長野県平谷村の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
平谷村は人口377人と極めて小規模ですが、同じ規模の村と比べて毎年決まって出ていくお金の重さが79.1%と低く、財政的な余裕が比較的ある状況です。住民1人あたりの借金は128.9万円で中央値の225.4万円を大きく下回り、貯金は197.5万円でほぼ同等のため、借金から貯金を差し引いた額が中央値の46.1万円に対してマイナス68.5万円となっており、全体として返済余力が強いといえます。一方、役所の運営費や商工・観光の支出が中央値を上回る一方で、福祉への支出は抑制気味です。過去9年間で住民1人あたりの借金は219.9万円から128.9万円に減少する等、借金削減に向けた取り組みが進んでいます。1年間に使ったお金(歳出)
14.4億円
住民1人あたり 382.7万円
借金の残高(地方債)
4.9億円
1人あたり 128.9万円
貯金の残高(基金)
7.4億円
1人あたり 197.5万円
財政力指数
0.14
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・長野県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.14
全国 1629位/1718・県内 71位/77(高い順)
同じ規模の中央値 0.13
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
79.1%
全国 95位/1741・県内 16位/77(低い順)
同じ規模の中央値 88.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
128.9万円
全国 1493位/1741・県内 61位/77(低い順)
同じ規模の中央値 225.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)
197.5万円
全国 73位/1741・県内 9位/77(高い順)
同じ規模の中央値 199.0万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
26.8%
全国 1434位/1741・県内 63位/77(高い順)
同じ規模の中央値 25.1%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
67.8%
全国 122位/1718・県内 13位/77(高い順)
同じ規模の中央値 62.7%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 15.2億円・1人あたり 402.7万円
地方税 5.5%地方譲与税・交付金 2.4%地方交付税 45.0%国の補助金 15.4%県の補助金 2.0%借金(地方債) 8.4%寄附金 0.2%その他 21.0%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 8,368万円 | 22.2万円 | 5.5% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 3,641万円 | 9.7万円 | 2.4% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 6.8億円 | 181.2万円 | 45.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 2.3億円 | 62.0万円 | 15.4% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 3,021万円 | 8.0万円 | 2.0% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 1.3億円 | 34.0万円 | 8.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 364万円 | 9,658円 | 0.2% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 3.2億円 | 84.6万円 | 21.0% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
169万円
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地方税の内訳:個人住民税 1,446万円、法人住民税 260万円、固定資産税 5,848万円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口2千人未満の村の中央値(78団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
154万円
健康・ごみ(衛生費)
41万円
道路・まちづくり(土木費)
32万円
商工・観光
32万円
教育
29万円
福祉(民生費)
28万円
農林水産業
28万円
借金の返済(公債費)
25万円
消防・救急
7.8万円
議会
5.9万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 5.8億円 | 153.9万円 | 63.2万円 | 40.2% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 1.5億円 | 40.7万円 | 21.4万円 | 10.6% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 1.2億円 | 32.1万円 | 28.0万円 | 8.4% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 1.2億円 | 31.7万円 | 13.7万円 | 8.3% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 1.1億円 | 28.6万円 | 21.3万円 | 7.5% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 1.1億円 | 28.4万円 | 34.1万円 | 7.4% |
| 農林水産業 | 1.1億円 | 28.1万円 | 22.3万円 | 7.3% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 9,604万円 | 25.5万円 | 25.4万円 | 6.7% |
| 消防・救急 | 2,942万円 | 7.8万円 | 9.2万円 | 2.0% |
| 議会 | 2,241万円 | 5.9万円 | 3.9万円 | 1.6% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
2,970万円
1人あたり 7.9万円(中央値 7.6万円)
高齢者(老人福祉費)
4,100万円
1人あたり 10.9万円(中央値 9.8万円)
障害者など(社会福祉費)
3,642万円
1人あたり 9.7万円(中央値 15.0万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 23.6% が義務的経費です。
人件費
59万円
扶助費
5.7万円
公債費
25万円
物件費
63万円
補助費等
119万円
建設事業費
85万円
繰出金
10万円
積立金
13万円
維持補修費
3.1万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口2千人未満の村の中央値(78団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口2千人未満の村の中央値(78団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口2千人未満の村の中央値(78団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 377 | 14.4億円 | 4.9億円 | 7.4億円 | 0.14 | 79.1% | — |
| 令和5年度 | 375 | 10.1億円 | 4.5億円 | 8.0億円 | 0.14 | 80.7% | — |
| 令和4年度 | 386 | 10.8億円 | 5.0億円 | 8.6億円 | 0.15 | 85.6% | — |
| 令和3年度 | 389 | 10.0億円 | 5.4億円 | 8.2億円 | 0.16 | 69.8% | — |
| 令和2年度 | 394 | 11.5億円 | 5.7億円 | 7.7億円 | 0.17 | 78.2% | — |
| 令和元年度 | 401 | 8.8億円 | 6.8億円 | 9.6億円 | 0.16 | 74.8% | — |
| 平成30年度 | 414 | 8.1億円 | 6.6億円 | 10.2億円 | 0.16 | 74.3% | — |
| 平成29年度 | 433 | 10.8億円 | 6.5億円 | 9.9億円 | 0.15 | 76.6% | — |
| 平成28年度 | 450 | 11.8億円 | 7.0億円 | 10.8億円 | 0.14 | 68.6% | — |
| 平成27年度 | 473 | 9.7億円 | 10.4億円 | 12.8億円 | 0.13 | 64.8% | — |
長野県の人口が近い村と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。