香川県小豆島町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
小豆島町の財政の特徴は、ふるさと納税で同規模の町の6倍以上の13.1億円を集めており、その資金力を活用して住民1人あたりの歳出が中央値の99.7万円と72.2万円を大きく上回っている点です。建設事業費の比率も19.5%と同規模の町の11.6%より高く、道路やまちづくりへの投資が活発です。一方で、住民1人あたりの借金が76.6万円と中央値の55.4万円を上回っており、2015年度の57.8万円から増加傾向にあります。貯金にあたる基金残高は63.5万円と中央値の29.4万円を大きく上回っているため、今のところ借金と貯金のバランスは同規模の町より良好ですが、人口が15,525人から13,057人へ減少する中での持続性が課題となります。1年間に使ったお金(歳出)
130億円
住民1人あたり 99.7万円
借金の残高(地方債)
100億円
1人あたり 76.6万円
貯金の残高(基金)
82.9億円
1人あたり 63.5万円
財政力指数
0.29
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・香川県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.29
全国 1208位/1718・県内 17位/17(高い順)
同じ規模の中央値 0.38
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
90.2%
全国 704位/1741・県内 8位/17(低い順)
同じ規模の中央値 90.0%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
76.6万円
全国 1206位/1741・県内 16位/17(低い順)
同じ規模の中央値 55.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
63.5万円
全国 382位/1741・県内 1位/17(高い順)
同じ規模の中央値 29.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
40.2%
全国 720位/1741・県内 11位/17(高い順)
同じ規模の中央値 35.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
40.9%
全国 383位/1718・県内 6位/17(高い順)
同じ規模の中央値 30.4%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 143億円・1人あたり 109.3万円
地方税 10.2%地方譲与税・交付金 4.1%地方交付税 31.5%国の補助金 11.0%県の補助金 4.0%借金(地方債) 9.2%寄附金 9.6%その他 20.4%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 14.6億円 | 11.2万円 | 10.2% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 5.9億円 | 4.5万円 | 4.1% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 45.0億円 | 34.5万円 | 31.5% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 15.7億円 | 12.0万円 | 11.0% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 5.7億円 | 4.4万円 | 4.0% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 13.2億円 | 10.1万円 | 9.2% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 13.7億円 | 10.5万円 | 9.6% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 29.1億円 | 22.3万円 | 20.4% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
13.1億円
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地方税の内訳:個人住民税 5.1億円、法人住民税 9,190万円、固定資産税 6.9億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
24万円
福祉(民生費)
19万円
道路・まちづくり(土木費)
16万円
健康・ごみ(衛生費)
11万円
教育
9.0万円
借金の返済(公債費)
7.5万円
消防・救急
4.8万円
商工・観光
4.4万円
農林水産業
2.4万円
議会
7,506円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 31.7億円 | 24.3万円 | 13.3万円 | 24.4% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 24.7億円 | 18.9万円 | 19.7万円 | 18.9% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 21.3億円 | 16.3万円 | 6.4万円 | 16.4% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 14.6億円 | 11.2万円 | 5.6万円 | 11.2% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 11.7億円 | 9.0万円 | 7.4万円 | 9.0% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 9.8億円 | 7.5万円 | 5.7万円 | 7.6% |
| 消防・救急 | 6.2億円 | 4.8万円 | 2.8万円 | 4.8% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 5.8億円 | 4.4万円 | 1.7万円 | 4.5% |
| 農林水産業 | 3.1億円 | 2.4万円 | 3.1万円 | 2.4% |
| 議会 | 9,800万円 | 7,506円 | 0.7万円 | 0.8% |
| 労働 | 1,539万円 | 1,178円 | 0.0万円 | 0.1% |
| 災害の復旧 | 506万円 | 388円 | 0.1万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
6.4億円
1人あたり 4.9万円(中央値 6.9万円)
高齢者(老人福祉費)
8.1億円
1人あたり 6.2万円(中央値 4.8万円)
障害者など(社会福祉費)
10.2億円
1人あたり 7.8万円(中央値 7.6万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 30.4% が義務的経費です。
人件費
14万円
扶助費
8.7万円
公債費
7.5万円
物件費
13万円
補助費等
17万円
建設事業費
19万円
繰出金
6.3万円
積立金
11万円
維持補修費
5,016円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 13,057 | 130億円 | 100億円 | 82.9億円 | 0.29 | 90.2% | — |
| 令和5年度 | 13,337 | 115億円 | 96.3億円 | 76.9億円 | 0.29 | 90.6% | — |
| 令和4年度 | 13,616 | 109億円 | 94.9億円 | 75.4億円 | 0.29 | 90.1% | — |
| 令和3年度 | 13,881 | 111億円 | 95.3億円 | 71.4億円 | 0.30 | 86.6% | — |
| 令和2年度 | 14,219 | 118億円 | 95.9億円 | 66.8億円 | 0.31 | 93.5% | — |
| 令和元年度 | 14,474 | 92.8億円 | 94.2億円 | 66.1億円 | 0.31 | 96.0% | — |
| 平成30年度 | 14,768 | 89.1億円 | 95.1億円 | 63.9億円 | 0.31 | 98.9% | — |
| 平成29年度 | 14,976 | 103億円 | 95.3億円 | 65.7億円 | 0.31 | 97.9% | — |
| 平成28年度 | 15,238 | 91.1億円 | 88.9億円 | 69.2億円 | 0.32 | 98.5% | — |
| 平成27年度 | 15,525 | 108億円 | 89.8億円 | 70.3億円 | 0.32 | 91.7% | — |
香川県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。