東京都町田市の財政
ひとことで言うと(AIによる要約)
町田市の財政は、自治体の経営基盤を示す財政力指数が0.93で、同規模の市の中央値0.81を大きく上回っており、自主財源が相対的に充実しています。住民1人あたりの借金が19.8万円と、中央値の32.2万円より大幅に少なく、借金から貯金を差し引いた実質的な負債も13.0万円で中央値の23.5万円の半分以下です。福祉や子育て関連の支出は同規模の市の平均を上回る一方、建設事業費は中央値の6.8%に対し同規模都市平均の10.1%より抑制されており、現在の世代への配分を重視する姿勢がうかがえます。職員数が1,000人あたり4.8人と、中央値の6.5人から大きく削減されており、効率的な行政運営が進められています。1年間に使ったお金(歳出)
1,873億円
住民1人あたり 43.5万円
借金の残高(地方債)
850億円
1人あたり 19.8万円
貯金の残高(基金)
292億円
1人あたり 6.8万円
財政力指数
0.93
1に近いほど自前の財源が多い
財政の健全さ 全国1,741市区町村での順位・東京都内の順位
財政力指数同規模より良い
0.93
全国 109位/1718・県内 14位/39(高い順)
同じ規模の中央値 0.81
この指標とは
自分の税収などで、標準的な行政サービスの費用をどれだけまかなえるか。1を超えると地方交付税(普通交付税)をもらわない「不交付団体」。
経常収支比率
93.8%
全国 1166位/1741・県内 47位/62(低い順)
同じ規模の中央値 94.9%
この指標とは
毎年必ず出ていくお金(人件費・扶助費・借金返済など)が、毎年入ってくる自由に使えるお金の何%か。高いほど新しいことに使える余裕が少ない。都市で75%・町村で70%程度が望ましいとされ、90%を超えると硬直的と言われる。
住民1人あたりの借金(地方債残高)同規模より良い
19.8万円
全国 127位/1741・県内 40位/62(低い順)
同じ規模の中央値 32.2万円
この指標とは
年度末の地方債の残高を、住民の数で割った金額。
住民1人あたりの貯金(基金残高)
6.8万円
全国 1607位/1741・県内 60位/62(高い順)
同じ規模の中央値 7.1万円
この指標とは
財政調整基金・減債基金・特定目的基金の年度末残高を、住民の数で割った金額。
自主財源比率
49.0%
全国 326位/1741・県内 16位/62(高い順)
同じ規模の中央値 47.6%
この指標とは
収入のうち、税金・使用料など、自分で集めたお金の割合。
財政調整基金の大きさ(標準財政規模比)
13.0%
全国 1460位/1718・県内 30位/39(高い順)
同じ規模の中央値 12.5%
この指標とは
自由に取り崩せる貯金(財政調整基金)が、1年の標準的な収入の何%か。10〜20%程度あると安心と言われる。
収入(歳入)の内訳 1,954億円・1人あたり 45.4万円
地方税 36.4%地方譲与税・交付金 9.3%地方交付税 3.0%国の補助金 21.2%県の補助金 14.4%借金(地方債) 3.1%寄附金 0.2%その他 12.4%
| 項目 | 金額 | 1人あたり | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地方税 住民や会社が納める税金(住民税・固定資産税など) | 711億円 | 16.5万円 | 36.4% |
| 地方譲与税・交付金 国や県が集めた税金の一部を分けてもらうお金(地方消費税交付金など) | 182億円 | 4.2万円 | 9.3% |
| 地方交付税 国が、財源の足りないまちに配るお金。使い道は自由 | 59.4億円 | 1.4万円 | 3.0% |
| 国の補助金 国から特定の事業のためにもらうお金(国庫支出金) | 414億円 | 9.6万円 | 21.2% |
| 県の補助金 都道府県から特定の事業のためにもらうお金 | 282億円 | 6.5万円 | 14.4% |
| 借金(地方債) その年に新しく借りたお金 | 59.9億円 | 1.4万円 | 3.1% |
| 寄附金 ふるさと納税など | 3.7億円 | 857円 | 0.2% |
| その他 使用料・手数料、繰入金(貯金の取り崩し)、繰越金など | 242億円 | 5.6万円 | 12.4% |
ふるさと納税令和6年度の受入額
3.5億円
町田市にふるさと納税で寄付して、返礼品を受け取れます。
※ 外部のふるさと納税サイトに移動します(広告を含みます)。
地方税の内訳:個人住民税 312億円、法人住民税 34.0億円、固定資産税 269億円
何に使ったか(目的別の支出) 住民1人あたり
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
福祉(民生費)
22万円
教育
5.3万円
役所の運営(総務費)
5.3万円
健康・ごみ(衛生費)
3.7万円
道路・まちづくり(土木費)
3.5万円
