広島県福山市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
福山市は毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率が84.8%と、同規模の市の中央値94.9%より大幅に低く、財政に余裕がある状態です。貯金にあたる基金残高も1人あたり11.6万円で中央値7.1万円を上回り、財政調整基金は標準財政規模の17.8%と中央値12.5%より充実しています。一方、借金は1人あたり33.7万円で中央値32.2万円をやや上回り、建設事業費の割合も13.4%と中央値10.1%より高くなっています。子どもへの支出は8.9万円、教育費は5.9万円と、いずれも中央値を上回る手厚い投資が特徴です。1年間に使ったお金(歳出)
2,133億円
住民1人あたり 46.9万円
借金の残高(地方債)
1,534億円
1人あたり 33.7万円
貯金の残高(基金)
526億円
1人あたり 11.6万円
財政力指数
0.76
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・広島県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.76
全国 269位/1718・県内 4位/23(高い順)
同じ規模の中央値 0.81
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
84.8%
全国 280位/1741・県内 2位/23(低い順)
同じ規模の中央値 94.9%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)
33.7万円
全国 435位/1741・県内 3位/23(低い順)
同じ規模の中央値 32.2万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
11.6万円
全国 1360位/1741・県内 18位/23(高い順)
同じ規模の中央値 7.1万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
44.7%
全国 509位/1741・県内 6位/23(高い順)
同じ規模の中央値 47.6%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
17.8%
全国 1220位/1718・県内 15位/23(高い順)
同じ規模の中央値 12.5%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 2,212億円・1人あたり 48.6万円
地方税 34.6%地方譲与税・交付金 8.8%地方交付税 11.4%国の補助金 21.8%県の補助金 7.2%借金(地方債) 6.1%寄附金 0.2%その他 9.9%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 766億円 | 16.8万円 | 34.6% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 195億円 | 4.3万円 | 8.8% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 252億円 | 5.5万円 | 11.4% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 483億円 | 10.6万円 | 21.8% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 160億円 | 3.5万円 | 7.2% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 134億円 | 3.0万円 | 6.1% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 3.4億円 | 740円 | 0.2% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 219億円 | 4.8万円 | 9.9% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
2.0億円
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地方税の内訳:個人住民税 234億円、法人住民税 57.1億円、固定資産税 334億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
21万円
教育
5.9万円
役所の運営(総務費)
5.1万円
健康・ごみ(衛生費)
4.2万円
道路・まちづくり(土木費)
4.1万円
借金の返済(公債費)
3.8万円
消防・救急
1.3万円
商工・観光
5,918円
農林水産業
5,156円
議会
1,604円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 958億円 | 21.0万円 | 20.0万円 | 44.9% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 267億円 | 5.9万円 | 5.2万円 | 12.5% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 234億円 | 5.1万円 | 4.4万円 | 11.0% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 189億円 | 4.2万円 | 3.7万円 | 8.9% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 186億円 | 4.1万円 | 4.2万円 | 8.7% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 172億円 | 3.8万円 | 3.3万円 | 8.1% |
| 消防・救急 | 61.2億円 | 1.3万円 | 1.4万円 | 2.9% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 26.9億円 | 5,918円 | 0.7万円 | 1.3% |
| 農林水産業 | 23.5億円 | 5,156円 | 0.4万円 | 1.1% |
| 議会 | 7.3億円 | 1,604円 | 0.2万円 | 0.3% |
| 労働 | 6.6億円 | 1,451円 | 0.1万円 | 0.3% |
| 災害の復旧 | 8,064万円 | 177円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
404億円
1人あたり 8.9万円(中央値 7.8万円)
高齢者(老人福祉費)
166億円
1人あたり 3.7万円(中央値 3.4万円)
障害者など(社会福祉費)
275億円
1人あたり 6.0万円(中央値 6.1万円)
生活保護
112億円
1人あたり 2.5万円(中央値 2.9万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 52.9% が義務的経費です。
人件費
6.5万円
扶助費
15万円
公債費
3.8万円
物件費
5.0万円
補助費等
4.3万円
建設事業費
6.3万円
繰出金
4.0万円
積立金
1.8万円
維持補修費
3,280円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 455,028 | 2,133億円 | 1,534億円 | 526億円 | 0.76 | 84.8% | — |
| 令和5年度 | 458,192 | 2,241億円 | 1,565億円 | 487億円 | 0.78 | 82.6% | — |
| 令和4年度 | 460,684 | 2,138億円 | 1,437億円 | 465億円 | 0.79 | 83.2% | — |
| 令和3年度 | 463,324 | 2,033億円 | 1,375億円 | 468億円 | 0.80 | 82.8% | — |
| 令和2年度 | 466,863 | 2,243億円 | 1,424億円 | 429億円 | 0.82 | 86.3% | — |
| 令和元年度 | 468,956 | 1,820億円 | 1,463億円 | 432億円 | 0.82 | 84.8% | — |
| 平成30年度 | 469,960 | 1,659億円 | 1,395億円 | 406億円 | 0.82 | 85.2% | — |
| 平成29年度 | 470,786 | 1,649億円 | 1,400億円 | 403億円 | 0.82 | 84.0% | — |
| 平成28年度 | 471,345 | 1,665億円 | 1,417億円 | 368億円 | 0.82 | 88.8% | — |
| 平成27年度 | 471,974 | 1,664億円 | 1,471億円 | 340億円 | 0.81 | 87.3% | — |
広島県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。