愛知県瀬戸市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
瀬戸市は同じ規模のまちと比べて、借金が少なく貯金が多いことが最大の特徴です。住民1人あたりの借金は19.3万円で中央値の31.4万円よりも大きく下回り、「借金マイナス貯金」も9.7万円と中央値の21.3万円の半分以下です。また毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は87.2%で、中央値の93.8%より改善されており、財政に余裕がある状態です。一方、福祉や教育といった住民サービスへの支出は同規模のまち平均より少なく、ふるさと納税の受入も限定的です。1年間に使ったお金(歳出)
495億円
住民1人あたり 39.2万円
借金の残高(地方債)
243億円
1人あたり 19.3万円
貯金の残高(基金)
120億円
1人あたり 9.5万円
財政力指数
0.80
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・愛知県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.80
全国 212位/1718・県内 35位/54(高い順)
同じ規模の中央値 0.74
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
87.2%
全国 418位/1741・県内 15位/54(低い順)
同じ規模の中央値 93.8%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
19.3万円
全国 117位/1741・県内 20位/54(低い順)
同じ規模の中央値 31.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
9.5万円
全国 1460位/1741・県内 30位/54(高い順)
同じ規模の中央値 10.4万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
52.2%
全国 217位/1741・県内 38位/54(高い順)
同じ規模の中央値 46.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
22.6%
全国 965位/1718・県内 21位/54(高い順)
同じ規模の中央値 15.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 523億円・1人あたり 41.4万円
地方税 37.0%地方譲与税・交付金 10.5%地方交付税 9.9%国の補助金 16.4%県の補助金 6.6%借金(地方債) 4.4%寄附金 0.3%その他 14.8%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 194億円 | 15.3万円 | 37.0% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 54.7億円 | 4.3万円 | 10.5% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 51.7億円 | 4.1万円 | 9.9% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 85.8億円 | 6.8万円 | 16.4% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 34.7億円 | 2.7万円 | 6.6% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 23.2億円 | 1.8万円 | 4.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 1.7億円 | 1,327円 | 0.3% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 77.3億円 | 6.1万円 | 14.8% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
1.3億円
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地方税の内訳:個人住民税 72.3億円、法人住民税 14.5億円、固定資産税 81.9億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
17万円
役所の運営(総務費)
6.3万円
教育
5.0万円
健康・ごみ(衛生費)
4.3万円
道路・まちづくり(土木費)
2.5万円
借金の返済(公債費)
1.8万円
消防・救急
1.3万円
商工・観光
8,443円
議会
2,576円
農林水産業
1,596円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 210億円 | 16.7万円 | 19.6万円 | 42.5% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 79.7億円 | 6.3万円 | 5.8万円 | 16.1% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 62.6億円 | 5.0万円 | 5.7万円 | 12.7% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 53.8億円 | 4.3万円 | 3.8万円 | 10.9% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 31.7億円 | 2.5万円 | 4.3万円 | 6.4% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 23.1億円 | 1.8万円 | 3.3万円 | 4.7% |
| 消防・救急 | 16.9億円 | 1.3万円 | 1.5万円 | 3.4% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 10.7億円 | 8,443円 | 0.8万円 | 2.2% |
| 議会 | 3.3億円 | 2,576円 | 0.3万円 | 0.7% |
| 農林水産業 | 2.0億円 | 1,596円 | 0.6万円 | 0.4% |
| 労働 | 4,736万円 | 375円 | 0.1万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
75.8億円
1人あたり 6.0万円(中央値 7.7万円)
高齢者(老人福祉費)
45.7億円
1人あたり 3.6万円(中央値 3.3万円)
障害者など(社会福祉費)
74.1億円
1人あたり 5.9万円(中央値 6.3万円)
生活保護
14.6億円
1人あたり 1.2万円(中央値 2.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 46.9% が義務的経費です。
人件費
6.0万円
扶助費
11万円
公債費
1.8万円
物件費
5.5万円
補助費等
4.7万円
建設事業費
3.7万円
繰出金
3.9万円
積立金
2.4万円
維持補修費
5,694円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口10〜20万人の市の中央値(144団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 126,274 | 495億円 | 243億円 | 120億円 | 0.80 | 87.2% | — |
| 令和5年度 | 127,411 | 447億円 | 242億円 | 105億円 | 0.81 | 88.0% | — |
| 令和4年度 | 128,122 | 443億円 | 250億円 | 95.2億円 | 0.84 | 86.5% | — |
| 令和3年度 | 128,753 | 461億円 | 258億円 | 86.3億円 | 0.86 | 84.1% | — |
| 令和2年度 | 129,166 | 550億円 | 266億円 | 70.1億円 | 0.88 | 86.5% | — |
| 令和元年度 | 129,527 | 434億円 | 257億円 | 79.6億円 | 0.88 | 88.8% | — |
| 平成30年度 | 129,754 | 372億円 | 226億円 | 81.9億円 | 0.88 | 89.4% | — |
| 平成29年度 | 130,046 | 352億円 | 224億円 | 78.5億円 | 0.87 | 88.5% | — |
| 平成28年度 | 130,403 | 349億円 | 228億円 | 71.3億円 | 0.86 | 87.0% | — |
| 平成27年度 | 130,908 | 364億円 | 240億円 | 58.6億円 | 0.85 | 81.9% | — |
愛知県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。