長野県長和町の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
長和町の令和6年度決算から見えてくる財政状況をお伝えします。同じ規模の町と比べて、住民1人あたりの借金が98.9万円と多く、貯金の49.6万円を差し引くと49.3万円の負債超過となっており、これは中央値34.1万円よりも大きくなっています。一方、毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は86.7%と中央値89.1%より良好であり、借金返済に充てる公債費は1人あたり12.8万円と中央値9.4万円より多くなっています。また、健康・ごみ関連の支出が1人あたり19.4万円と中央値8.8万円の2倍以上と特に高く、建設事業費の割合が7.5%と中央値14.0%の半分程度と低いのが特徴です。なお、2015年度から2024年度にかけて人口が6,489人から5,514人へと減少する中で、1人あたりの借金は107.7万円から98.9万円へ低下しています。
1年間に使ったお金(歳出)
61.1億円
住民1人あたり 110.8万円
借金の残高(地方債)
54.6億円
1人あたり 98.9万円
貯金の残高(基金)
27.4億円
1人あたり 49.6万円
財政力指数
0.22
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・長野県内の順位
財政力指数同規模より注意
0.22
全国 1418位/1718・県内 58位/77(高い順)
同じ規模の中央値 0.27
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
86.7%
全国 383位/1741・県内 44位/77(低い順)
同じ規模の中央値 89.1%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より注意
98.9万円
全国 1356位/1741・県内 57位/77(低い順)
同じ規模の中央値 85.9万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
49.6万円
全国 464位/1741・県内 36位/77(高い順)
同じ規模の中央値 46.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率
30.1%
全国 1251位/1741・県内 52位/77(高い順)
同じ規模の中央値 30.5%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)
32.6%
全国 566位/1718・県内 41位/77(高い順)
同じ規模の中央値 31.1%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 62.8億円・1人あたり 113.9万円
地方税 11.2%地方譲与税・交付金 4.6%地方交付税 49.4%国の補助金 7.1%県の補助金 3.8%借金(地方債) 5.0%寄附金 0.2%その他 18.6%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 7.1億円 | 12.8万円 | 11.2% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 2.9億円 | 5.2万円 | 4.6% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 31.0億円 | 56.3万円 | 49.4% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 4.5億円 | 8.1万円 | 7.1% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 2.4億円 | 4.3万円 | 3.8% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 3.1億円 | 5.7万円 | 5.0% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 1,496万円 | 2,713円 | 0.2% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 11.7億円 | 21.2万円 | 18.6% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
1,296万円
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地方税の内訳:個人住民税 2.0億円、法人住民税 1,779万円、固定資産税 4.2億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
23万円
健康・ごみ(衛生費)
19万円
役所の運営(総務費)
19万円
借金の返済(公債費)
13万円
教育
9.9万円
商工・観光
8.8万円
道路・まちづくり(土木費)
6.5万円
農林水産業
6.0万円
消防・救急
4.0万円
議会
1.1万円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 12.9億円 | 23.3万円 | 22.4万円 | 21.1% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 10.7億円 | 19.4万円 | 8.8万円 | 17.5% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 10.5億円 | 19.0万円 | 19.0万円 | 17.2% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 7.0億円 | 12.8万円 | 9.4万円 | 11.5% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 5.4億円 | 9.9万円 | 9.8万円 | 8.9% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 4.8億円 | 8.8万円 | 2.7万円 | 7.9% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 3.6億円 | 6.5万円 | 10.1万円 | 5.8% |
| 農林水産業 | 3.3億円 | 6.0万円 | 6.2万円 | 5.4% |
| 消防・救急 | 2.2億円 | 4.0万円 | 3.9万円 | 3.6% |
| 議会 | 5,878万円 | 1.1万円 | 1.0万円 | 1.0% |
| 災害の復旧 | 324万円 | 587円 | 0.2万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
3.9億円
1人あたり 7.0万円(中央値 6.8万円)
高齢者(老人福祉費)
3.5億円
1人あたり 6.3万円(中央値 6.1万円)
障害者など(社会福祉費)
5.5億円
1人あたり 10.1万円(中央値 9.0万円)
生活保護
0円
1人あたり 0円(中央値 0.0万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 35.2% が義務的経費です。
人件費
18万円
扶助費
8.7万円
公債費
13万円
物件費
20万円
補助費等
31万円
建設事業費
8.3万円
繰出金
8.1万円
積立金
1.4万円
維持補修費
1.6万円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5千〜1万人の町の中央値(210団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 5,514 | 61.1億円 | 54.6億円 | 27.4億円 | 0.22 | 86.7% | — |
| 令和5年度 | 5,605 | 58.3億円 | 58.4億円 | 29.3億円 | 0.22 | 85.7% | — |
| 令和4年度 | 5,738 | 71.1億円 | 62.0億円 | 32.5億円 | 0.22 | 81.4% | — |
| 令和3年度 | 5,815 | 66.4億円 | 63.5億円 | 30.7億円 | 0.23 | 82.7% | — |
| 令和2年度 | 5,887 | 74.0億円 | 65.8億円 | 30.4億円 | 0.23 | 87.3% | — |
| 令和元年度 | 5,995 | 62.4億円 | 66.5億円 | 35.5億円 | 0.23 | 91.2% | — |
| 平成30年度 | 6,124 | 56.8億円 | 65.1億円 | 40.6億円 | 0.23 | 91.2% | — |
| 平成29年度 | 6,223 | 62.5億円 | 68.0億円 | 43.3億円 | 0.23 | 91.8% | — |
| 平成28年度 | 6,348 | 57.2億円 | 68.2億円 | 47.2億円 | 0.23 | 90.6% | — |
| 平成27年度 | 6,489 | 67.0億円 | 69.9億円 | 48.3億円 | 0.23 | 79.0% | — |
長和町の町長と選挙
次の町長選挙
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出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。