福岡県朝倉市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
朝倉市は、同じ規模のまちと比べて住民1人あたりの借金が63.3万円と非常に多く、中央値の38.3万円を大きく上回っています。一方で、基金残高も32.2万円と充実しており、中央値の12.7万円の2倍以上を確保しているため、財政運営に一定の工夫がうかがえます。また、住民1人あたりの歳出が82.1万円と中央値の50.3万円をはるかに超えており、災害の復旧費用や借金返済費など特別な支出が膨らんでいます。自主財源比率が35.4%で中央値の43.4%より低い一方、ふるさと納税の受入額は16.6億円と中央値の4.4億円の約3.8倍と突出しており、財源確保の多くを外部資源に依存する構造が特徴です。1年間に使ったお金(歳出)
411億円
住民1人あたり 82.1万円
借金の残高(地方債)
317億円
1人あたり 63.3万円
貯金の残高(基金)
161億円
1人あたり 32.2万円
財政力指数
0.50
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・福岡県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.50
全国 723位/1718・県内 31位/60(高い順)
同じ規模の中央値 0.64
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
93.5%
全国 1119位/1741・県内 37位/60(低い順)
同じ規模の中央値 94.0%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
63.3万円
全国 1047位/1741・県内 42位/60(低い順)
同じ規模の中央値 38.3万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
32.2万円
全国 714位/1741・県内 22位/60(高い順)
同じ規模の中央値 12.7万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
35.4%
全国 959位/1741・県内 39位/60(高い順)
同じ規模の中央値 43.4%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
25.0%
全国 845位/1718・県内 38位/60(高い順)
同じ規模の中央値 18.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 426億円・1人あたり 85.2万円
地方税 17.2%地方譲与税・交付金 5.3%地方交付税 20.7%国の補助金 14.2%県の補助金 11.4%借金(地方債) 12.9%寄附金 3.9%その他 14.2%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 73.5億円 | 14.7万円 | 17.2% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 22.6億円 | 4.5万円 | 5.3% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 88.2億円 | 17.6万円 | 20.7% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 60.7億円 | 12.1万円 | 14.2% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 48.8億円 | 9.8万円 | 11.4% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 55.1億円 | 11.0万円 | 12.9% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 16.8億円 | 3.4万円 | 3.9% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 60.7億円 | 12.1万円 | 14.2% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
16.6億円
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地方税の内訳:個人住民税 19.6億円、法人住民税 6.1億円、固定資産税 40.5億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
22万円
役所の運営(総務費)
16万円
災害の復旧
9.2万円
借金の返済(公債費)
8.1万円
教育
7.3万円
道路・まちづくり(土木費)
7.3万円
健康・ごみ(衛生費)
4.9万円
農林水産業
4.0万円
消防・救急
2.0万円
商工・観光
9,111円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 108億円 | 21.6万円 | 19.5万円 | 26.3% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 81.1億円 | 16.2万円 | 6.9万円 | 19.8% |
| 災害の復旧 | 46.1億円 | 9.2万円 | 0.0万円 | 11.2% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 40.6億円 | 8.1万円 | 3.9万円 | 9.9% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 36.6億円 | 7.3万円 | 5.7万円 | 8.9% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 36.4億円 | 7.3万円 | 4.4万円 | 8.9% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 24.7億円 | 4.9万円 | 4.0万円 | 6.0% |
| 農林水産業 | 20.2億円 | 4.0万円 | 0.9万円 | 4.9% |
| 消防・救急 | 9.8億円 | 2.0万円 | 1.8万円 | 2.4% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 4.6億円 | 9,111円 | 0.9万円 | 1.1% |
| 議会 | 2.0億円 | 3,927円 | 0.3万円 | 0.5% |
| 労働 | 4,067万円 | 813円 | 0.0万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
37.7億円
1人あたり 7.5万円(中央値 7.8万円)
高齢者(老人福祉費)
22.7億円
1人あたり 4.5万円(中央値 3.5万円)
障害者など(社会福祉費)
36.9億円
1人あたり 7.4万円(中央値 6.4万円)
生活保護
10.6億円
1人あたり 2.1万円(中央値 1.7万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 38.5% が義務的経費です。
人件費
10万円
扶助費
13万円
公債費
8.1万円
物件費
9.2万円
補助費等
8.3万円
建設事業費
14万円
繰出金
5.4万円
積立金
4.0万円
維持補修費
1,997円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 50,024 | 411億円 | 317億円 | 161億円 | 0.50 | 93.5% | — |
| 令和5年度 | 50,571 | 401億円 | 301億円 | 175億円 | 0.50 | 92.5% | — |
| 令和4年度 | 50,903 | 373億円 | 287億円 | 185億円 | 0.51 | 92.2% | — |
| 令和3年度 | 51,468 | 407億円 | 308億円 | 186億円 | 0.52 | 86.3% | — |
| 令和2年度 | 52,160 | 447億円 | 314億円 | 179億円 | 0.54 | 92.5% | — |
| 令和元年度 | 52,824 | 397億円 | 315億円 | 171億円 | 0.54 | 91.0% | — |
| 平成30年度 | 53,515 | 387億円 | 312億円 | 161億円 | 0.54 | 89.2% | — |
| 平成29年度 | 54,068 | 364億円 | 297億円 | 152億円 | 0.53 | 88.7% | — |
| 平成28年度 | 54,740 | 293億円 | 271億円 | 134億円 | 0.54 | 90.9% | — |
| 平成27年度 | 55,322 | 277億円 | 259億円 | 131億円 | 0.55 | 89.9% | — |
朝倉市の市長と選挙
次の市長選挙
2030年4月22日 任期満了
選挙は、ふつう任期満了日の前30日以内に行われます。 任期満了まであと1,274日。
就任日から計算した目安です。辞職などで早まることがあります。正式な日程は朝倉市の選挙管理委員会の発表をご確認ください。
福岡県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。