神奈川県藤沢市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
藤沢市は同規模の市の中で、財政力指数が1.08と高く、自主財源比率が59.4%と平均を上回るなど、経営の自由度が大きいことが特徴です。住民1人あたりの借金は17.3万円で、同規模市の中央値32.2万円の半分以下にとどまり、借金と貯金の差も12.3万円と低い水準にあります。一方、住民1人あたりの地方税19.5万円は中央値16.5万円を上回るなど、徴税力の強さがうかがえます。福祉や教育、建設事業などへの支出が同規模市より少なめで、歳出全体も39.5万円と中央値46.3万円を下回っており、引き締まった家計運営をしています。1年間に使ったお金(歳出)
1,759億円
住民1人あたり 39.5万円
借金の残高(地方債)
768億円
1人あたり 17.3万円
貯金の残高(基金)
220億円
1人あたり 4.9万円
財政力指数
1.08
1以上は普通交付税なし
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・神奈川県内の順位
財政力指数同規模より良い
1.08
全国 53位/1718・県内 5位/33(高い順)
同じ規模の中央値 0.81
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
94.9%
全国 1313位/1741・県内 11位/33(低い順)
同じ規模の中央値 94.9%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
17.3万円
全国 91位/1741・県内 8位/33(低い順)
同じ規模の中央値 32.2万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)同規模より注意
4.9万円
全国 1681位/1741・県内 25位/33(高い順)
同じ規模の中央値 7.1万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率同規模より良い
59.4%
全国 90位/1741・県内 8位/33(高い順)
同じ規模の中央値 47.6%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)
12.0%
全国 1514位/1718・県内 25位/33(高い順)
同じ規模の中央値 12.5%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 1,831億円・1人あたり 41.1万円
地方税 47.4%地方譲与税・交付金 9.7%地方交付税 0.0%国の補助金 20.2%県の補助金 6.5%借金(地方債) 4.1%寄附金 0.5%その他 11.5%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 868億円 | 19.5万円 | 47.4% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 177億円 | 4.0万円 | 9.7% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 6,358万円 | 143円 | 0.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 371億円 | 8.3万円 | 20.2% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 119億円 | 2.7万円 | 6.5% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 75.6億円 | 1.7万円 | 4.1% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 9.1億円 | 2,055円 | 0.5% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 211億円 | 4.7万円 | 11.5% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
6.6億円
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地方税の内訳:個人住民税 355億円、法人住民税 56.4億円、固定資産税 336億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
19万円
道路・まちづくり(土木費)
4.3万円
教育
4.2万円
役所の運営(総務費)
4.1万円
健康・ごみ(衛生費)
3.9万円
借金の返済(公債費)
2.2万円
消防・救急
1.4万円
商工・観光
4,495円
議会
1,498円
農林水産業
1,133円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 828億円 | 18.6万円 | 20.0万円 | 47.1% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 189億円 | 4.3万円 | 4.2万円 | 10.8% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 188億円 | 4.2万円 | 5.2万円 | 10.7% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 184億円 | 4.1万円 | 4.4万円 | 10.5% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 174億円 | 3.9万円 | 3.7万円 | 9.9% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 98.3億円 | 2.2万円 | 3.3万円 | 5.6% |
| 消防・救急 | 60.9億円 | 1.4万円 | 1.4万円 | 3.5% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 20.0億円 | 4,495円 | 0.7万円 | 1.1% |
| 議会 | 6.7億円 | 1,498円 | 0.2万円 | 0.4% |
| 農林水産業 | 5.0億円 | 1,133円 | 0.4万円 | 0.3% |
| 労働 | 4.2億円 | 948円 | 0.1万円 | 0.2% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
324億円
1人あたり 7.3万円(中央値 7.8万円)
高齢者(老人福祉費)
120億円
1人あたり 2.7万円(中央値 3.4万円)
障害者など(社会福祉費)
274億円
1人あたり 6.2万円(中央値 6.1万円)
生活保護
110億円
1人あたり 2.5万円(中央値 2.9万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 55.4% が義務的経費です。
人件費
6.8万円
扶助費
13万円
公債費
2.2万円
物件費
7.0万円
補助費等
2.8万円
建設事業費
3.1万円
繰出金
3.3万円
積立金
7,996円
維持補修費
2,884円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 445,041 | 1,759億円 | 768億円 | 220億円 | 1.08 | 94.9% | — |
| 令和5年度 | 445,172 | 1,693億円 | 788億円 | 238億円 | 1.05 | 92.3% | — |
| 令和4年度 | 445,177 | 1,748億円 | 822億円 | 223億円 | 1.05 | 92.6% | — |
| 令和3年度 | 443,053 | 1,771億円 | 818億円 | 200億円 | 1.06 | 92.7% | — |
| 令和2年度 | 439,416 | 2,007億円 | 795億円 | 208億円 | 1.08 | 95.5% | — |
| 令和元年度 | 436,206 | 1,520億円 | 794億円 | 192億円 | 1.06 | 92.8% | — |
| 平成30年度 | 433,526 | 1,449億円 | 772億円 | 192億円 | 1.05 | 90.5% | — |
| 平成29年度 | 430,685 | 1,530億円 | 777億円 | 156億円 | 1.05 | 89.7% | — |
| 平成28年度 | 428,612 | 1,399億円 | 698億円 | 201億円 | 1.07 | 92.0% | — |
| 平成27年度 | 426,024 | 1,370億円 | 703億円 | 198億円 | 1.05 | 92.0% | — |
神奈川県の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。