三重県紀北町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
紀北町の財政は、同じ規模の町と比べて借金が大きく重くのしかかっています。住民1人あたりの借金は79.5万円で、中央値の55.4万円を大きく上回り、この10年で69.4万円から増え続けています。一方、自主財源(町が自分で稼ぐお金)の比率は32.1%と中央値の35.3%より低く、毎年の支出の重さを示す経常収支比率も93.0%で中央値の90.0%より高めです。人口が2015年度の17,248人から13,759人へと減少する中、1人あたりの歳出は81.6万円で中央値の72.2万円より多く、特に借金返済に充てる公債費と福祉・保健分野の支出が目立っています。1年間に使ったお金(歳出)
112億円
住民1人あたり 81.6万円
借金の残高(地方債)
109億円
1人あたり 79.5万円
貯金の残高(基金)
41.4億円
1人あたり 30.1万円
財政力指数
0.27
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・三重県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.27
全国 1261位/1718・県内 25位/29(高い順)
同じ規模の中央値 0.38
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
93.0%
全国 1055位/1741・県内 18位/29(低い順)
同じ規模の中央値 90.0%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
79.5万円
全国 1236位/1741・県内 26位/29(低い順)
同じ規模の中央値 55.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)
30.1万円
全国 755位/1741・県内 11位/29(高い順)
同じ規模の中央値 29.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
32.1%
全国 1130位/1741・県内 23位/29(高い順)
同じ規模の中央値 35.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より注意
23.6%
全国 911位/1718・県内 19位/29(高い順)
同じ規模の中央値 30.4%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 119億円・1人あたり 86.3万円
地方税 11.8%地方譲与税・交付金 5.6%地方交付税 39.7%国の補助金 9.6%県の補助金 4.5%借金(地方債) 8.5%寄附金 1.0%その他 19.3%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 14.1億円 | 10.2万円 | 11.8% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 6.6億円 | 4.8万円 | 5.6% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 47.1億円 | 34.2万円 | 39.7% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 11.5億円 | 8.3万円 | 9.6% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 5.3億円 | 3.9万円 | 4.5% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 10.1億円 | 7.4万円 | 8.5% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 1.2億円 | 8,800円 | 1.0% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 22.9億円 | 16.6万円 | 19.3% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
1.2億円
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地方税の内訳:個人住民税 5.2億円、法人住民税 7,712万円、固定資産税 6.5億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
22万円
役所の運営(総務費)
14万円
借金の返済(公債費)
11万円
健康・ごみ(衛生費)
8.1万円
教育
7.3万円
消防・救急
7.1万円
道路・まちづくり(土木費)
4.8万円
農林水産業
4.2万円
商工・観光
2.8万円
議会
6,685円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 30.5億円 | 22.2万円 | 19.7万円 | 27.2% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 19.2億円 | 14.0万円 | 13.3万円 | 17.1% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 14.5億円 | 10.5万円 | 5.7万円 | 12.9% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 11.1億円 | 8.1万円 | 5.6万円 | 9.9% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 10.1億円 | 7.3万円 | 7.4万円 | 9.0% |
| 消防・救急 | 9.7億円 | 7.1万円 | 2.8万円 | 8.7% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 6.6億円 | 4.8万円 | 6.4万円 | 5.9% |
| 農林水産業 | 5.8億円 | 4.2万円 | 3.1万円 | 5.2% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 3.8億円 | 2.8万円 | 1.7万円 | 3.4% |
| 議会 | 9,198万円 | 6,685円 | 0.7万円 | 0.8% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
8.4億円
1人あたり 6.1万円(中央値 6.9万円)
高齢者(老人福祉費)
11.2億円
1人あたり 8.2万円(中央値 4.8万円)
障害者など(社会福祉費)
10.9億円
1人あたり 7.9万円(中央値 7.6万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 41.9% が義務的経費です。
人件費
15万円
扶助費
8.9万円
公債費
11万円
物件費
13万円
補助費等
13万円
建設事業費
10万円
繰出金
7.5万円
積立金
3.8万円
維持補修費
5,987円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口1〜2万人の町の中央値(245団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 13,759 | 112億円 | 109億円 | 41.4億円 | 0.27 | 93.0% | — |
| 令和5年度 | 14,131 | 107億円 | 113億円 | 46.3億円 | 0.27 | 91.4% | — |
| 令和4年度 | 14,479 | 106億円 | 120億円 | 53.9億円 | 0.27 | 91.8% | — |
| 令和3年度 | 14,824 | 104億円 | 126億円 | 56.1億円 | 0.28 | 89.6% | — |
| 令和2年度 | 15,273 | 123億円 | 131億円 | 54.5億円 | 0.28 | 91.6% | — |
| 令和元年度 | 15,711 | 111億円 | 130億円 | 54.3億円 | 0.28 | 89.5% | — |
| 平成30年度 | 16,171 | 105億円 | 121億円 | 58.4億円 | 0.28 | 84.0% | — |
| 平成29年度 | 16,485 | 102億円 | 118億円 | 60.3億円 | 0.28 | 84.0% | — |
| 平成28年度 | 16,849 | 97.9億円 | 118億円 | 61.3億円 | 0.29 | 82.7% | — |
| 平成27年度 | 17,248 | 94.8億円 | 120億円 | 61.2億円 | 0.29 | 80.3% | — |
三重県の人口が近い町と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。