借金の返済(公債費)
1.9万円
消防・救急
1.1万円
商工・観光
2,451円
議会
1,491円
労働
551円
| 分野 | 金額 | 1人あたり | 同じ規模の中央値 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 福祉(民生費) 高齢者・子ども・障害のある人・生活保護など | 954億円 | 22.2万円 | 20.0万円 | 51.0% |
| 教育 学校、図書館・公民館、スポーツ施設など | 230億円 | 5.3万円 | 5.2万円 | 12.3% |
| 役所の運営(総務費) 庁舎の管理、税金の徴収、戸籍、選挙など | 230億円 | 5.3万円 | 4.4万円 | 12.3% |
| 健康・ごみ(衛生費) 健診・予防接種、ごみ処理など | 158億円 | 3.7万円 | 3.7万円 | 8.5% |
| 道路・まちづくり(土木費) 道路・橋、公園、下水道、公営住宅など | 149億円 | 3.5万円 | 4.2万円 | 8.0% |
| 借金の返済(公債費) 地方債の元金と利子の返済 | 81.6億円 | 1.9万円 | 3.3万円 | 4.4% |
| 消防・救急 | 48.0億円 | 1.1万円 | 1.4万円 | 2.6% |
| 商工・観光 企業誘致、商店街、観光など | 10.5億円 | 2,451円 | 0.7万円 | 0.6% |
| 議会 | 6.4億円 | 1,491円 | 0.2万円 | 0.3% |
| 労働 | 2.4億円 | 551円 | 0.1万円 | 0.1% |
| 農林水産業 | 2.3億円 | 542円 | 0.4万円 | 0.1% |
福祉(民生費)の内訳
子ども(児童福祉費)
383億円
1人あたり 8.9万円(中央値 7.8万円)
高齢者(老人福祉費)
136億円
1人あたり 3.2万円(中央値 3.4万円)
障害者など(社会福祉費)
273億円
1人あたり 6.4万円(中央値 6.1万円)
生活保護
163億円
1人あたり 3.8万円(中央値 2.9万円)
お金の性質で見た支出(性質別) 住民1人あたり
人件費・扶助費・公債費は「義務的経費」と呼ばれ、削るのが難しい支出です。このまちは歳出の 52.5% が義務的経費です。
人件費
5.6万円
扶助費
15万円
公債費
1.9万円
物件費
6.9万円
補助費等
3.9万円
建設事業費
3.0万円
繰出金
4.1万円
積立金
2.5万円
維持補修費
3,546円
10年の推移
1人あたりの借金と貯金
借金(地方債残高)貯金(基金残高)
1人あたりの歳出
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
財政力指数
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
経常収支比率
このまち人口20万人以上の市の中央値(91団体):グラフの細い線・破線
人口(住民基本台帳)
年度ごとの数字を表で見る
| 年度 | 人口 | 歳出総額 | 地方債残高 | 基金残高 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 430,170 | 1,873億円 | 850億円 | 292億円 | 0.93 | 93.8% | — |
| 令和5年度 | 430,380 | 1,787億円 | 869億円 | 284億円 | 0.93 | 94.3% | — |
| 令和4年度 | 430,831 | 1,739億円 | 906億円 | 267億円 | 0.94 | 91.2% | — |
| 令和3年度 | 430,385 | 1,916億円 | 938億円 | 230億円 | 0.95 | 86.7% | — |
| 令和2年度 | 429,152 | 2,167億円 | 875億円 | 217億円 | 0.97 | 91.9% | — |
| 令和元年度 | 428,821 | 1,543億円 | 799億円 | 191億円 | 0.97 | 93.3% | — |
| 平成30年度 | 428,685 | 1,509億円 | 755億円 | 216億円 | 0.98 | 91.3% | — |
| 平成29年度 | 428,742 | 1,481億円 | 743億円 | 186億円 | 0.98 | 90.5% | — |
| 平成28年度 | 428,572 | 1,399億円 | 742億円 | 135億円 | 0.98 | 93.7% | — |
| 平成27年度 | 426,937 | 1,429億円 | 750億円 | 120億円 | 0.97 | 90.3% | — |
東京都の人口が近い市と比べる
出典:総務省「市町村別決算状況調」(普通会計)をもとに財政ずかんが計算。1人あたりの金額は、その年度の住民基本台帳人口で割っています。数字の誤りに気づいたらお知らせください。