広島県庄原市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
庄原市は、同じ規模のまちと比べて借金が大きく、1人あたり111.7万円で中央値の53.4万円のおよそ2倍となっています。同時に自主財源の比率が18.3%と中央値36.6%の半分以下で、税収が限られている状況です。毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は97.7%と中央値93.6%より高く、財政の硬直化が進んでいます。一方で、1人あたりの福祉支出が26.3万円、子ども向けの支出が9.3万円と、それぞれ中央値を上回っており、福祉や子育てへの投資に力を入れている特徴が見られます。1年間に使ったお金(歳出)
332億円
住民1人あたり 106.5万円
借金の残高(地方債)
348億円
1人あたり 111.7万円
貯金の残高(基金)
78.9億円
1人あたり 25.3万円
財政力指数
0.26
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・広島県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.26
全国 1297位/1718・県内 21位/23(高い順)
同じ規模の中央値 0.46
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
97.7%
全国 1569位/1741・県内 19位/23(低い順)
同じ規模の中央値 93.6%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
111.7万円
全国 1429位/1741・県内 20位/23(低い順)
同じ規模の中央値 53.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
25.3万円
全国 871位/1741・県内 10位/23(高い順)
同じ規模の中央値 21.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
18.3%
全国 1690位/1741・県内 23位/23(高い順)
同じ規模の中央値 36.6%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
24.9%
全国 849位/1718・県内 12位/23(高い順)
同じ規模の中央値 22.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 338億円・1人あたり 108.4万円
地方税 11.0%地方譲与税・交付金 5.7%地方交付税 43.8%国の補助金 12.5%県の補助金 8.3%借金(地方債) 11.4%寄附金 0.3%その他 7.1%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 37.1億円 | 11.9万円 | 11.0% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 19.1億円 | 6.1万円 | 5.7% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 148億円 | 47.5万円 | 43.8% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 42.1億円 | 13.5万円 | 12.5% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 28.0億円 | 9.0万円 | 8.3% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 38.7億円 | 12.4万円 | 11.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 9,752万円 | 3,126円 | 0.3% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 23.9億円 | 7.7万円 | 7.1% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
7,512万円
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地方税の内訳:個人住民税 11.4億円、法人住民税 2.2億円、固定資産税 19.6億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
26万円
借金の返済(公債費)
14万円
役所の運営(総務費)
14万円
道路・まちづくり(土木費)
12万円
健康・ごみ(衛生費)
10万円
農林水産業
7.8万円
教育
7.6万円
災害の復旧
7.0万円
消防・救急
3.9万円
商工・観光
2.1万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 82.0億円 | 26.3万円 | 20.5万円 | 24.7% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 45.1億円 | 14.4万円 | 5.6万円 | 13.6% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 44.1億円 | 14.1万円 | 9.5万円 | 13.3% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 37.4億円 | 12.0万円 | 5.6万円 | 11.3% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 32.0億円 | 10.2万円 | 5.4万円 | 9.6% |
| 農林水産業 | 24.4億円 | 7.8万円 | 2.4万円 | 7.4% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 23.7億円 | 7.6万円 | 6.5万円 | 7.1% |
| 災害の復旧 | 21.8億円 | 7.0万円 | 0.2万円 | 6.6% |
| 消防・救急 | 12.3億円 | 3.9万円 | 2.5万円 | 3.7% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 6.4億円 | 2.1万円 | 1.6万円 | 1.9% |
| 議会 | 2.3億円 | 7,412円 | 0.5万円 | 0.7% |
| 労働 | 6,809万円 | 2,183円 | 0.0万円 | 0.2% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
29.0億円
1人あたり 9.3万円(中央値 7.5万円)
高齢者(老人福祉費)
21.9億円
1人あたり 7.0万円(中央値 4.4万円)
障害者など(社会福祉費)
26.6億円
1人あたり 8.5万円(中央値 7.0万円)
生活保護
4.4億円
1人あたり 1.4万円(中央値 1.5万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 39.2% が義務的経費です。
人件費
13万円
扶助費
14万円
公債費
14万円
物件費
14万円
補助費等
16万円
建設事業費
14万円
繰出金
6.8万円
積立金
3.3万円
維持補修費
2.5万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 31,198 | 332億円 | 348億円 | 78.9億円 | 0.26 | 97.7% | — |
| 令和5年度 | 32,005 | 327億円 | 354億円 | 75.9億円 | 0.26 | 97.9% | — |
| 令和4年度 | 32,629 | 334億円 | 371億円 | 72.4億円 | 0.26 | 96.8% | — |
| 令和3年度 | 33,368 | 341億円 | 386億円 | 71.0億円 | 0.26 | 92.6% | — |
| 令和2年度 | 34,208 | 354億円 | 386億円 | 70.6億円 | 0.26 | 96.5% | — |
| 令和元年度 | 34,869 | 306億円 | 386億円 | 70.7億円 | 0.26 | 97.8% | — |
| 平成30年度 | 35,556 | 307億円 | 387億円 | 68.6億円 | 0.26 | 98.2% | — |
| 平成29年度 | 36,275 | 306億円 | 389億円 | 79.7億円 | 0.26 | 97.9% | — |
| 平成28年度 | 37,000 | 293億円 | 384億円 | 82.8億円 | 0.26 | 96.8% | — |
| 平成27年度 | 37,557 | 311億円 | 393億円 | 76.9億円 | 0.26 | 95.4% | — |
広島県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。