奈良県安堵町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
安堵町は、同じ規模の町の中で自主財源の比率が高く、財政力が強いことが大きな特徴です。財政力指数が0.38と中央値の0.27を大きく上回り、自主財源比率も34.0%と中央値の30.5%を上回っています。一方、歳出は1人あたり61.9万円と中央値の104.5万円を大きく下回り、特に建設事業費が4.1%と中央値の14.0%に遠く及びません。借金は1人あたり44.3万円と中央値の85.9万円の半分以下に抑えられており、借金と貯金の差も17.4万円と中央値の34.1万円より少なくなっています。ただし、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は94.7%と中央値の89.1%より高く、今後の財政運営に注意が必要です。1年間に使ったお金(歳出)
43.1億円
住民1人あたり 61.9万円
借金の残高(地方債)
30.9億円
1人あたり 44.3万円
貯金の残高(基金)
18.7億円
1人あたり 26.9万円
財政力指数
0.38
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・奈良県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.38
全国 978位/1718・県内 20位/39(高い順)
同じ規模の中央値 0.27
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より注意
94.7%
全国 1283位/1741・県内 28位/39(低い順)
同じ規模の中央値 89.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
44.3万円
全国 685位/1741・県内 10位/39(低い順)
同じ規模の中央値 85.9万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
26.9万円
全国 831位/1741・県内 18位/39(高い順)
同じ規模の中央値 46.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
34.0%
全国 1031位/1741・県内 10位/39(高い順)
同じ規模の中央値 30.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
38.6%
全国 423位/1718・県内 15位/39(高い順)
同じ規模の中央値 31.1%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 45.4億円・1人あたり 65.1万円
地方税 19.1%地方譲与税・交付金 5.8%地方交付税 31.5%国の補助金 8.5%県の補助金 4.7%借金(地方債) 15.5%寄附金 0.1%その他 14.8%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 8.7億円 | 12.4万円 | 19.1% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 2.6億円 | 3.8万円 | 5.8% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 14.3億円 | 20.5万円 | 31.5% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 3.9億円 | 5.6万円 | 8.5% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 2.1億円 | 3.1万円 | 4.7% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 7.0億円 | 10.1万円 | 15.5% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 335万円 | 481円 | 0.1% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 6.7億円 | 9.6万円 | 14.8% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
135万円
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地方税の内訳:個人住民税 2.6億円、法人住民税 7,772万円、固定資産税 4.7億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
20万円
健康・ごみ(衛生費)
12万円
役所の運営(総務費)
11万円
道路・まちづくり(土木費)
5.5万円
教育
4.9万円
借金の返済(公債費)
4.0万円
消防・救急
2.4万円
議会
1.1万円
農林水産業
7,113円
商工・観光
3,275円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 13.7億円 | 19.7万円 | 22.4万円 | 31.8% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 8.3億円 | 11.9万円 | 8.8万円 | 19.3% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 7.9億円 | 11.4万円 | 19.0万円 | 18.4% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 3.9億円 | 5.5万円 | 10.1万円 | 9.0% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 3.4億円 | 4.9万円 | 9.8万円 | 7.9% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 2.8億円 | 4.0万円 | 9.4万円 | 6.5% |
| 消防・救急 | 1.7億円 | 2.4万円 | 3.9万円 | 3.8% |
| 議会 | 7,358万円 | 1.1万円 | 1.0万円 | 1.7% |
| 農林水産業 | 4,961万円 | 7,113円 | 6.2万円 | 1.2% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 2,284万円 | 3,275円 | 2.7万円 | 0.5% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
4.7億円
1人あたり 6.7万円(中央値 6.8万円)
高齢者(老人福祉費)
3.4億円
1人あたり 4.9万円(中央値 6.1万円)
障害者など(社会福祉費)
5.6億円
1人あたり 8.0万円(中央値 9.0万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 41.8% が義務的経費です。
人件費
14万円
扶助費
7.5万円
公債費
4.0万円
物件費
11万円
補助費等
14万円
建設事業費
2.5万円
繰出金
5.2万円
積立金
2.9万円
維持補修費
5,831円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 6,975 | 43.1億円 | 30.9億円 | 18.7億円 | 0.38 | 94.7% | — |
| 令和5年度 | 7,056 | 37.8億円 | 26.5億円 | 17.1億円 | 0.34 | 89.6% | — |
| 令和4年度 | 7,100 | 37.2億円 | 27.3億円 | 16.0億円 | 0.36 | 90.8% | — |
| 令和3年度 | 7,153 | 36.2億円 | 28.2億円 | 14.6億円 | 0.37 | 93.4% | — |
| 令和2年度 | 7,268 | 42.3億円 | 29.2億円 | 13.6億円 | 0.37 | 95.8% | — |
| 令和元年度 | 7,407 | 32.1億円 | 31.1億円 | 13.8億円 | 0.37 | 97.2% | — |
| 平成30年度 | 7,444 | 35.4億円 | 32.3億円 | 14.4億円 | 0.37 | 97.6% | — |
| 平成29年度 | 7,505 | 33.4億円 | 30.9億円 | 16.9億円 | 0.37 | 97.3% | — |
| 平成28年度 | 7,559 | 31.7億円 | 32.3億円 | 16.9億円 | 0.36 | 93.5% | — |
| 平成27年度 | 7,639 | 29.1億円 | 34.2億円 | 16.9億円 | 0.35 | 88.8% | — |
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出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。