山口県光市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
光市は、同規模の市と比べて財政力指数が0.62と高く、自主財源比率も44.3%で自前の収入が充実しているのが大きな特徴です。一方で、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は97.6%と中央値93.6%より高く、やや余裕が限られています。住民1人あたりの借金は42.5万円で中央値より少ないものの、貯金にあたる基金残高は15.8万円と中央値21.5万円より小さく、財政調整基金も標準財政規模比18.1%で中央値22.8%を下回っています。2015年度から2024年度にかけて人口が52,577人から48,015人へ減少する中、借金は44.6万円から42.5万円へ減らしており、着実に財政を圧縮させています。1年間に使ったお金(歳出)
248億円
住民1人あたり 51.6万円
借金の残高(地方債)
204億円
1人あたり 42.5万円
貯金の残高(基金)
75.7億円
1人あたり 15.8万円
財政力指数
0.62
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・山口県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.62
全国 493位/1718・県内 5位/19(高い順)
同じ規模の中央値 0.46
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
97.6%
全国 1559位/1741・県内 17位/19(低い順)
同じ規模の中央値 93.6%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
42.5万円
全国 649位/1741・県内 4位/19(低い順)
同じ規模の中央値 53.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
15.8万円
全国 1172位/1741・県内 11位/19(高い順)
同じ規模の中央値 21.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
44.3%
全国 516位/1741・県内 6位/19(高い順)
同じ規模の中央値 36.6%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
18.1%
全国 1208位/1718・県内 12位/19(高い順)
同じ規模の中央値 22.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 261億円・1人あたり 54.4万円
地方税 29.8%地方譲与税・交付金 7.6%地方交付税 19.6%国の補助金 15.9%県の補助金 6.0%借金(地方債) 6.5%寄附金 0.1%その他 14.4%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 77.9億円 | 16.2万円 | 29.8% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 19.8億円 | 4.1万円 | 7.6% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 51.3億円 | 10.7万円 | 19.6% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 41.5億円 | 8.6万円 | 15.9% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 15.7億円 | 3.3万円 | 6.0% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 17.1億円 | 3.6万円 | 6.5% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 2,106万円 | 439円 | 0.1% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 37.7億円 | 7.8万円 | 14.4% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
2,016万円
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地方税の内訳:個人住民税 24.7億円、法人住民税 4.5億円、固定資産税 38.7億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
18万円
役所の運営(総務費)
7.4万円
教育
6.3万円
健康・ごみ(衛生費)
6.1万円
借金の返済(公債費)
5.1万円
道路・まちづくり(土木費)
3.5万円
消防・救急
1.8万円
農林水産業
1.3万円
商工・観光
9,140円
議会
3,834円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 88.4億円 | 18.4万円 | 20.5万円 | 35.7% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 35.6億円 | 7.4万円 | 9.5万円 | 14.4% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 30.4億円 | 6.3万円 | 6.5万円 | 12.3% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 29.3億円 | 6.1万円 | 5.4万円 | 11.8% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 24.7億円 | 5.1万円 | 5.6万円 | 10.0% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 16.8億円 | 3.5万円 | 5.6万円 | 6.8% |
| 消防・救急 | 8.7億円 | 1.8万円 | 2.5万円 | 3.5% |
| 農林水産業 | 6.1億円 | 1.3万円 | 2.4万円 | 2.5% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 4.4億円 | 9,140円 | 1.6万円 | 1.8% |
| 議会 | 1.8億円 | 3,834円 | 0.5万円 | 0.7% |
| 災害の復旧 | 1.3億円 | 2,784円 | 0.2万円 | 0.5% |
| 労働 | 1,406万円 | 293円 | 0.0万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
33.1億円
1人あたり 6.9万円(中央値 7.5万円)
高齢者(老人福祉費)
20.0億円
1人あたり 4.2万円(中央値 4.4万円)
障害者など(社会福祉費)
29.7億円
1人あたり 6.2万円(中央値 7.0万円)
生活保護
5.6億円
1人あたり 1.2万円(中央値 1.5万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 46.2% が義務的経費です。
人件費
7.6万円
扶助費
11万円
公債費
5.1万円
物件費
6.7万円
補助費等
8.2万円
建設事業費
5.2万円
繰出金
4.6万円
積立金
1.8万円
維持補修費
4,352円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 48,015 | 248億円 | 204億円 | 75.7億円 | 0.62 | 97.6% | — |
| 令和5年度 | 48,854 | 244億円 | 211億円 | 79.7億円 | 0.61 | 95.7% | — |
| 令和4年度 | 49,461 | 232億円 | 215億円 | 67.4億円 | 0.62 | 89.6% | — |
| 令和3年度 | 49,870 | 230億円 | 228億円 | 59.2億円 | 0.65 | 91.0% | — |
| 令和2年度 | 50,431 | 264億円 | 236億円 | 48.2億円 | 0.68 | 97.2% | — |
| 令和元年度 | 50,892 | 212億円 | 240億円 | 46.4億円 | 0.68 | 97.1% | — |
| 平成30年度 | 51,324 | 224億円 | 240億円 | 42.3億円 | 0.68 | 95.2% | — |
| 平成29年度 | 51,835 | 213億円 | 232億円 | 52.0億円 | 0.68 | 95.1% | — |
| 平成28年度 | 52,286 | 213億円 | 231億円 | 48.4億円 | 0.73 | 99.4% | — |
| 平成27年度 | 52,577 | 214億円 | 235億円 | 54.4億円 | 0.73 | 94.2% | — |
山口県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。