石川県野々市市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
野々市市は、同じ規模のまちと比べて税収に恵まれており、財政力指数が0.78と中央値0.64を上回っています。毎年決まって出ていくお金の重さを示す経常収支比率は93.9%と中央値94.0%とほぼ同じで、財政運営は安定しています。特に子どもへの支出は住民1人あたり10.0万円と中央値7.8万円を大きく上回り、教育費も9.6万円で中央値5.7万円の約1.7倍に達しており、子どもや教育に重点を置く姿勢が特徴です。一方、貯金にあたる基金残高は8.0万円で中央値12.7万円より少なく、役所運営費も1人あたり4.0万円と中央値6.9万円より効率的に抑えられています。1年間に使ったお金(歳出)
244億円
住民1人あたり 44.7万円
借金の残高(地方債)
189億円
1人あたり 34.7万円
貯金の残高(基金)
43.4億円
1人あたり 8.0万円
財政力指数
0.78
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・石川県内の順位
財政力指数同規模より良い
0.78
全国 236位/1718・県内 2位/19(高い順)
同じ規模の中央値 0.64
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
93.9%
全国 1182位/1741・県内 12位/19(低い順)
同じ規模の中央値 94.0%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
34.7万円
全国 458位/1741・県内 1位/19(低い順)
同じ規模の中央値 38.3万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
8.0万円
全国 1549位/1741・県内 16位/19(高い順)
同じ規模の中央値 12.7万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率
42.9%
全国 574位/1741・県内 2位/19(高い順)
同じ規模の中央値 43.4%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)
18.3%
全国 1197位/1718・県内 15位/19(高い順)
同じ規模の中央値 18.8%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 250億円・1人あたり 45.9万円
地方税 34.6%地方譲与税・交付金 9.3%地方交付税 10.8%国の補助金 19.1%県の補助金 7.2%借金(地方債) 10.6%寄附金 0.5%その他 7.8%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 86.8億円 | 15.9万円 | 34.6% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 23.4億円 | 4.3万円 | 9.3% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 27.2億円 | 5.0万円 | 10.8% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 47.8億円 | 8.8万円 | 19.1% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 18.0億円 | 3.3万円 | 7.2% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 26.6億円 | 4.9万円 | 10.6% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 1.3億円 | 2,385円 | 0.5% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 19.4億円 | 3.6万円 | 7.8% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
1.2億円
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地方税の内訳:個人住民税 32.0億円、法人住民税 4.9億円、固定資産税 37.6億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
19万円
教育
9.6万円
役所の運営(総務費)
4.0万円
借金の返済(公債費)
3.4万円
道路・まちづくり(土木費)
3.2万円
健康・ごみ(衛生費)
2.6万円
消防・救急
1.4万円
商工・観光
9,671円
議会
3,192円
農林水産業
2,109円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 104億円 | 19.0万円 | 19.5万円 | 42.4% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 52.5億円 | 9.6万円 | 5.7万円 | 21.5% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 21.6億円 | 4.0万円 | 6.9万円 | 8.8% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 18.3億円 | 3.4万円 | 3.9万円 | 7.5% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 17.6億円 | 3.2万円 | 4.4万円 | 7.2% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 14.1億円 | 2.6万円 | 4.0万円 | 5.8% |
| 消防・救急 | 7.8億円 | 1.4万円 | 1.8万円 | 3.2% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 5.3億円 | 9,671円 | 0.9万円 | 2.2% |
| 議会 | 1.7億円 | 3,192円 | 0.3万円 | 0.7% |
| 農林水産業 | 1.2億円 | 2,109円 | 0.9万円 | 0.5% |
| 労働 | 3,387万円 | 620円 | 0.0万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
54.5億円
1人あたり 10.0万円(中央値 7.8万円)
高齢者(老人福祉費)
12.7億円
1人あたり 2.3万円(中央値 3.5万円)
障害者など(社会福祉費)
26.9億円
1人あたり 4.9万円(中央値 6.4万円)
生活保護
8.9億円
1人あたり 1.6万円(中央値 1.7万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 48.5% が義務的経費です。
人件費
5.5万円
扶助費
13万円
公債費
3.4万円
物件費
6.3万円
補助費等
5.1万円
建設事業費
7.5万円
繰出金
2.6万円
積立金
8,953円
維持補修費
6,273円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口5〜10万人の市の中央値(234団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 54,583 | 244億円 | 189億円 | 43.4億円 | 0.78 | 93.9% | — |
| 令和5年度 | 54,163 | 214億円 | 180億円 | 42.1億円 | 0.78 | 94.0% | — |
| 令和4年度 | 54,130 | 206億円 | 190億円 | 41.7億円 | 0.81 | 94.9% | — |
| 令和3年度 | 53,981 | 211億円 | 200億円 | 38.2億円 | 0.83 | 89.8% | — |
| 令和2年度 | 53,563 | 252億円 | 202億円 | 33.7億円 | 0.85 | 96.0% | — |
| 令和元年度 | 52,912 | 177億円 | 206億円 | 34.9億円 | 0.85 | 97.1% | — |
| 平成30年度 | 52,610 | 195億円 | 211億円 | 36.8億円 | 0.84 | 95.8% | — |
| 平成29年度 | 52,148 | 214億円 | 207億円 | 43.0億円 | 0.83 | 93.9% | — |
| 平成28年度 | 51,821 | 178億円 | 194億円 | 47.1億円 | 0.82 | 91.0% | — |
| 平成27年度 | 51,637 | 168億円 | 193億円 | 47.8億円 | 0.81 | 86.0% | — |
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出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。