兵庫県佐用町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
佐用町は、同じ規模の町と比べて自主財源の割合が22.0%と低く、県や国からの支援に大きく頼る構造になっています。一方で、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は83.6%と良好で、財政の硬直性は低い水準です。また、貯金が借金を上回る9.9万円のプラスとなっており、住民1人あたりの貯金68.6万円は中央値の2倍以上で、比較的充実した貯蓄を保有しています。人口減少が進み、建設事業費や農林水産業への支出が同規模の町より多く、地域基盤の維持に注力している状況が見えます。1年間に使ったお金(歳出)
142億円
住民1人あたり 96.5万円
借金の残高(地方債)
86.5億円
1人あたり 58.7万円
貯金の残高(基金)
101億円
1人あたり 68.6万円
財政力指数
0.28
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・兵庫県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.28
全国 1234位/1718・県内 38位/41(高い順)
同じ規模の中央値 0.38
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
83.6%
全国 228位/1741・県内 1位/41(低い順)
同じ規模の中央値 90.0%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
58.7万円
全国 972位/1741・県内 28位/41(低い順)
同じ規模の中央値 55.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
68.6万円
全国 355位/1741・県内 1位/41(高い順)
同じ規模の中央値 29.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
22.0%
全国 1606位/1741・県内 41位/41(高い順)
同じ規模の中央値 35.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)
30.6%
全国 631位/1718・県内 15位/41(高い順)
同じ規模の中央値 30.4%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 143億円・1人あたり 97.3万円
地方税 14.0%地方譲与税・交付金 5.8%地方交付税 44.0%国の補助金 7.2%県の補助金 8.6%借金(地方債) 12.4%寄附金 0.4%その他 7.5%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 20.1億円 | 13.6万円 | 14.0% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 8.2億円 | 5.6万円 | 5.8% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 63.1億円 | 42.8万円 | 44.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 10.3億円 | 7.0万円 | 7.2% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 12.4億円 | 8.4万円 | 8.6% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 17.8億円 | 12.1万円 | 12.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 6,421万円 | 4,360円 | 0.4% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 10.7億円 | 7.3万円 | 7.5% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
2,084万円
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地方税の内訳:個人住民税 5.3億円、法人住民税 1.1億円、固定資産税 12.0億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
23万円
農林水産業
15万円
役所の運営(総務費)
14万円
借金の返済(公債費)
11万円
教育
11万円
道路・まちづくり(土木費)
9.6万円
健康・ごみ(衛生費)
6.3万円
消防・救急
3.7万円
商工・観光
1.9万円
議会
7,868円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 34.2億円 | 23.2万円 | 19.7万円 | 24.1% |
| 農林水産業 | 22.0億円 | 15.0万円 | 3.1万円 | 15.5% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 20.5億円 | 13.9万円 | 13.3万円 | 14.4% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 16.7億円 | 11.3万円 | 5.7万円 | 11.8% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 15.6億円 | 10.6万円 | 7.4万円 | 11.0% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 14.1億円 | 9.6万円 | 6.4万円 | 9.9% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 9.3億円 | 6.3万円 | 5.6万円 | 6.6% |
| 消防・救急 | 5.4億円 | 3.7万円 | 2.8万円 | 3.8% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 2.9億円 | 1.9万円 | 1.7万円 | 2.0% |
| 議会 | 1.2億円 | 7,868円 | 0.7万円 | 0.8% |
| 災害の復旧 | 1,923万円 | 1,306円 | 0.1万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
10.2億円
1人あたり 6.9万円(中央値 6.9万円)
高齢者(老人福祉費)
10.5億円
1人あたり 7.2万円(中央値 4.8万円)
障害者など(社会福祉費)
13.5億円
1人あたり 9.2万円(中央値 7.6万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 39.3% が義務的経費です。
人件費
17万円
扶助費
9.4万円
公債費
11万円
物件費
12万円
補助費等
18万円
建設事業費
17万円
繰出金
6.9万円
積立金
4.3万円
維持補修費
3,759円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 14,727 | 142億円 | 86.5億円 | 101億円 | 0.28 | 83.6% | — |
| 令和5年度 | 15,166 | 143億円 | 85.1億円 | 95.9億円 | 0.28 | 83.4% | — |
| 令和4年度 | 15,499 | 131億円 | 94.2億円 | 107億円 | 0.29 | 84.4% | — |
| 令和3年度 | 15,869 | 130億円 | 112億円 | 105億円 | 0.29 | 81.7% | — |
| 令和2年度 | 16,294 | 155億円 | 129億円 | 101億円 | 0.30 | 83.5% | — |
| 令和元年度 | 16,640 | 129億円 | 131億円 | 101億円 | 0.30 | 84.0% | — |
| 平成30年度 | 16,973 | 128億円 | 129億円 | 96.5億円 | 0.30 | 82.2% | — |
| 平成29年度 | 17,354 | 123億円 | 136億円 | 96.3億円 | 0.31 | 81.8% | — |
| 平成28年度 | 17,711 | 131億円 | 146億円 | 95.1億円 | 0.31 | 76.3% | — |
| 平成27年度 | 18,152 | 139億円 | 156億円 | 93.3億円 | 0.32 | 77.2% | — |
兵庫県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。