大阪府高石市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
高石市は、同じ規模の市と比べて財政力指数が0.77と高く、住民1人あたりの地方税も18.3万円と多く徴収していますが、借金が54.6万円と中央値の38.3万円を大きく上回っています。毎年の支出に占める福祉や職員給与などの必須経費が57.1%と重く、建設事業に充てられる予算は8.0%に抑えられています。ただし、借金は2015年度の64.6万円から減少傾向にあり、財政調整基金も基準を上回る24.5%を確保するなど、財政改善に向けた取り組みが進んでいます。1年間に使ったお金(歳出)
265億円
住民1人あたり 47.4万円
借金の残高(地方債)
305億円
1人あたり 54.6万円
貯金の残高(基金)
49.4億円
1人あたり 8.8万円
財政力指数
0.77
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・大阪府内の順位
財政力指数同規模より良い
0.77
全国 254位/1718・県内 9位/43(高い順)
同じ規模の中央値 0.64
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
97.0%
全国 1508位/1741・県内 23位/43(低い順)
同じ規模の中央値 94.0%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
54.6万円
全国 891位/1741・県内 39位/43(低い順)
同じ規模の中央値 38.3万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
8.8万円
全国 1496位/1741・県内 32位/43(高い順)
同じ規模の中央値 12.7万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率
44.7%
全国 511位/1741・県内 12位/43(高い順)
同じ規模の中央値 43.4%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
24.5%
全国 869位/1718・県内 15位/43(高い順)
同じ規模の中央値 18.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 273億円・1人あたり 48.7万円
地方税 37.5%地方譲与税・交付金 8.1%地方交付税 11.6%国の補助金 22.3%県の補助金 10.1%借金(地方債) 3.4%寄附金 0.4%その他 6.8%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 102億円 | 18.3万円 | 37.5% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 22.0億円 | 3.9万円 | 8.1% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 31.7億円 | 5.7万円 | 11.6% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 60.7億円 | 10.8万円 | 22.3% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 27.4億円 | 4.9万円 | 10.1% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 9.1億円 | 1.6万円 | 3.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 1.0億円 | 1,801円 | 0.4% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 18.5億円 | 3.3万円 | 6.8% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
6,973万円
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地方税の内訳:個人住民税 31.7億円、法人住民税 4.3億円、固定資産税 52.1億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
22万円
道路・まちづくり(土木費)
5.4万円
借金の返済(公債費)
5.2万円
教育
5.2万円
役所の運営(総務費)
4.0万円
健康・ごみ(衛生費)
3.5万円
消防・救急
1.6万円
議会
3,963円
商工・観光
1,042円
労働
403円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 123億円 | 22.0万円 | 19.5万円 | 46.3% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 30.4億円 | 5.4万円 | 4.4万円 | 11.5% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 29.0億円 | 5.2万円 | 3.9万円 | 10.9% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 28.9億円 | 5.2万円 | 5.7万円 | 10.9% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 22.4億円 | 4.0万円 | 6.9万円 | 8.4% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 19.8億円 | 3.5万円 | 4.0万円 | 7.4% |
| 消防・救急 | 8.8億円 | 1.6万円 | 1.8万円 | 3.3% |
| 議会 | 2.2億円 | 3,963円 | 0.3万円 | 0.8% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 5,832万円 | 1,042円 | 0.9万円 | 0.2% |
| 労働 | 2,254万円 | 403円 | 0.0万円 | 0.1% |
| 農林水産業 | 1,674万円 | 299円 | 0.9万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
41.0億円
1人あたり 7.3万円(中央値 7.8万円)
高齢者(老人福祉費)
21.3億円
1人あたり 3.8万円(中央値 3.5万円)
障害者など(社会福祉費)
41.1億円
1人あたり 7.3万円(中央値 6.4万円)
生活保護
19.4億円
1人あたり 3.5万円(中央値 1.7万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 57.1% が義務的経費です。
人件費
6.3万円
扶助費
16万円
公債費
5.2万円
物件費
6.2万円
補助費等
5.1万円
建設事業費
3.8万円
繰出金
4.4万円
積立金
5,828円
維持補修費
2,026円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 55,968 | 265億円 | 305億円 | 49.4億円 | 0.77 | 97.0% | — |
| 令和5年度 | 56,481 | 260億円 | 323億円 | 48.3億円 | 0.78 | 98.5% | — |
| 令和4年度 | 56,992 | 263億円 | 341億円 | 46.0億円 | 0.79 | 94.3% | — |
| 令和3年度 | 57,226 | 273億円 | 354億円 | 41.4億円 | 0.81 | 90.8% | — |
| 令和2年度 | 57,540 | 322億円 | 354億円 | 42.0億円 | 0.83 | 95.9% | — |
| 令和元年度 | 57,805 | 254億円 | 360億円 | 42.7億円 | 0.84 | 98.9% | — |
| 平成30年度 | 57,875 | 234億円 | 368億円 | 53.4億円 | 0.85 | 96.2% | — |
| 平成29年度 | 57,932 | 230億円 | 367億円 | 53.7億円 | 0.86 | 100.6% | — |
| 平成28年度 | 58,162 | 225億円 | 369億円 | 54.0億円 | 0.86 | 101.0% | — |
| 平成27年度 | 58,128 | 217億円 | 376億円 | 55.2億円 | 0.86 | 98.0% | — |
大阪府の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。