大阪府交野市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
交野市の財政の最大の特徴は、教育費が同規模の市の平均を大きく上回っていることです。住民1人あたりの教育費は13.8万円で、中央値の5.7万円の2倍以上となっています。一方、自主財源比率は33.6%と中央値の43.4%より低く、地方税収が限られた中での手厚い教育投資が特徴です。借金は40.1万円で中央値をやや上回っており、建設事業費の割合も25.3%と中央値の10.4%を大きく上回っています。貯金に当たる基金は27.8%と充実していますが、借金から貯金を差し引いた額は28.5万円で、中央値の22.2万円より多めとなっています。1年間に使ったお金(歳出)
389億円
住民1人あたり 50.4万円
借金の残高(地方債)
309億円
1人あたり 40.1万円
貯金の残高(基金)
89.1億円
1人あたり 11.5万円
財政力指数
0.67
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・大阪府内の順位
財政力指数
0.67
全国 410位/1718・県内 21位/43(高い順)
同じ規模の中央値 0.64
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
94.5%
全国 1263位/1741・県内 10位/43(低い順)
同じ規模の中央値 94.0%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)
40.1万円
全国 598位/1741・県内 33位/43(低い順)
同じ規模の中央値 38.3万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
11.5万円
全国 1361位/1741・県内 22位/43(高い順)
同じ規模の中央値 12.7万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
33.6%
全国 1046位/1741・県内 35位/43(高い順)
同じ規模の中央値 43.4%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
27.8%
全国 740位/1718・県内 12位/43(高い順)
同じ規模の中央値 18.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 394億円・1人あたり 51.0万円
地方税 26.6%地方譲与税・交付金 7.4%地方交付税 12.7%国の補助金 21.6%県の補助金 6.8%借金(地方債) 17.9%寄附金 0.1%その他 6.9%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 105億円 | 13.6万円 | 26.6% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 29.2億円 | 3.8万円 | 7.4% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 49.9億円 | 6.5万円 | 12.7% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 84.9億円 | 11.0万円 | 21.6% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 26.7億円 | 3.5万円 | 6.8% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 70.5億円 | 9.1万円 | 17.9% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 3,780万円 | 490円 | 0.1% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 27.2億円 | 3.5万円 | 6.9% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
1,705万円
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地方税の内訳:個人住民税 42.9億円、法人住民税 4.0億円、固定資産税 43.7億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
19万円
教育
14万円
役所の運営(総務費)
5.8万円
健康・ごみ(衛生費)
3.6万円
借金の返済(公債費)
3.1万円
消防・救急
2.3万円
道路・まちづくり(土木費)
2.0万円
議会
3,072円
農林水産業
1,110円
商工・観光
1,005円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 149億円 | 19.3万円 | 19.5万円 | 38.4% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 106億円 | 13.8万円 | 5.7万円 | 27.3% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 44.6億円 | 5.8万円 | 6.9万円 | 11.5% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 27.5億円 | 3.6万円 | 4.0万円 | 7.1% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 24.1億円 | 3.1万円 | 3.9万円 | 6.2% |
| 消防・救急 | 17.6億円 | 2.3万円 | 1.8万円 | 4.5% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 15.4億円 | 2.0万円 | 4.4万円 | 4.0% |
| 議会 | 2.4億円 | 3,072円 | 0.3万円 | 0.6% |
| 農林水産業 | 8,570万円 | 1,110円 | 0.9万円 | 0.2% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 7,759万円 | 1,005円 | 0.9万円 | 0.2% |
| 労働 | 1,666万円 | 216円 | 0.0万円 | 0.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
62.2億円
1人あたり 8.1万円(中央値 7.8万円)
高齢者(老人福祉費)
22.6億円
1人あたり 2.9万円(中央値 3.5万円)
障害者など(社会福祉費)
50.8億円
1人あたり 6.6万円(中央値 6.4万円)
生活保護
13.8億円
1人あたり 1.8万円(中央値 1.7万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 47.5% が義務的経費です。
人件費
7.8万円
扶助費
13万円
公債費
3.1万円
物件費
5.2万円
補助費等
3.1万円
建設事業費
13万円
繰出金
3.9万円
積立金
1.3万円
維持補修費
1,038円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 77,191 | 389億円 | 309億円 | 89.1億円 | 0.67 | 94.5% | — |
| 令和5年度 | 77,272 | 310億円 | 262億円 | 81.5億円 | 0.67 | 93.8% | — |
| 令和4年度 | 77,363 | 295億円 | 275億円 | 77.0億円 | 0.69 | 92.8% | — |
| 令和3年度 | 77,431 | 311億円 | 284億円 | 74.6億円 | 0.69 | 89.9% | — |
| 令和2年度 | 77,614 | 353億円 | 282億円 | 66.3億円 | 0.71 | 92.7% | — |
| 令和元年度 | 77,632 | 249億円 | 283億円 | 65.5億円 | 0.71 | 97.6% | — |
| 平成30年度 | 77,901 | 232億円 | 286億円 | 62.3億円 | 0.71 | 94.9% | — |
| 平成29年度 | 77,899 | 235億円 | 290億円 | 59.6億円 | 0.71 | 94.6% | — |
| 平成28年度 | 77,876 | 232億円 | 299億円 | 56.8億円 | 0.71 | 96.8% | — |
| 平成27年度 | 78,015 | 253億円 | 310億円 | 54.2億円 | 0.70 | 94.3% | — |
大阪府の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。