兵庫県姫路市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
姫路市は、同規模の市の中でも毎年決まって出ていくお金の重さが軽く、自分で稼ぐ力が強いのが特徴です。経常収支比率は88.1%と中央値の94.9%より低く、財政に余裕がある状態といえます。また自主財源比率が52.0%で中央値の47.6%を上回り、地方税も1人あたり19.4万円と中央値の16.5万円より多く確保しています。一方、道路やまちづくりに充てる支出は1人あたり7.3万円で中央値の4.2万円の約1.7倍となっており、建設事業に力を入れていることがわかります。借金は1人あたり33.3万円で、9年間で36.6万円から減らしてきた実績があります。1年間に使ったお金(歳出)
2,460億円
住民1人あたり 47.0万円
借金の残高(地方債)
1,744億円
1人あたり 33.3万円
貯金の残高(基金)
629億円
1人あたり 12.0万円
財政力指数
0.85
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・兵庫県内の順位
財政力指数
0.85
全国 157位/1718・県内 3位/41(高い順)
同じ規模の中央値 0.81
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
88.1%
全国 494位/1741・県内 5位/41(低い順)
同じ規模の中央値 94.9%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)
33.3万円
全国 427位/1741・県内 10位/41(低い順)
同じ規模の中央値 32.2万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
12.0万円
全国 1336位/1741・県内 30位/41(高い順)
同じ規模の中央値 7.1万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
52.0%
全国 226位/1741・県内 6位/41(高い順)
同じ規模の中央値 47.6%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
11.4%
全国 1533位/1718・県内 38位/41(高い順)
同じ規模の中央値 12.5%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 2,550億円・1人あたり 48.7万円
地方税 39.9%地方譲与税・交付金 8.8%地方交付税 7.0%国の補助金 21.8%県の補助金 6.0%借金(地方債) 4.4%寄附金 0.3%その他 11.8%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 1,017億円 | 19.4万円 | 39.9% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 225億円 | 4.3万円 | 8.8% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 177億円 | 3.4万円 | 7.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 556億円 | 10.6万円 | 21.8% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 154億円 | 2.9万円 | 6.0% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 113億円 | 2.2万円 | 4.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 7.4億円 | 1,411円 | 0.3% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 300億円 | 5.7万円 | 11.8% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
3.3億円
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地方税の内訳:個人住民税 292億円、法人住民税 91.4億円、固定資産税 458億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
19万円
道路・まちづくり(土木費)
7.3万円
教育
5.7万円
役所の運営(総務費)
4.0万円
借金の返済(公債費)
3.9万円
健康・ごみ(衛生費)
3.4万円
消防・救急
1.4万円
商工・観光
1.3万円
農林水産業
4,835円
議会
1,806円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 1,013億円 | 19.4万円 | 20.0万円 | 41.2% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 381億円 | 7.3万円 | 4.2万円 | 15.5% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 296億円 | 5.7万円 | 5.2万円 | 12.0% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 208億円 | 4.0万円 | 4.4万円 | 8.5% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 202億円 | 3.9万円 | 3.3万円 | 8.2% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 178億円 | 3.4万円 | 3.7万円 | 7.2% |
| 消防・救急 | 75.2億円 | 1.4万円 | 1.4万円 | 3.1% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 69.5億円 | 1.3万円 | 0.7万円 | 2.8% |
| 農林水産業 | 25.3億円 | 4,835円 | 0.4万円 | 1.0% |
| 議会 | 9.4億円 | 1,806円 | 0.2万円 | 0.4% |
| 労働 | 2.2億円 | 418円 | 0.1万円 | 0.1% |
| 災害の復旧 | 2,141万円 | 41円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
367億円
1人あたり 7.0万円(中央値 7.8万円)
高齢者(老人福祉費)
184億円
1人あたり 3.5万円(中央値 3.4万円)
障害者など(社会福祉費)
305億円
1人あたり 5.8万円(中央値 6.1万円)
生活保護
156億円
1人あたり 3.0万円(中央値 2.9万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 52.0% が義務的経費です。
人件費
7.3万円
扶助費
13万円
公債費
3.9万円
物件費
6.4万円
補助費等
2.7万円
建設事業費
6.8万円
繰出金
4.0万円
積立金
1.8万円
維持補修費
2,807円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 523,181 | 2,460億円 | 1,744億円 | 629億円 | 0.85 | 88.1% | — |
| 令和5年度 | 525,884 | 2,285億円 | 1,825億円 | 553億円 | 0.85 | 87.7% | — |
| 令和4年度 | 528,459 | 2,303億円 | 1,932億円 | 537億円 | 0.87 | 87.4% | — |
| 令和3年度 | 530,877 | 2,333億円 | 2,050億円 | 500億円 | 0.87 | 83.6% | — |
| 令和2年度 | 534,127 | 2,851億円 | 2,084億円 | 457億円 | 0.89 | 87.2% | — |
| 令和元年度 | 535,982 | 2,106億円 | 2,007億円 | 523億円 | 0.89 | 87.3% | — |
| 平成30年度 | 537,101 | 1,987億円 | 1,989億円 | 530億円 | 0.89 | 86.5% | — |
| 平成29年度 | 538,488 | 2,068億円 | 1,988億円 | 533億円 | 0.88 | 86.1% | — |
| 平成28年度 | 540,000 | 2,080億円 | 1,966億円 | 536億円 | 0.87 | 86.1% | — |
| 平成27年度 | 541,497 | 2,091億円 | 1,983億円 | 530億円 | 0.86 | 83.4% | — |
兵庫県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。