福岡県筑前町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
筑前町の財政の特徴は、自分たちで稼ぐ力が同じ規模の町の平均(45.0%)より低く35.7%にとどまっていることです。その一方で、借金は1人あたり35.1万円と中央値の30.4万円を上回っています。ただし、1人あたりの借金は2015年度の57.2万円から大きく減らしており、貯金にあたる基金も中央値より多く保有しています。役所の運営費が1人あたり8.7万円と中央値6.6万円より高い点が特徴で、子どもや福祉への支出は同規模の町と同程度か上回る水準です。1年間に使ったお金(歳出)
152億円
住民1人あたり 49.4万円
借金の残高(地方債)
108億円
1人あたり 35.1万円
貯金の残高(基金)
45.8億円
1人あたり 14.9万円
財政力指数
0.48
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・福岡県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.48
全国 769位/1718・県内 35位/60(高い順)
同じ規模の中央値 0.63
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
90.4%
全国 731位/1741・県内 20位/60(低い順)
同じ規模の中央値 91.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
35.1万円
全国 473位/1741・県内 26位/60(低い順)
同じ規模の中央値 30.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
14.9万円
全国 1209位/1741・県内 48位/60(高い順)
同じ規模の中央値 13.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
35.7%
全国 946位/1741・県内 38位/60(高い順)
同じ規模の中央値 45.0%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
26.6%
全国 779位/1718・県内 36位/60(高い順)
同じ規模の中央値 22.5%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 155億円・1人あたり 50.2万円
地方税 22.2%地方譲与税・交付金 8.0%地方交付税 27.5%国の補助金 16.8%県の補助金 8.3%借金(地方債) 3.8%寄附金 1.3%その他 12.2%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 34.4億円 | 11.2万円 | 22.2% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 12.3億円 | 4.0万円 | 8.0% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 42.5億円 | 13.8万円 | 27.5% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 26.0億円 | 8.4万円 | 16.8% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 12.8億円 | 4.2万円 | 8.3% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 5.9億円 | 1.9万円 | 3.8% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 2.0億円 | 6,591円 | 1.3% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 18.9億円 | 6.1万円 | 12.2% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
1.8億円
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地方税の内訳:個人住民税 11.8億円、法人住民税 1.8億円、固定資産税 16.6億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口2万人以上の町の中央値(131団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
17万円
役所の運営(総務費)
8.7万円
教育
5.8万円
道路・まちづくり(土木費)
4.4万円
健康・ごみ(衛生費)
4.3万円
借金の返済(公債費)
4.2万円
農林水産業
2.6万円
消防・救急
1.7万円
議会
3,497円
災害の復旧
2,654円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 52.0億円 | 16.9万円 | 16.8万円 | 34.2% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 26.8億円 | 8.7万円 | 6.6万円 | 17.6% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 17.8億円 | 5.8万円 | 5.6万円 | 11.7% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 13.7億円 | 4.4万円 | 4.1万円 | 9.0% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 13.1億円 | 4.3万円 | 3.6万円 | 8.6% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 13.1億円 | 4.2万円 | 3.0万円 | 8.6% |
| 農林水産業 | 8.1億円 | 2.6万円 | 0.8万円 | 5.3% |
| 消防・救急 | 5.2億円 | 1.7万円 | 1.7万円 | 3.4% |
| 議会 | 1.1億円 | 3,497円 | 0.4万円 | 0.7% |
| 災害の復旧 | 8,177万円 | 2,654円 | 0.0万円 | 0.5% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 6,056万円 | 1,966円 | 0.6万円 | 0.4% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
24.3億円
1人あたり 7.9万円(中央値 7.4万円)
高齢者(老人福祉費)
11.5億円
1人あたり 3.7万円(中央値 3.3万円)
障害者など(社会福祉費)
16.1億円
1人あたり 5.2万円(中央値 6.1万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 41.1% が義務的経費です。
人件費
6.3万円
扶助費
9.7万円
公債費
4.2万円
物件費
7.2万円
補助費等
9.9万円
建設事業費
5.0万円
繰出金
3.8万円
積立金
1.4万円
維持補修費
6,433円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口2万人以上の町の中央値(131団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口2万人以上の町の中央値(131団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口2万人以上の町の中央値(131団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 30,805 | 152億円 | 108億円 | 45.8億円 | 0.48 | 90.4% | — |
| 令和5年度 | 30,441 | 140億円 | 114億円 | 49.5億円 | 0.48 | 90.3% | — |
| 令和4年度 | 30,233 | 135億円 | 121億円 | 49.6億円 | 0.48 | 87.5% | — |
| 令和3年度 | 30,105 | 138億円 | 132億円 | 48.7億円 | 0.48 | 84.4% | — |
| 令和2年度 | 30,004 | 161億円 | 138億円 | 45.0億円 | 0.48 | 87.3% | — |
| 令和元年度 | 29,843 | 123億円 | 144億円 | 47.8億円 | 0.48 | 89.5% | — |
| 平成30年度 | 29,691 | 126億円 | 151億円 | 49.9億円 | 0.47 | 88.2% | — |
| 平成29年度 | 29,685 | 125億円 | 160億円 | 57.4億円 | 0.47 | 95.5% | — |
| 平成28年度 | 29,653 | 131億円 | 167億円 | 56.7億円 | 0.47 | 96.8% | — |
| 平成27年度 | 29,656 | 124億円 | 170億円 | 65.2億円 | 0.46 | 93.7% | — |
福岡県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。