山梨県富士吉田市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
富士吉田市は、同じ規模のまちと比べて財政力が大きく強く、自分たちで使えるお金が十分にあるのが特徴です。地方税の収入が1人あたり14.8万円と中央値の12.9万円を上回り、自主財源比率も68.3%と他のまちの36.6%の倍近くになっています。また、借金の額が1人あたり37.4万円と、中央値の53.4万円より少なく、貯金にあたる基金も多く積み立てられており、借金と貯金の差は4,772円とほぼ帳尻が合っています。一方で、役所の運営費が1人あたり35.3万円と、中央値の9.5万円と比べて大幅に多くなっており、総務費の使い方が大きな特徴となっています。1年間に使ったお金(歳出)
385億円
住民1人あたり 83.0万円
借金の残高(地方債)
174億円
1人あたり 37.4万円
貯金の残高(基金)
171億円
1人あたり 37.0万円
財政力指数
0.67
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・山梨県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.67
全国 410位/1718・県内 6位/27(高い順)
同じ規模の中央値 0.46
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率同規模より良い
86.4%
全国 362位/1741・県内 8位/27(低い順)
同じ規模の中央値 93.6%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
37.4万円
全国 532位/1741・県内 8位/27(低い順)
同じ規模の中央値 53.4万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より良い
37.0万円
全国 631位/1741・県内 11位/27(高い順)
同じ規模の中央値 21.5万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
68.3%
全国 29位/1741・県内 2位/27(高い順)
同じ規模の中央値 36.6%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)同規模より良い
31.6%
全国 591位/1718・県内 12位/27(高い順)
同じ規模の中央値 22.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 409億円・1人あたり 88.3万円
地方税 16.8%地方譲与税・交付金 5.3%地方交付税 9.3%国の補助金 10.2%県の補助金 3.6%借金(地方債) 3.4%寄附金 24.9%その他 26.6%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 68.7億円 | 14.8万円 | 16.8% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 21.7億円 | 4.7万円 | 5.3% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 38.0億円 | 8.2万円 | 9.3% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 41.8億円 | 9.0万円 | 10.2% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 14.6億円 | 3.1万円 | 3.6% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 13.8億円 | 3.0万円 | 3.4% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 102億円 | 22.0万円 | 24.9% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 109億円 | 23.5万円 | 26.6% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
101億円
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地方税の内訳:個人住民税 25.7億円、法人住民税 5.5億円、固定資産税 29.0億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
役所の運営(総務費)
35万円
福祉(民生費)
18万円
健康・ごみ(衛生費)
8.2万円
道路・まちづくり(土木費)
6.5万円
教育
6.2万円
借金の返済(公債費)
3.5万円
消防・救急
1.8万円
商工・観光
1.5万円
農林水産業
1.3万円
議会
4,156円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 164億円 | 35.3万円 | 9.5万円 | 42.6% |
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 83.6億円 | 18.0万円 | 20.5万円 | 21.7% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 38.1億円 | 8.2万円 | 5.4万円 | 9.9% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 30.2億円 | 6.5万円 | 5.6万円 | 7.9% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 28.7億円 | 6.2万円 | 6.5万円 | 7.5% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 16.4億円 | 3.5万円 | 5.6万円 | 4.3% |
| 消防・救急 | 8.3億円 | 1.8万円 | 2.5万円 | 2.2% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 7.2億円 | 1.5万円 | 1.6万円 | 1.9% |
| 農林水産業 | 6.3億円 | 1.3万円 | 2.4万円 | 1.6% |
| 議会 | 1.9億円 | 4,156円 | 0.5万円 | 0.5% |
| 労働 | 3,420万円 | 738円 | 0.0万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
33.5億円
1人あたり 7.2万円(中央値 7.5万円)
高齢者(老人福祉費)
15.0億円
1人あたり 3.2万円(中央値 4.4万円)
障害者など(社会福祉費)
29.2億円
1人あたり 6.3万円(中央値 7.0万円)
生活保護
5.8億円
1人あたり 1.3万円(中央値 1.5万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 29.5% が義務的経費です。
人件費
10.0万円
扶助費
11万円
公債費
3.5万円
物件費
22万円
補助費等
7.7万円
建設事業費
8.6万円
繰出金
3.9万円
積立金
15万円
維持補修費
7,024円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口3〜5万人の市の中央値(175団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 46,364 | 385億円 | 174億円 | 171億円 | 0.67 | 86.4% | — |
| 令和5年度 | 46,770 | 345億円 | 176億円 | 133億円 | 0.66 | 83.2% | — |
| 令和4年度 | 47,298 | 335億円 | 174億円 | 133億円 | 0.67 | 81.6% | — |
| 令和3年度 | 47,744 | 318億円 | 181億円 | 115億円 | 0.69 | 82.2% | — |
| 令和2年度 | 48,183 | 332億円 | 181億円 | 93.1億円 | 0.71 | 82.1% | — |
| 令和元年度 | 48,580 | 251億円 | 178億円 | 80.7億円 | 0.70 | 82.9% | — |
| 平成30年度 | 49,150 | 216億円 | 165億円 | 68.8億円 | 0.70 | 83.0% | — |
| 平成29年度 | 49,598 | 207億円 | 160億円 | 59.5億円 | 0.68 | 84.8% | — |
| 平成28年度 | 50,046 | 223億円 | 160億円 | 50.9億円 | 0.66 | 88.5% | — |
| 平成27年度 | 50,446 | 203億円 | 156億円 | 50.0億円 | 0.65 | 86.5% | — |
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出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。