長野県筑北村の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
筑北村は同じ規模の村と比べて、貯金が借金を上回る珍しい財政状況にあります。住民1人あたりの貯金は150.6万円で中央値の99.5万円を大きく上回る一方、借金は93.9万円で中央値の105.4万円より少なく、差し引きで56.8万円の黒字です。毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は79.5%と中央値の86.1%より良好で、財政の余裕がうかがえます。ただし自主財源比率が17.8%と中央値の29.5%を大きく下回っており、村税などの自前の収入が限定的なため、地方交付税に依存する構造が続いています。1年間に使ったお金(歳出)
51.6億円
住民1人あたり 129.8万円
借金の残高(地方債)
37.3億円
1人あたり 93.9万円
貯金の残高(基金)
59.9億円
1人あたり 150.6万円
財政力指数
0.16
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・長野県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.16
全国 1565位/1718・県内 67位/77(高い順)
同じ規模の中央値 0.21
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
79.5%
全国 101位/1741・県内 18位/77(低い順)
同じ規模の中央値 86.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
93.9万円
全国 1331位/1741・県内 55位/77(低い順)
同じ規模の中央値 105.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
150.6万円
全国 123位/1741・県内 14位/77(高い順)
同じ規模の中央値 99.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より注意
17.8%
全国 1702位/1741・県内 76位/77(高い順)
同じ規模の中央値 29.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
135.3%
全国 21位/1718・県内 2位/77(高い順)
同じ規模の中央値 47.5%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 54.0億円・1人あたり 135.9万円
地方税 7.2%地方譲与税・交付金 3.7%地方交付税 50.7%国の補助金 7.0%県の補助金 4.7%借金(地方債) 16.1%寄附金 1.0%その他 9.6%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 3.9億円 | 9.8万円 | 7.2% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 2.0億円 | 5.0万円 | 3.7% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 27.4億円 | 68.9万円 | 50.7% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 3.8億円 | 9.5万円 | 7.0% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 2.6億円 | 6.4万円 | 4.7% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 8.7億円 | 21.9万円 | 16.1% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 5,605万円 | 1.4万円 | 1.0% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 5.2億円 | 13.1万円 | 9.6% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
5,525万円
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地方税の内訳:個人住民税 1.4億円、法人住民税 1,178万円、固定資産税 1.9億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口2千〜5千人の村の中央値(66団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
38万円
福祉(民生費)
25万円
道路・まちづくり(土木費)
20万円
借金の返済(公債費)
12万円
教育
8.5万円
農林水産業
7.9万円
健康・ごみ(衛生費)
5.8万円
商工・観光
4.2万円
消防・救急
3.9万円
災害の復旧
3.7万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 15.2億円 | 38.3万円 | 31.9万円 | 29.5% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 9.8億円 | 24.8万円 | 24.0万円 | 19.1% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 7.8億円 | 19.6万円 | 13.6万円 | 15.1% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 4.7億円 | 11.7万円 | 12.5万円 | 9.1% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 3.4億円 | 8.5万円 | 12.9万円 | 6.5% |
| 農林水産業 | 3.1億円 | 7.9万円 | 10.5万円 | 6.1% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 2.3億円 | 5.8万円 | 8.6万円 | 4.5% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 1.7億円 | 4.2万円 | 4.6万円 | 3.3% |
| 消防・救急 | 1.6億円 | 3.9万円 | 5.3万円 | 3.0% |
| 災害の復旧 | 1.5億円 | 3.7万円 | 0.2万円 | 2.8% |
| 議会 | 5,271万円 | 1.3万円 | 1.8万円 | 1.0% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
2.2億円
1人あたり 5.6万円(中央値 7.0万円)
高齢者(老人福祉費)
2.5億円
1人あたり 6.4万円(中央値 6.4万円)
障害者など(社会福祉費)
5.1億円
1人あたり 12.8万円(中央値 9.8万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 33.6% が義務的経費です。
人件費
22万円
扶助費
9.7万円
公債費
12万円
物件費
17万円
補助費等
15万円
建設事業費
23万円
繰出金
9.2万円
積立金
16万円
維持補修費
2.0万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口2千〜5千人の村の中央値(66団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口2千〜5千人の村の中央値(66団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口2千〜5千人の村の中央値(66団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 3,976 | 51.6億円 | 37.3億円 | 59.9億円 | 0.16 | 79.5% | — |
| 令和5年度 | 4,044 | 53.2億円 | 33.2億円 | 55.3億円 | 0.16 | 81.6% | — |
| 令和4年度 | 4,175 | 52.5億円 | 31.7億円 | 51.6億円 | 0.16 | 76.4% | — |
| 令和3年度 | 4,270 | 48.4億円 | 31.6億円 | 44.1億円 | 0.16 | 74.6% | — |
| 令和2年度 | 4,328 | 55.3億円 | 35.2億円 | 41.6億円 | 0.16 | 79.8% | — |
| 令和元年度 | 4,432 | 49.4億円 | 36.5億円 | 39.8億円 | 0.16 | 80.8% | — |
| 平成30年度 | 4,576 | 42.8億円 | 36.8億円 | 40.7億円 | 0.16 | 80.9% | — |
| 平成29年度 | 4,708 | 43.9億円 | 39.4億円 | 40.5億円 | 0.16 | 78.4% | — |
| 平成28年度 | 4,790 | 48.9億円 | 41.1億円 | 38.5億円 | 0.17 | 76.6% | — |
| 平成27年度 | 4,893 | 48.2億円 | 41.9億円 | 36.2億円 | 0.17 | 72.9% | — |
長野県の人口が近い村と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。