愛知県刈谷市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
刈谷市の最大の特徴は、同じ規模の市と比べて圧倒的に財政が豊かなことです。財政力指数が1.27と中央値の0.74を大きく上回り、自主財源比率も68.7%で中央値46.5%の約1.5倍となっています。また住民1人あたりの地方税は26.2万円と中央値15.3万円の1.7倍以上で、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率も83.8%と中央値93.8%より良好です。借金は1人あたり7.2万円で中央値31.4万円の約4分の1にとどまる一方、貯金は1人あたり15.7万円と中央値10.4万円を上回り、借金から貯金を差し引いた額も−8.5万円とマイナスになるなど、財政基盤が非常に安定しています。子どもや教育への支出も手厚く、将来への投資も進めやすい状況にあります。1年間に使ったお金(歳出)
699億円
住民1人あたり 45.7万円
借金の残高(地方債)
110億円
1人あたり 7.2万円
貯金の残高(基金)
240億円
1人あたり 15.7万円
財政力指数
1.27
1以上は普通交付税なし
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・愛知県内の順位
財政力指数同規模より良い
1.27
全国 21位/1718・県内 5位/54(高い順)
同じ規模の中央値 0.74
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
83.8%
全国 234位/1741・県内 8位/54(低い順)
同じ規模の中央値 93.8%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
7.2万円
全国 33位/1741・県内 4位/54(低い順)
同じ規模の中央値 31.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
15.7万円
全国 1177位/1741・県内 17位/54(高い順)
同じ規模の中央値 10.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
68.7%
全国 27位/1741・県内 8位/54(高い順)
同じ規模の中央値 46.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
21.1%
全国 1040位/1718・県内 23位/54(高い順)
同じ規模の中央値 15.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 765億円・1人あたり 50.0万円
地方税 52.4%地方譲与税・交付金 10.6%地方交付税 0.1%国の補助金 12.3%県の補助金 5.0%借金(地方債) 3.4%寄附金 0.1%その他 16.2%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 401億円 | 26.2万円 | 52.4% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 80.8億円 | 5.3万円 | 10.6% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 5,316万円 | 348円 | 0.1% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 93.9億円 | 6.1万円 | 12.3% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 38.6億円 | 2.5万円 | 5.0% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 25.7億円 | 1.7万円 | 3.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 7,868万円 | 514円 | 0.1% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 124億円 | 8.1万円 | 16.2% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
5,620万円
刈谷市にふるさと納税で寄付して、返礼品を受け取れます。
※ 外部のふるさと納税サイトに移動します(広告を含みます)。
地方税の内訳:個人住民税 126億円、法人住民税 53.9億円、固定資産税 174億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
18万円
道路・まちづくり(土木費)
7.5万円
教育
7.0万円
役所の運営(総務費)
5.2万円
健康・ごみ(衛生費)
3.5万円
消防・救急
1.2万円
商工・観光
1.2万円
借金の返済(公債費)
9,099円
農林水産業
6,194円
議会
2,540円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 281億円 | 18.3万円 | 19.6万円 | 40.1% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 114億円 | 7.5万円 | 4.3万円 | 16.3% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 107億円 | 7.0万円 | 5.7万円 | 15.3% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 78.9億円 | 5.2万円 | 5.8万円 | 11.3% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 53.2億円 | 3.5万円 | 3.8万円 | 7.6% |
| 消防・救急 | 18.7億円 | 1.2万円 | 1.5万円 | 2.7% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 18.2億円 | 1.2万円 | 0.8万円 | 2.6% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 13.9億円 | 9,099円 | 3.3万円 | 2.0% |
| 農林水産業 | 9.5億円 | 6,194円 | 0.6万円 | 1.4% |
| 議会 | 3.9億円 | 2,540円 | 0.3万円 | 0.6% |
| 労働 | 1.4億円 | 898円 | 0.1万円 | 0.2% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
130億円
1人あたり 8.5万円(中央値 7.7万円)
高齢者(老人福祉費)
43.8億円
1人あたり 2.9万円(中央値 3.3万円)
障害者など(社会福祉費)
93.1億円
1人あたり 6.1万円(中央値 6.3万円)
生活保護
14.0億円
1人あたり 9,170円(中央値 2.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 41.9% が義務的経費です。
人件費
7.8万円
扶助費
10万円
公債費
9,099円
物件費
9.5万円
補助費等
3.9万円
建設事業費
7.1万円
繰出金
3.0万円
積立金
1.5万円
維持補修費
4,884円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 152,984 | 699億円 | 110億円 | 240億円 | 1.27 | 83.8% | — |
| 令和5年度 | 152,948 | 636億円 | 97.4億円 | 232億円 | 1.24 | 84.4% | — |
| 令和4年度 | 152,372 | 626億円 | 97.3億円 | 230億円 | 1.24 | 83.5% | — |
| 令和3年度 | 152,443 | 644億円 | 96.5億円 | 223億円 | 1.31 | 84.9% | — |
| 令和2年度 | 152,598 | 748億円 | 101億円 | 236億円 | 1.33 | 81.2% | — |
| 令和元年度 | 152,665 | 560億円 | 99.2億円 | 256億円 | 1.36 | 80.6% | — |
| 平成30年度 | 151,778 | 590億円 | 96.2億円 | 241億円 | 1.32 | 74.2% | — |
| 平成29年度 | 150,883 | 601億円 | 88.7億円 | 213億円 | 1.37 | 79.5% | — |
| 平成28年度 | 150,216 | 555億円 | 74.4億円 | 202億円 | 1.34 | 74.8% | — |
| 平成27年度 | 149,262 | 534億円 | 84.0億円 | 200億円 | 1.31 | 75.8% | — |
愛知県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。