長野県白馬村の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
白馬村の令和6年度決算は、ふるさと納税で6.3億円を受け入れるなど、同規模の村の中央値1.6億円を大きく上回る財源を確保している点が特徴です。毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率が77.3%と中央値の85.9%より低く、やりくりに余裕がある傾向がみられます。一方で、住民1人あたりの借金が55.5万円と中央値の40.2万円より多く、借金の返済に1人あたり9.5万円を充てるなど、返済負担が中央値の4.6万円より重くなっています。道路やまちづくりへの支出が1人あたり12.4万円と、中央値の6.6万円のほぼ2倍であり、インフラ投資に力を入れている状況がうかがえます。1年間に使ったお金(歳出)
77.3億円
住民1人あたり 81.1万円
借金の残高(地方債)
52.8億円
1人あたり 55.5万円
貯金の残高(基金)
31.4億円
1人あたり 33.0万円
財政力指数
0.43
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・長野県内の順位
財政力指数
0.43
全国 868位/1718・県内 29位/77(高い順)
同じ規模の中央値 0.42
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
77.3%
全国 55位/1741・県内 10位/77(低い順)
同じ規模の中央値 85.9%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
55.5万円
全国 906位/1741・県内 45位/77(低い順)
同じ規模の中央値 40.2万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
33.0万円
全国 703位/1741・県内 48位/77(高い順)
同じ規模の中央値 42.8万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率
43.3%
全国 557位/1741・県内 19位/77(高い順)
同じ規模の中央値 42.3%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)
35.7%
全国 483位/1718・県内 38位/77(高い順)
同じ規模の中央値 35.7%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 79.0億円・1人あたり 82.9万円
地方税 21.5%地方譲与税・交付金 5.2%地方交付税 31.9%国の補助金 10.0%県の補助金 5.3%借金(地方債) 4.4%寄附金 8.7%その他 13.0%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 17.0億円 | 17.9万円 | 21.5% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 4.1億円 | 4.3万円 | 5.2% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 25.2億円 | 26.4万円 | 31.9% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 7.9億円 | 8.3万円 | 10.0% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 4.2億円 | 4.4万円 | 5.3% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 3.4億円 | 3.6万円 | 4.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 6.9億円 | 7.2万円 | 8.7% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 10.3億円 | 10.8万円 | 13.0% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
6.3億円
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地方税の内訳:個人住民税 3.8億円、法人住民税 1.4億円、固定資産税 10.0億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千人以上の村の中央値(39団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
19万円
福祉(民生費)
16万円
道路・まちづくり(土木費)
12万円
借金の返済(公債費)
9.5万円
教育
7.1万円
健康・ごみ(衛生費)
5.5万円
災害の復旧
3.4万円
商工・観光
3.4万円
消防・救急
2.4万円
農林水産業
2.3万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 17.8億円 | 18.7万円 | 16.1万円 | 23.0% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 14.9億円 | 15.7万円 | 18.3万円 | 19.3% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 11.8億円 | 12.4万円 | 6.6万円 | 15.3% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 9.1億円 | 9.5万円 | 4.6万円 | 11.7% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 6.8億円 | 7.1万円 | 8.6万円 | 8.7% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 5.2億円 | 5.5万円 | 5.2万円 | 6.7% |
| 災害の復旧 | 3.3億円 | 3.4万円 | 0.0万円 | 4.2% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 3.2億円 | 3.4万円 | 1.9万円 | 4.2% |
| 消防・救急 | 2.3億円 | 2.4万円 | 3.0万円 | 3.0% |
| 農林水産業 | 2.2億円 | 2.3万円 | 3.8万円 | 2.8% |
| 議会 | 7,524万円 | 7,899円 | 0.9万円 | 1.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
5.4億円
1人あたり 5.7万円(中央値 7.3万円)
高齢者(老人福祉費)
3.7億円
1人あたり 3.9万円(中央値 3.7万円)
障害者など(社会福祉費)
5.8億円
1人あたり 6.1万円(中央値 7.2万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 31.9% が義務的経費です。
人件費
11万円
扶助費
5.1万円
公債費
9.5万円
物件費
14万円
補助費等
17万円
建設事業費
3.4万円
繰出金
4.1万円
積立金
6.4万円
維持補修費
7.0万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千人以上の村の中央値(39団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千人以上の村の中央値(39団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千人以上の村の中央値(39団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 9,525 | 77.3億円 | 52.8億円 | 31.4億円 | 0.43 | 77.3% | — |
| 令和5年度 | 9,159 | 69.2億円 | 58.3億円 | 30.5億円 | 0.42 | 80.1% | — |
| 令和4年度 | 8,782 | 67.0億円 | 61.9億円 | 27.6億円 | 0.42 | 79.2% | — |
| 令和3年度 | 8,513 | 68.5億円 | 67.6億円 | 22.8億円 | 0.44 | 74.3% | — |
| 令和2年度 | 8,655 | 75.2億円 | 71.2億円 | 18.6億円 | 0.45 | 77.0% | — |
| 令和元年度 | 9,484 | 63.1億円 | 71.4億円 | 16.1億円 | 0.45 | 84.8% | — |
| 平成30年度 | 9,447 | 69.8億円 | 70.0億円 | 15.0億円 | 0.45 | 81.2% | — |
| 平成29年度 | 9,244 | 62.2億円 | 62.9億円 | 15.9億円 | 0.45 | 76.6% | — |
| 平成28年度 | 9,229 | 74.5億円 | 57.7億円 | 14.6億円 | 0.45 | 76.2% | — |
| 平成27年度 | 9,324 | 71.8億円 | 54.1億円 | 11.8億円 | 0.44 | 80.1% | — |
白馬村の村長と選挙
次の村長選挙
2030年8月6日 任期満了
選挙は、ふつう任期満了日の前30日以内に行われます。 任期満了まであと1,380日。
就任日から計算した目安です。辞職などで早まることがあります。正式な日程は白馬村の選挙管理委員会の発表をご確認ください。
就任してからの数字の動き
令和4年度(就任した年度) → 令和6年度
| 1人あたりの借金 | 70.5万円 → 55.5万円 |
| 1人あたりの貯金 | 31.4万円 → 33.0万円 |
| 経常収支比率 | 79.2% → 77.3% |
| 財政力指数 | 0.42 → 0.43 |
財政の数字は、国の制度や景気、災害なども影響します。首長だけで決まるものではありません。
長野県の人口が近い村と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。