岡山県吉備中央町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
吉備中央町は、住民1人あたりの歳出が110.6万円と同規模の町の中央値72.2万円を大きく上回る、支出の多い町です。特に福祉や教育、農林水産業などに手厚く投資しており、子どもへの支出は1人あたり10.4万円で中央値の6.9万円より高くなっています。一方、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は86.8%と中央値の90.0%より良好で、貯金にあたる基金残高も1人あたり43.2万円と中央値29.4万円を上回っています。ただし住民1人あたりの借金は78.0万円で中央値55.4万円より多く、ふるさと納税で11.1億円を集めるなど、自主財源の確保に力を入れている町です。1年間に使ったお金(歳出)
113億円
住民1人あたり 110.6万円
借金の残高(地方債)
79.6億円
1人あたり 78.0万円
貯金の残高(基金)
44.0億円
1人あたり 43.2万円
財政力指数
0.28
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・岡山県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.28
全国 1234位/1718・県内 22位/27(高い順)
同じ規模の中央値 0.38
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
86.8%
全国 389位/1741・県内 6位/27(低い順)
同じ規模の中央値 90.0%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
78.0万円
全国 1219位/1741・県内 17位/27(低い順)
同じ規模の中央値 55.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
43.2万円
全国 547位/1741・県内 11位/27(高い順)
同じ規模の中央値 29.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
39.1%
全国 776位/1741・県内 8位/27(高い順)
同じ規模の中央値 35.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
39.7%
全国 407位/1718・県内 18位/27(高い順)
同じ規模の中央値 30.4%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 119億円・1人あたり 116.6万円
地方税 11.5%地方譲与税・交付金 5.0%地方交付税 35.6%国の補助金 8.6%県の補助金 7.4%借金(地方債) 4.4%寄附金 9.4%その他 18.1%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 13.7億円 | 13.5万円 | 11.5% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 5.9億円 | 5.8万円 | 5.0% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 42.3億円 | 41.5万円 | 35.6% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 10.2億円 | 10.0万円 | 8.6% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 8.8億円 | 8.6万円 | 7.4% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 5.2億円 | 5.1万円 | 4.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 11.2億円 | 11.0万円 | 9.4% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 21.5億円 | 21.1万円 | 18.1% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
11.1億円
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地方税の内訳:個人住民税 3.4億円、法人住民税 8,267万円、固定資産税 8.3億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
27万円
役所の運営(総務費)
27万円
農林水産業
13万円
教育
11万円
健康・ごみ(衛生費)
10万円
借金の返済(公債費)
9.0万円
道路・まちづくり(土木費)
6.0万円
消防・救急
3.2万円
商工・観光
3.2万円
議会
8,153円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 27.5億円 | 27.0万円 | 19.7万円 | 24.4% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 27.2億円 | 26.7万円 | 13.3万円 | 24.2% |
| 農林水産業 | 13.0億円 | 12.7万円 | 3.1万円 | 11.5% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 11.5億円 | 11.3万円 | 7.4万円 | 10.2% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 10.4億円 | 10.2万円 | 5.6万円 | 9.2% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 9.2億円 | 9.0万円 | 5.7万円 | 8.1% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 6.1億円 | 6.0万円 | 6.4万円 | 5.4% |
| 消防・救急 | 3.2億円 | 3.2万円 | 2.8万円 | 2.9% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 3.2億円 | 3.2万円 | 1.7万円 | 2.9% |
| 議会 | 8,312万円 | 8,153円 | 0.7万円 | 0.7% |
| 災害の復旧 | 4,888万円 | 4,795円 | 0.1万円 | 0.4% |
| 労働 | 326万円 | 320円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
10.6億円
1人あたり 10.4万円(中央値 6.9万円)
高齢者(老人福祉費)
6.8億円
1人あたり 6.6万円(中央値 4.8万円)
障害者など(社会福祉費)
10.1億円
1人あたり 10.0万円(中央値 7.6万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 31.6% が義務的経費です。
人件費
18万円
扶助費
8.4万円
公債費
9.0万円
物件費
18万円
補助費等
27万円
建設事業費
12万円
繰出金
6.9万円
積立金
7.9万円
維持補修費
7,777円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 10,195 | 113億円 | 79.6億円 | 44.0億円 | 0.28 | 86.8% | — |
| 令和5年度 | 10,347 | 119億円 | 83.1億円 | 45.7億円 | 0.28 | 88.6% | — |
| 令和4年度 | 10,507 | 112億円 | 83.2億円 | 50.3億円 | 0.28 | 89.3% | — |
| 令和3年度 | 10,680 | 113億円 | 88.1億円 | 44.5億円 | 0.28 | 79.0% | — |
| 令和2年度 | 10,926 | 122億円 | 90.5億円 | 39.1億円 | 0.29 | 83.3% | — |
| 令和元年度 | 11,195 | 104億円 | 91.6億円 | 38.5億円 | 0.28 | 84.8% | — |
| 平成30年度 | 11,531 | 94.7億円 | 91.9億円 | 36.8億円 | 0.28 | 86.5% | — |
| 平成29年度 | 11,837 | 92.1億円 | 96.3億円 | 36.3億円 | 0.26 | 85.1% | — |
| 平成28年度 | 12,133 | 93.8億円 | 99.9億円 | 35.6億円 | 0.25 | 85.8% | — |
| 平成27年度 | 12,267 | 89.4億円 | 106億円 | 32.6億円 | 0.25 | 85.2% | — |
岡山県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。