兵庫県淡路市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
淡路市は同じ規模の市と比べて、住民1人あたりの歳出が91.4万円と中央値の63.9万円を大きく上回り、特に役所の運営費が25.7万円(中央値9.5万円)と2倍以上になっているのが目立ちます。一方、借金は79.2万円で、2015年度の102.7万円から着実に減らしており、貯金も43.5万円と中央値の21.5万円を上回っています。ふるさと納税の受入が42.3億円と極めて多く、自主財源比率も43.8%と中央値の36.6%より高くなっており、これが財政を支えています。ただし住民1人あたりの「借金から貯金を引いた額」は35.7万円で中央値より多く、財政調整基金も標準規模比で18.0%と中央値より低めです。1年間に使ったお金(歳出)
378億円
住民1人あたり 91.4万円
借金の残高(地方債)
328億円
1人あたり 79.2万円
貯金の残高(基金)
180億円
1人あたり 43.5万円
財政力指数
0.37
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・兵庫県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.37
全国 1002位/1718・県内 33位/41(高い順)
同じ規模の中央値 0.46
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
94.4%
全国 1253位/1741・県内 26位/41(低い順)
同じ規模の中央値 93.6%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
79.2万円
全国 1230位/1741・県内 38位/41(低い順)
同じ規模の中央値 53.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
43.5万円
全国 539位/1741・県内 7位/41(高い順)
同じ規模の中央値 21.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
43.8%
全国 539位/1741・県内 17位/41(高い順)
同じ規模の中央値 36.6%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
18.0%
全国 1212位/1718・県内 28位/41(高い順)
同じ規模の中央値 22.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 380億円・1人あたり 91.8万円
地方税 14.9%地方譲与税・交付金 4.7%地方交付税 30.0%国の補助金 9.3%県の補助金 6.4%借金(地方債) 5.8%寄附金 11.5%その他 17.4%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 56.6億円 | 13.7万円 | 14.9% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 18.0億円 | 4.4万円 | 4.7% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 114億円 | 27.6万円 | 30.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 35.1億円 | 8.5万円 | 9.3% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 24.3億円 | 5.9万円 | 6.4% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 22.1億円 | 5.3万円 | 5.8% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 43.6億円 | 10.5万円 | 11.5% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 66.0億円 | 16.0万円 | 17.4% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
42.3億円
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地方税の内訳:個人住民税 19.1億円、法人住民税 2.9億円、固定資産税 29.3億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
26万円
福祉(民生費)
21万円
借金の返済(公債費)
12万円
道路・まちづくり(土木費)
7.7万円
教育
6.5万円
健康・ごみ(衛生費)
6.5万円
農林水産業
4.4万円
商工・観光
3.3万円
消防・救急
3.0万円
災害の復旧
1.1万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 106億円 | 25.7万円 | 9.5万円 | 28.1% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 86.5億円 | 20.9万円 | 20.5万円 | 22.9% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 49.0億円 | 11.9万円 | 5.6万円 | 13.0% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 31.7億円 | 7.7万円 | 5.6万円 | 8.4% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 26.9億円 | 6.5万円 | 6.5万円 | 7.1% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 26.9億円 | 6.5万円 | 5.4万円 | 7.1% |
| 農林水産業 | 18.4億円 | 4.4万円 | 2.4万円 | 4.9% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 13.8億円 | 3.3万円 | 1.6万円 | 3.6% |
| 消防・救急 | 12.3億円 | 3.0万円 | 2.5万円 | 3.2% |
| 災害の復旧 | 4.5億円 | 1.1万円 | 0.2万円 | 1.2% |
| 議会 | 1.8億円 | 4,403円 | 0.5万円 | 0.5% |
| 労働 | 945万円 | 228円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
29.6億円
1人あたり 7.2万円(中央値 7.5万円)
高齢者(老人福祉費)
22.0億円
1人あたり 5.3万円(中央値 4.4万円)
障害者など(社会福祉費)
27.5億円
1人あたり 6.6万円(中央値 7.0万円)
生活保護
7.4億円
1人あたり 1.8万円(中央値 1.5万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 37.4% が義務的経費です。
人件費
12万円
扶助費
10万円
公債費
12万円
物件費
16万円
補助費等
12万円
建設事業費
9.5万円
繰出金
6.0万円
積立金
12万円
維持補修費
4,443円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 41,364 | 378億円 | 328億円 | 180億円 | 0.37 | 94.4% | — |
| 令和5年度 | 41,969 | 379億円 | 353億円 | 179億円 | 0.36 | 93.8% | — |
| 令和4年度 | 42,437 | 358億円 | 345億円 | 169億円 | 0.35 | 91.8% | — |
| 令和3年度 | 42,721 | 330億円 | 375億円 | 155億円 | 0.35 | 88.3% | — |
| 令和2年度 | 43,131 | 344億円 | 385億円 | 126億円 | 0.35 | 92.0% | — |
| 令和元年度 | 43,562 | 294億円 | 399億円 | 130億円 | 0.35 | 90.5% | — |
| 平成30年度 | 44,039 | 278億円 | 410億円 | 128億円 | 0.34 | 88.1% | — |
| 平成29年度 | 44,821 | 293億円 | 439億円 | 125億円 | 0.34 | 89.3% | — |
| 平成28年度 | 45,279 | 298億円 | 449億円 | 114億円 | 0.34 | 88.3% | — |
| 平成27年度 | 45,840 | 342億円 | 471億円 | 110億円 | 0.34 | 86.6% | — |
兵庫県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。