鳥取県若桜町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
若桜町の財政は、限られた財源で対応が難しくなっている状況が見られます。毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率が95.8%と、同じ規模のまちの中央値86.2%を大きく上回っており、日々の支出で予算が圧迫されています。また、住民1人あたりの借金が156.7万円で中央値の145.5万円を上回る一方、貯金は69.8万円と中央値95.3万円を下回っており、借金から貯金を差し引いた額が86.9万円と中央値44.7万円の約2倍になっています。この9年間で人口が3,505人から2,671人に減少する中、借金は90.4万円から156.7万円へと大きく増加しており、縮小する税収基盤での返済負担が増している状況が伺えます。1年間に使ったお金(歳出)
43.1億円
住民1人あたり 161.2万円
借金の残高(地方債)
41.9億円
1人あたり 156.7万円
貯金の残高(基金)
18.7億円
1人あたり 69.8万円
財政力指数
0.14
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・鳥取県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.14
全国 1629位/1718・県内 19位/19(高い順)
同じ規模の中央値 0.18
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より注意
95.8%
全国 1398位/1741・県内 16位/19(低い順)
同じ規模の中央値 86.2%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
156.7万円
全国 1569位/1741・県内 17位/19(低い順)
同じ規模の中央値 145.5万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
69.8万円
全国 346位/1741・県内 3位/19(高い順)
同じ規模の中央値 95.3万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
24.3%
全国 1529位/1741・県内 14位/19(高い順)
同じ規模の中央値 25.6%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
38.3%
全国 427位/1718・県内 6位/19(高い順)
同じ規模の中央値 36.0%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 46.5億円・1人あたり 173.9万円
地方税 5.8%地方譲与税・交付金 3.3%地方交付税 47.5%国の補助金 8.4%県の補助金 8.3%借金(地方債) 8.2%寄附金 2.4%その他 16.2%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 2.7億円 | 10.0万円 | 5.8% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 1.5億円 | 5.7万円 | 3.3% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 22.1億円 | 82.7万円 | 47.5% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 3.9億円 | 14.6万円 | 8.4% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 3.9億円 | 14.4万円 | 8.3% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 3.8億円 | 14.3万円 | 8.2% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 1.1億円 | 4.1万円 | 2.4% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 7.5億円 | 28.1万円 | 16.2% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
1.1億円
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地方税の内訳:個人住民税 7,689万円、法人住民税 1,296万円、固定資産税 1.6億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千人未満の町の中央値(157団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
45万円
福祉(民生費)
30万円
農林水産業
17万円
借金の返済(公債費)
17万円
教育
15万円
道路・まちづくり(土木費)
12万円
健康・ごみ(衛生費)
9.6万円
商工・観光
6.4万円
消防・救急
6.0万円
議会
2.1万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 11.9億円 | 44.6万円 | 34.2万円 | 27.7% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 7.9億円 | 29.7万円 | 27.1万円 | 18.4% |
| 農林水産業 | 4.6億円 | 17.2万円 | 13.6万円 | 10.7% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 4.5億円 | 16.9万円 | 17.0万円 | 10.5% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 3.9億円 | 14.6万円 | 13.4万円 | 9.0% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 3.2億円 | 12.1万円 | 17.7万円 | 7.5% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 2.6億円 | 9.6万円 | 14.6万円 | 6.0% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 1.7億円 | 6.4万円 | 5.3万円 | 4.0% |
| 消防・救急 | 1.6億円 | 6.0万円 | 6.6万円 | 3.7% |
| 議会 | 5,677万円 | 2.1万円 | 1.8万円 | 1.3% |
| 災害の復旧 | 5,496万円 | 2.1万円 | 0.0万円 | 1.3% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
1.6億円
1人あたり 5.9万円(中央値 6.7万円)
高齢者(老人福祉費)
2.1億円
1人あたり 7.9万円(中央値 8.4万円)
障害者など(社会福祉費)
3.7億円
1人あたり 13.8万円(中央値 10.8万円)
生活保護
5,426万円
1人あたり 2.0万円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 35.4% が義務的経費です。
人件費
30万円
扶助費
10万円
公債費
17万円
物件費
39万円
補助費等
29万円
建設事業費
17万円
繰出金
9.3万円
積立金
5.7万円
維持補修費
2.2万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千人未満の町の中央値(157団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千人未満の町の中央値(157団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千人未満の町の中央値(157団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 2,671 | 43.1億円 | 41.9億円 | 18.7億円 | 0.14 | 95.8% | — |
| 令和5年度 | 2,766 | 40.6億円 | 42.5億円 | 20.5億円 | 0.13 | 91.9% | — |
| 令和4年度 | 2,841 | 37.2億円 | 41.8億円 | 21.7億円 | 0.13 | 88.3% | — |
| 令和3年度 | 2,941 | 39.7億円 | 42.0億円 | 20.8億円 | 0.13 | 84.2% | — |
| 令和2年度 | 3,050 | 42.2億円 | 40.7億円 | 18.2億円 | 0.13 | 88.2% | — |
| 令和元年度 | 3,134 | 36.2億円 | 38.0億円 | 18.4億円 | 0.13 | 88.5% | — |
| 平成30年度 | 3,254 | 35.1億円 | 36.7億円 | 19.4億円 | 0.13 | 86.6% | — |
| 平成29年度 | 3,345 | 34.5億円 | 33.5億円 | 19.3億円 | 0.13 | 84.9% | — |
| 平成28年度 | 3,432 | 34.6億円 | 31.9億円 | 19.6億円 | 0.13 | 84.0% | — |
| 平成27年度 | 3,505 | 34.0億円 | 31.7億円 | 19.6億円 | 0.13 | 81.3% | — |
鳥取県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。