福岡県鞍手町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
鞍手町の令和6年度決算は、建設事業費の割合が29.3%と同規模の町の中央値11.6%を大きく上回り、インフラ投資に注力していることが特徴です。これに伴い、住民1人あたりの借金は105.0万円で中央値55.4万円のほぼ2倍に達しており、2015年度の49.7万円から急速に増加しています。一方、貯金にあたる基金も53.2万円と充実しており、中央値29.4万円を上回っています。役所の運営費が1人あたり31.5万円と中央値13.3万円の2倍以上である点も目立ちます。ふるさと納税で4.0億円を集め、自主財源を補填する工夫が見られます。1年間に使ったお金(歳出)
127億円
住民1人あたり 86.2万円
借金の残高(地方債)
155億円
1人あたり 105.0万円
貯金の残高(基金)
78.6億円
1人あたり 53.2万円
財政力指数
0.41
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・福岡県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.41
全国 919位/1718・県内 41位/60(高い順)
同じ規模の中央値 0.38
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より注意
95.8%
全国 1398位/1741・県内 49位/60(低い順)
同じ規模の中央値 90.0%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
105.0万円
全国 1389位/1741・県内 55位/60(低い順)
同じ規模の中央値 55.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
53.2万円
全国 441位/1741・県内 10位/60(高い順)
同じ規模の中央値 29.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
30.2%
全国 1246位/1741・県内 51位/60(高い順)
同じ規模の中央値 35.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)
31.8%
全国 584位/1718・県内 29位/60(高い順)
同じ規模の中央値 30.4%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 128億円・1人あたり 86.8万円
地方税 14.6%地方譲与税・交付金 5.1%地方交付税 25.0%国の補助金 13.2%県の補助金 5.2%借金(地方債) 21.4%寄附金 3.2%その他 12.4%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 18.7億円 | 12.7万円 | 14.6% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 6.5億円 | 4.4万円 | 5.1% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 32.0億円 | 21.7万円 | 25.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 16.9億円 | 11.5万円 | 13.2% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 6.6億円 | 4.5万円 | 5.2% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 27.4億円 | 18.5万円 | 21.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 4.0億円 | 2.7万円 | 3.2% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 15.9億円 | 10.8万円 | 12.4% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
4.0億円
鞍手町にふるさと納税で寄付して、返礼品を受け取れます。
※ 外部のふるさと納税サイトに移動します(広告を含みます)。
地方税の内訳:個人住民税 5.3億円、法人住民税 1.6億円、固定資産税 9.5億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
31万円
福祉(民生費)
21万円
借金の返済(公債費)
8.0万円
教育
7.6万円
健康・ごみ(衛生費)
7.3万円
道路・まちづくり(土木費)
5.1万円
消防・救急
2.0万円
農林水産業
1.6万円
商工・観光
1.5万円
議会
6,029円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 46.5億円 | 31.5万円 | 13.3万円 | 36.5% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 31.0億円 | 21.0万円 | 19.7万円 | 24.4% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 11.8億円 | 8.0万円 | 5.7万円 | 9.3% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 11.2億円 | 7.6万円 | 7.4万円 | 8.8% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 10.8億円 | 7.3万円 | 5.6万円 | 8.5% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 7.6億円 | 5.1万円 | 6.4万円 | 6.0% |
| 消防・救急 | 2.9億円 | 2.0万円 | 2.8万円 | 2.3% |
| 農林水産業 | 2.4億円 | 1.6万円 | 3.1万円 | 1.9% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 2.2億円 | 1.5万円 | 1.7万円 | 1.8% |
| 議会 | 8,908万円 | 6,029円 | 0.7万円 | 0.7% |
| 災害の復旧 | 70万円 | 47円 | 0.1万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
9.7億円
1人あたり 6.5万円(中央値 6.9万円)
高齢者(老人福祉費)
8.5億円
1人あたり 5.7万円(中央値 4.8万円)
障害者など(社会福祉費)
12.9億円
1人あたり 8.7万円(中央値 7.6万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 33.6% が義務的経費です。
人件費
8.9万円
扶助費
12万円
公債費
8.0万円
物件費
12万円
補助費等
10万円
建設事業費
25万円
繰出金
5.6万円
積立金
2.3万円
維持補修費
5,405円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 14,774 | 127億円 | 155億円 | 78.6億円 | 0.41 | 95.8% | — |
| 令和5年度 | 14,998 | 108億円 | 139億円 | 80.9億円 | 0.42 | 94.3% | — |
| 令和4年度 | 15,172 | 86.9億円 | 136億円 | 73.9億円 | 0.44 | 91.9% | — |
| 令和3年度 | 15,346 | 135億円 | 142億円 | 69.6億円 | 0.45 | 93.8% | — |
| 令和2年度 | 15,563 | 121億円 | 98.6億円 | 68.4億円 | 0.47 | 99.5% | — |
| 令和元年度 | 15,853 | 77.5億円 | 74.2億円 | 68.3億円 | 0.48 | 98.8% | — |
| 平成30年度 | 16,078 | 74.1億円 | 74.3億円 | 68.6億円 | 0.48 | 98.2% | — |
| 平成29年度 | 16,316 | 71.5億円 | 78.0億円 | 69.5億円 | 0.47 | 98.3% | — |
| 平成28年度 | 16,527 | 69.2億円 | 81.0億円 | 70.1億円 | 0.46 | 95.5% | — |
| 平成27年度 | 16,667 | 75.2億円 | 82.9億円 | 69.4億円 | 0.45 | 95.3% | — |
鞍手町の町長と選挙
次の町長選挙
任期満了日はまだ分かっていません。
福岡県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。