財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。

自主財源比率同規模より注意
30.0%
全国 1261位/1741・県内 26位/45(高い順)
同じ規模の中央値 33.3%
この指標とは

収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。

財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
25.4%
全国 828位/1718・県内 34位/45(高い順)
同じ規模の中央値 24.0%
この指標とは

自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。

収入(歳入)の内訳 175億円・1人あたり 81.1万円

地方税 18.4%地方譲与税・交付金 5.7%地方交付税 33.8%国の補助金 16.1%県の補助金 8.6%借金(地方債) 5.8%寄附金 1.0%その他 10.6%
項目金額1人あたり割合
地方税
住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など)
32.3億円14.9万円18.4%
地方譲与税・交付金
国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など)
9.9億円4.6万円5.7%
地方交付税
国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由
59.4億円27.4万円33.8%
国の補助金
国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金)
28.3億円13.1万円16.1%
県の補助金
都道府県から特定の事業のためにもらうお金
15.0億円6.9万円8.6%
借金(地方債)
その年に新しく借りたお金
10.2億円4.7万円5.8%
寄附金
ふるさと納税など
1.8億円8,189円1.0%
その他
使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など
18.5億円8.6万円10.6%
ふるさと納税令和6年度の受入額
1.7億円

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地方税の内訳:個人住民税 7.5億円、法人住民税 2.3億円、固定資産税 20.2億円

何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり

このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
分野金額1人あたり同じ規模の中央値割合
福祉(民生費)
高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など
58.1億円26.9万円23.7万円35.3%
役所の運営(総務費)
庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など
24.3億円11.2万円15.5万円14.8%
借金の返済(公債費)
地方債の元金と利子の返済
21.2億円9.8万円8.2万円12.9%
健康・ごみ(衛生費)
健診・予防接種、ごみ処理など
19.8億円9.1万円7.3万円12.0%
道路・まちづくり(土木費)
道路・橋、公園、下水道、公営住宅など
12.9億円6.0万円6.8万円7.8%
教育
学校、図書館・公民館、スポーツ施設など
12.1億円5.6万円7.3万円7.3%
消防・救急5.9億円2.7万円3.3万円3.6%
農林水産業3.9億円1.8万円3.5万円2.4%
商工・観光
企業誘致、商店街、観光など
3.5億円1.6万円2.3万円2.2%
議会1.4億円6,556円0.6万円0.9%
災害の復旧1.3億円6,198円0.3万円0.8%
労働1,859万円859円0.1万円0.1%

福祉(民生費)の内訳

子ども(児童福祉費)
20.1億円
1人あたり 9.3万円(中央値 7.3万円)
高齢者(老人福祉費)
14.3億円
1人あたり 6.6万円(中央値 5.6万円)
障害者など(社会福祉費)
19.2億円
1人あたり 8.9万円(中央値 8.1万円)
生活保護
4.6億円
1人あたり 2.1万円(中央値 1.8万円)

お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり

人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 50.4% が義務的経費です。

10年の推移

1人あたりの借金と貯金

借金(地方債残高)貯金(基金残高)
0円25万円50万円75万円100万円2015201620172018201920202021202220232024借金(1人あたり)貯金(1人あたり)

1人あたりの歳出

このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
0円25万円50万円75万円100万円2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

財政力指数

このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
0.320.340.360.380.402015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

経常収支比率

このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
85%90%95%100%105%2015201620172018201920202021202220232024この団体同じ規模の中央値

人口(住民基本台帳)

2.0万2.2万2.4万2.6万2015201620172018201920202021202220232024人口
年度ごとの数字を表で見る
年度人口歳出総額地方債残高基金残高財政力指数経常収支比率実質公債費比率
令和6年度21,639165億円164億円48.9億円0.3894.7%—
令和5年度22,133156億円174億円43.9億円0.3791.5%—
令和4年度22,709157億円186億円38.9億円0.3789.6%—
令和3年度23,246200億円196億円31.2億円0.3885.3%—
令和2年度23,756205億円172億円25.8億円0.3996.7%—
令和元年度24,275159億円155億円26.5億円0.38101.7%—
平成30年度24,705149億円150億円32.7億円0.37101.1%—
平成29年度25,102151億円149億円40.8億円0.3797.9%—
平成28年度25,493151億円147億円43.7億円0.3696.7%—
平成27年度25,893149億円143億円44.7億円0.3593.0%—

水俣市の市長と選挙

次の市長選挙

2030年2月21日 任期満了

選挙は、ふつう任期満了日の前30日以内に行われます。 任期満了まであと1,214日。

就任日から計算した目安です。辞職などで早まることがあります。正式な日程は水俣市の選挙管理委員会の発表をご確認ください。

次の選挙の見通し(目安)

約77% 現職が立候補した場合の当選の目安

髙岡利治さんがもう一度立候補した場合の、過去の傾向からの目安です。ほかに立候補する人がいなくて無投票になる目安は約16%。立候補する人がわかったら、候補者ごとの目安に変わります。

当選の目安は、過去の首長選挙 6,138回の結果から、現職かどうか・前回の得票率・期数・候補者の数・前回の立候補だけで計算した統計的な目安です。世論調査や人気投票ではなく、党派・政策・人柄・選挙戦の情勢は入っていません。計算のしかた

前回の市長選挙

2022年2月6日

髙岡利治さんが当選(得票率 64.9%・7,312票・候補者 2人)。市長選挙での当選は2回目です。投票率 57.11%。

候補者ごとの得票を見る ↓

就任してからの数字の動き

平成29年度(就任した年度) → 令和6年度

1人あたりの借金 59.2万円 → 75.6万円
1人あたりの貯金 16.2万円 → 22.6万円
経常収支比率 97.9% → 94.7%
財政力指数 0.37 → 0.38

財政の数字は、国の制度や景気、災害なども影響します。首長だけで決まるものではありません。

2022年2月6日の水俣市長選挙の結果

候補者 2人・当日の有権者 19,941人・投票率 57.11%

候補者得票数得票率党派新旧年齢推薦・支持
当選 髙岡利治 7,312票 64.9% 無所属現63
田代久子 3,953票 35.1% 無所属新63

出典:Wikipedia「高岡利治」(CC BY-SA)。正式な結果は水俣市の選挙管理委員会の発表をご確認ください。

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出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。