岡山県倉敷市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
倉敷市は毎年決まって出ていくお金の重さが89.1%と、同じ規模の市の中央値94.9%よりも低く、やりくりに余裕がある状況です。一方で、住民1人あたりの借金が42.6万円と中央値32.2万円を大きく上回っており、この9年間で35.7万円から増加しています。貯金にあたる基金は12.5万円と中央値7.1万円より多く積み立てられていますが、借金から貯金を引いた額は30.1万円で中央値23.5万円を上回っています。また、建設事業費の割合が13.6%と中央値10.1%より高く、健康・ごみ関連の支出も1人あたり6.6万円と中央値3.7万円の約1.8倍となっています。1年間に使ったお金(歳出)
2,252億円
住民1人あたり 47.5万円
借金の残高(地方債)
2,017億円
1人あたり 42.6万円
貯金の残高(基金)
592億円
1人あたり 12.5万円
財政力指数
0.82
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・岡山県内の順位
財政力指数
0.82
全国 186位/1718・県内 1位/27(高い順)
同じ規模の中央値 0.81
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
89.1%
全国 572位/1741・県内 13位/27(低い順)
同じ規模の中央値 94.9%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
42.6万円
全国 650位/1741・県内 6位/27(低い順)
同じ規模の中央値 32.2万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
12.5万円
全国 1312位/1741・県内 24位/27(高い順)
同じ規模の中央値 7.1万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率
48.2%
全国 358位/1741・県内 1位/27(高い順)
同じ規模の中央値 47.6%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
10.1%
全国 1584位/1718・県内 25位/27(高い順)
同じ規模の中央値 12.5%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 2,324億円・1人あたり 49.1万円
地方税 37.3%地方譲与税・交付金 8.7%地方交付税 8.8%国の補助金 20.6%県の補助金 6.3%借金(地方債) 7.4%寄附金 0.5%その他 10.4%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 867億円 | 18.3万円 | 37.3% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 202億円 | 4.3万円 | 8.7% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 204億円 | 4.3万円 | 8.8% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 479億円 | 10.1万円 | 20.6% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 147億円 | 3.1万円 | 6.3% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 172億円 | 3.6万円 | 7.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 11.3億円 | 2,386円 | 0.5% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 242億円 | 5.1万円 | 10.4% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
7.8億円
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地方税の内訳:個人住民税 247億円、法人住民税 53.4億円、固定資産税 411億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
19万円
健康・ごみ(衛生費)
6.6万円
教育
5.0万円
役所の運営(総務費)
4.8万円
道路・まちづくり(土木費)
4.4万円
借金の返済(公債費)
4.2万円
消防・救急
1.1万円
農林水産業
1.1万円
商工・観光
5,978円
議会
1,764円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 921億円 | 19.5万円 | 20.0万円 | 40.9% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 311億円 | 6.6万円 | 3.7万円 | 13.8% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 237億円 | 5.0万円 | 5.2万円 | 10.5% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 230億円 | 4.8万円 | 4.4万円 | 10.2% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 208億円 | 4.4万円 | 4.2万円 | 9.2% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 198億円 | 4.2万円 | 3.3万円 | 8.8% |
| 消防・救急 | 53.0億円 | 1.1万円 | 1.4万円 | 2.4% |
| 農林水産業 | 51.3億円 | 1.1万円 | 0.4万円 | 2.3% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 28.3億円 | 5,978円 | 0.7万円 | 1.3% |
| 議会 | 8.4億円 | 1,764円 | 0.2万円 | 0.4% |
| 労働 | 4.8億円 | 1,012円 | 0.1万円 | 0.2% |
| 災害の復旧 | 679万円 | 14円 | 0.0万円 | 0.0% |
| その他 | 347万円 | 7円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
361億円
1人あたり 7.6万円(中央値 7.8万円)
高齢者(老人福祉費)
165億円
1人あたり 3.5万円(中央値 3.4万円)
障害者など(社会福祉費)
263億円
1人あたり 5.6万円(中央値 6.1万円)
生活保護
132億円
1人あたり 2.8万円(中央値 2.9万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 52.0% が義務的経費です。
人件費
6.7万円
扶助費
14万円
公債費
4.2万円
物件費
5.2万円
補助費等
4.1万円
建設事業費
6.5万円
繰出金
3.8万円
積立金
1.8万円
維持補修費
9,428円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 473,670 | 2,252億円 | 2,017億円 | 592億円 | 0.82 | 89.1% | — |
| 令和5年度 | 475,914 | 2,344億円 | 2,036億円 | 564億円 | 0.83 | 91.2% | — |
| 令和4年度 | 477,799 | 2,153億円 | 1,947億円 | 526億円 | 0.84 | 86.8% | — |
| 令和3年度 | 479,861 | 2,156億円 | 1,966億円 | 445億円 | 0.86 | 86.1% | — |
| 令和2年度 | 481,537 | 2,541億円 | 1,964億円 | 364億円 | 0.87 | 89.6% | — |
| 令和元年度 | 482,250 | 2,049億円 | 1,900億円 | 340億円 | 0.87 | 90.1% | — |
| 平成30年度 | 482,541 | 2,028億円 | 1,816億円 | 317億円 | 0.87 | 92.6% | — |
| 平成29年度 | 483,901 | 1,775億円 | 1,724億円 | 323億円 | 0.87 | 93.3% | — |
| 平成28年度 | 484,174 | 1,800億円 | 1,728億円 | 306億円 | 0.86 | 88.7% | — |
| 平成27年度 | 483,970 | 1,816億円 | 1,726億円 | 277億円 | 0.85 | 85.1% | — |
岡山県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。