広島県大竹市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
大竹市の財政は、同じ規模のまちと比べて自主財源が非常に豊富で、住民1人あたりの地方税は21.4万円と中央値12.7万円の約1.7倍となっています。ふるさと納税の受入額も10.2億円と中央値5.6億円を大きく上回り、自主財源比率53.7%は中央値33.3%をはるかに超えています。一方、住民1人あたりの借金は86.0万円で中央値70.5万円より多く、この9年間で75.1万円から増加しており、貯金である基金残高は標準財政規模比で15.9%と中央値24.0%より少なくなっています。住民1人あたりの総支出は70.9万円と中央値82.8万円より少ないものの、道路・まちづくりへの投資は1人あたり11.2万円と中央値6.8万円の1.6倍となっており、建設事業に重点を置いた財政運営が特徴です。1年間に使ったお金(歳出)
180億円
住民1人あたり 70.9万円
借金の残高(地方債)
218億円
1人あたり 86.0万円
貯金の残高(基金)
81.5億円
1人あたり 32.2万円
財政力指数
0.72
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・広島県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.72
全国 334位/1718・県内 6位/23(高い順)
同じ規模の中央値 0.36
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
96.6%
全国 1469位/1741・県内 16位/23(低い順)
同じ規模の中央値 93.7%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
86.0万円
全国 1285位/1741・県内 17位/23(低い順)
同じ規模の中央値 70.5万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
32.2万円
全国 715位/1741・県内 8位/23(高い順)
同じ規模の中央値 30.0万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
53.7%
全国 175位/1741・県内 1位/23(高い順)
同じ規模の中央値 33.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
15.9%
全国 1318位/1718・県内 17位/23(高い順)
同じ規模の中央値 24.0%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 183億円・1人あたり 72.2万円
地方税 29.7%地方譲与税・交付金 6.0%地方交付税 13.2%国の補助金 14.5%県の補助金 5.0%借金(地方債) 7.6%寄附金 5.6%その他 18.5%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 54.3億円 | 21.4万円 | 29.7% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 11.0億円 | 4.3万円 | 6.0% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 24.1億円 | 9.5万円 | 13.2% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 26.6億円 | 10.5万円 | 14.5% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 9.2億円 | 3.6万円 | 5.0% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 13.8億円 | 5.5万円 | 7.6% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 10.2億円 | 4.0万円 | 5.6% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 33.9億円 | 13.4万円 | 18.5% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
10.2億円
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地方税の内訳:個人住民税 12.5億円、法人住民税 4.1億円、固定資産税 33.3億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
23万円
役所の運営(総務費)
16万円
道路・まちづくり(土木費)
11万円
借金の返済(公債費)
6.8万円
教育
4.8万円
健康・ごみ(衛生費)
4.3万円
消防・救急
2.4万円
農林水産業
1.2万円
商工・観光
7,847円
議会
6,779円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 57.3億円 | 22.6万円 | 23.7万円 | 31.8% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 39.6億円 | 15.6万円 | 15.5万円 | 22.0% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 28.3億円 | 11.2万円 | 6.8万円 | 15.7% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 17.2億円 | 6.8万円 | 8.2万円 | 9.5% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 12.3億円 | 4.8万円 | 7.3万円 | 6.8% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 10.9億円 | 4.3万円 | 7.3万円 | 6.1% |
| 消防・救急 | 6.1億円 | 2.4万円 | 3.3万円 | 3.4% |
| 農林水産業 | 3.1億円 | 1.2万円 | 3.5万円 | 1.7% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 2.0億円 | 7,847円 | 2.3万円 | 1.1% |
| 議会 | 1.7億円 | 6,779円 | 0.6万円 | 1.0% |
| 労働 | 1.2億円 | 4,733円 | 0.1万円 | 0.7% |
| 災害の復旧 | 3,042万円 | 1,200円 | 0.3万円 | 0.2% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
22.1億円
1人あたり 8.7万円(中央値 7.3万円)
高齢者(老人福祉費)
8.1億円
1人あたり 3.2万円(中央値 5.6万円)
障害者など(社会福祉費)
23.2億円
1人あたり 9.1万円(中央値 8.1万円)
生活保護
3.9億円
1人あたり 1.5万円(中央値 1.8万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 41.1% が義務的経費です。
人件費
11万円
扶助費
11万円
公債費
6.8万円
物件費
12万円
補助費等
4.8万円
建設事業費
10万円
繰出金
5.7万円
積立金
6.7万円
維持補修費
9,581円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口3万人未満の市の中央値(128団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 25,353 | 180億円 | 218億円 | 81.5億円 | 0.72 | 96.6% | — |
| 令和5年度 | 25,741 | 168億円 | 221億円 | 71.8億円 | 0.73 | 96.9% | — |
| 令和4年度 | 26,064 | 166億円 | 228億円 | 60.7億円 | 0.75 | 96.1% | — |
| 令和3年度 | 26,339 | 169億円 | 232億円 | 49.6億円 | 0.78 | 90.6% | — |
| 令和2年度 | 26,616 | 201億円 | 232億円 | 47.3億円 | 0.81 | 93.4% | — |
| 令和元年度 | 26,783 | 139億円 | 214億円 | 45.7億円 | 0.83 | 96.9% | — |
| 平成30年度 | 27,212 | 142億円 | 214億円 | 43.0億円 | 0.84 | 98.1% | — |
| 平成29年度 | 27,516 | 142億円 | 207億円 | 41.6億円 | 0.82 | 97.3% | — |
| 平成28年度 | 27,799 | 147億円 | 208億円 | 32.1億円 | 0.82 | 97.0% | — |
| 平成27年度 | 27,985 | 132億円 | 210億円 | 24.8億円 | 0.83 | 94.6% | — |
広島県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。